マクラーレン765LTスパイダー フロントフルプロテクションフィルム&GTECHNIQクリスタルセラムBLACKセラミックコーティング
2022/8/22 

常連様より新車マクラーレン765LTスパイダーをお預かりさせて頂きました。

いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。

マクラーレン 765ltスパイダー プロテクションフィルム セラミックコーティング レーシングストライプ

マクラーレンのフラッグシップモデルを更にストイック仕様に仕立てた世界限定765台のスパーカーである765ロングテール・スパイダーモデルです。

 

サーキットでの使用も視野に入れながらオーナー様と施工内容をお打合せさせて頂きました。

 

今回のご依頼内容

・ペイントプロテクションフィルム フロントフルセット

・イギリス製ハイエンドセラミックコーティング GTECHNIQクリスタルセラムBLACK

・レーシングストライプ ラッピング施工

・ロゴステッカー制作施工

 

飛び石傷などが付きやすいフロントセクションには、

ペイントプロテクションフィルム(PPF)で保護させて頂きセンター部分から後ろのセクションはイギリス製のハイエンドセラミックコーティングで保護する内容です。

もちろんコーティング・プロテクションフィルム施工前の下地処理も行います。

合わせてレーシングストライプのラッピング施工もご依頼頂きました。

 

それでは早速施工を行っていきます。

マクラーレン 765ltスパイダー 洗車

まずはエンジンルームなどに水が入るのを防ぎながら、洗車を行い砂・埃などを洗い流していきます。

新車 マクラーレン 765 カーボン スケール

新車 マクラーレン 765 細かいシミ

新車 マクラーレン 765lt スパイダー ルーフシミ

屋外ではほとんど分かりませんが随所にシミが確認出来ます。

まずはこれらのスケール(シミ)綺麗に除去していきます。

マクラーレン 765lt スケール付着 シミ付着

無機汚れには酸性のクリーナーを使用し、隅々までクリーニングしていきます。

新車でもこのようにシミや薄傷が存在します。

当店ではそれらを的確に処置してからコーティングやフィルムで保護していきます。

新車 マクラーレン 765 鉄粉除去 クレイパッド

新車 マクラーレン 鉄粉除去

続いて気になってきたのがリアセクションのザラつきです。

マフラーが上部についているため、その影響かリアセクションに鉄粉などが多く付着しております。

トラップ粘土を使用し丁寧に取り除いていきます。

ビフォー

新車 マクラーレン 765lt スパイダー ルーフシミ

アフター

マクラーレン 765lt 新車 細部仕上げ

ビフォー

新車 マクラーレン 765 細かいシミ

アフター

マクラーレン 765ltスパイダー リアバンパー 仕上げ

細部が綺麗にする=ディテイリングです。

マクラーレン 765ltスパイダー 新車 磨き 研磨

一連のクリーニングによる下地処理が完了しましたら、ここから研磨作業を行っていきます。

新車でも様々な薄傷などが存在します。それらを整えてあげる事でコーティング前でも光沢を作り出していきます。

スパイダーのルーフ部分はソリッドブラックカラーになっています。

ルーフ部分に薄傷がありますので除去していきます。

ビフォー

新車 マクラーレン 765 ルーフ薄傷

アフター

マクラーレン 765ltスパイダー 新車 薄傷除去

部分でディーラー様で磨いてきた際のコンパウンド残りなどもありますので除去します。

ビフォー

新車 マクラーレン 765 ディーラー磨き跡 マスキングテープ跡

アフター

マクラーレン 765ltスパイダー 新車細部磨き

細かなパーツが多いお車ですので、形状や大きさに応じてポリッシャーを使い分けていきます。

マクラーレン 765lt スパイダー 鏡面研磨

マクラーレン 765ltスパイダー 磨き 研磨 下地処理

1パネルづつ丁寧に確認しながら光沢を作り出していきます。

マクラーレン 765lt スパイダー テールライト磨き

マクラーレン 765lt スパイダー プロテクションフィルム施工前準備 脱脂

研磨作業が完了しましたら再度洗車を行い研磨時に出た粉などを洗い流します。

続いてペイントプロテクションフィルムの施工に移っていきます。

ペイントプロテクションフィルムは厚さ約150ミクロンのポリウレタンフィルムでボディを覆う事で、飛び石などから塗装を強固に守る施工内容です。

まずはフィルムを施工する前に脱脂やエッジ部分の処理を丁寧に行っていきます。

マクラーレン 765ltスパイダー プロテクションフィルム施工前準備 防水

プロテクションフィルムは水や施工液を大量に使用して施工します。

水が入って欲しくない部分などは予めマスカーなどで保護しておきます。

マクラーレン 765 プロテクションフィルム準備 データカット

マクラーレン765LTスパイダー用に予めデータカットしたフィルムを用意し施工していきます。

マクラーレン 765ltスパイダー プロテクションフィルム専用施工液

施工面に綺麗にしてから施工液を噴霧します。

マクラーレン 765ltスパイダー 透明ラッピングフィルム 傷防止

PPFを施工箇所にのっけます。

この際、極力塵や埃などが混入しないよう細心の注意を払いながら塗装面に施工していきます。

(塵・埃の混入ゼロは現実的に難しいですが、それを目指して施工していきます)

マクラーレン 765ltスパイダー ラッピング プロテクション 神奈川県横浜市

施工液を抜きながら塗装面にフィルムを密着させていきます。

フィルムの位置などにも注意を払いながら丁寧に施工していきます。

マクレーラン 765ltスパイダー 飛び石傷防止 ラッピングフィルム

フロントバンパーなどは形状が複雑な事がほとんどです。

データを作成したメーカーの意図を考えながらフィルムを施工していきます。

(どこから止めるのか・どこを引っ張るのか など)

マクラーレン 765ltスパイダー カーボンパーツ プロテクションフィルム

カーボンパーツも施工していきます。

マクラーレン 765ltスパイダー プロテクションフィルム 細部仕上げ 隙間

隙間の細い部分などはスキージーを使い分け密着させていきます。

マクラーレン 765ltスパイダー カーボン プロテクションフィルム ラッピング

フィルムが貼ってあるかは少し離れると分からないクオリティです。

マクラーレン 765lt スパイダー ヘッドライトプロテクションフィルム 細部

マクラーレン 765ltスパイダー 細かなパーツもプロテクションフィルム施工

ヘッドライトやダクトなどデータが存在する部分は全て施工していきます。

マクラーレン 765lt スパイダー ストライプ位置決め

マクラーレン 765lt スパイダー ロゴ位置決め

プロテクションフィルムの施工が完了しましたら、続いてラッピングフィルムを施工していきます。

今回フロントセクションはプロテクションフィルムの上からラッピングフィルムを施工します。

失敗すると先に貼ったプロテクションフィルムも駄目になりかねないので慎重に施工していきます。

位置を合わせマーキングします。

マクラーレン 765ltスパイダー カーラッピング 準備 エンブレム剥がし

フロントエンブレムは一度外し、ストライプを施工していきます。

マクラーレン 765ltスパイダー ストライプ エンブレム中 

マクラーレン 765lt スパイダー ラッピングフィルム 保護フィルム剥がし

フィルムを張り付けたら保護フィルムを丁寧に剥がしていきます。

マクラーレン 765lt スパイダー ロゴ制作

マクラーレン 765ltスパイダー レーシングストライプ カーラッピング マットブラック

いかがでしょうか?

更にレーシーな雰囲気となり、まさにレースカーです。

オーナー様の色決めやストライプの大きさなどセンス溢れる仕上がりです。

mclaren 765lt gtechniq crsytalserumblack japan

フィルム関連の施工が完了しましたら、ここからようやくコーティング施工を行っていきます。

今回使用するコーティング剤はイギリス製ハイエンドセラミックコーティングの代表格である「ジーテクニック社 クリスタルセラムBLACK」です。

塗装と共有結合する最先端ナノセラミック技術のコーティング剤です。

耐スリ傷性能はもちろんですが、鳥フンなどの耐付着物に対しても非常に耐性が御座います。

マクレーラン 765lt スパイダー gtechniq クリスタルセラムウルトラ

まずはベース層となるGTECHNIQクリスタルセラムを施工していきます。

こちのコーティング剤が塗装と結合し強力な塗装面を作り出していきます。

マクラーレン 765lt セラミックコーティング 塗布

非常にシビアなコーティング剤ですので半パネルづつ丁寧に塗布し、

ムラや拭き残しがないか確認しながら丁寧に進めていきます。

マクラーレン 765lt スパイダー マットフィルム保護

先程施工したマットブラックのラッピングフィルムが艶があがらないようマスキングで保護。

このひと手間が仕上がりに直結していきます。

マクラーレン 765lt スパイダー コーティングチェック 細部 細かくチェック

下回りや細かい部分のコーティング→チェックも怠りません。

マクラーレン 765lt スパイダー ジーテクニック eco v4

ベースコートが完了しましたら、続いてトップコートである「ジーテクニックEXO V4」を施工していきます。こちらのコーティング剤は先程のクリスタルセラムと結合し、艶感と撥水性を高める効果とベース被膜を保護する効果が御座います。

マクラーレン 765lt スパイダー セラミックコーティング トップコート仕上げ

マクラーレン 765ltスパイダー リアディフューザー セラミックコーティング 隅々までコーティング

リアディフューザーの奥の方やリアウイングの裏側など保護出来る部分は全て保護し、

全てコーティング確認用ライトでチェックし仕上げていきます。

最後にホイールや窓ガラスなどボディ全体を整え、ようやく完成となります。

仕上がった765LTスパイダーがこちらです。

マクラーレン 765ltスパイダー gtechniqセラミックコーティング フロントフルプロテクションフィルム

マクラーレン 765ltスパイダー xpek gtechniq ppf セラミックコート

マクラーレン 765ltスパイダー エクスペル フロントフルプロテクションフィルム PPF

全体のトータルクオリティを意識し施工を行わせて頂きました。

マクラーレン 765ltスパイダー 新車 プロテクションフィルム セラミックコーティング

マクラーレン 765LTスパイダー フロントフルプロテクションフィルム セラミックコーティング

この度は当店に貴重なお車の施工をお任せ頂き誠に有難う御座いました。

オーナー様にも仕上がりにご満足頂く事が出来ました。

 

誠に有難う御座いました。

 

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