神奈川県川崎市内のお客様よりメルセデスベンツC350eをお預かりさせて頂きました。
こちらのオーナー様からは5台目のご依頼となります。
いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。
珍しい新型Cクラス(W206)のプラグインハイブリットモデルであり、
ボディカラーはオパリスホワイトとなります。
今回もいつも通り外装ボディコーティングに加えお車全体のコーティング施工を承りました。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」
・ホイールコーティング
・リムプロテクター取付
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
・レザーシートコーティング(フロントセット)
・ドアカッププロテクションフィルム
それでは施工を行っていきます。
まずは洗車を行った後、ボディチェックからスタートです。
新古車となるため基本お車の状態は良好ですが、
納車前磨き時のものと思われるコンパウンド固着が数か所確認出来ます。
新車時の保護フィルムの糊残りも残ったままのようです。
ボディーカラーが白のため傷は分かりにくいですが、
ピラーのピアノブラックパーツを見ると少し色がくすんでいるのがお分かり頂けるかと思います。
車内のレザーシートも走行距離は少ない車両ですが運転席を中心に汚れているのが確認出来ます。
大凡の状態を確認出来ましたら、まずはこれらの汚れや薄傷をリセットする事からスタートです。
まずは通常の洗車だけでは綺麗にする事か出来ない細部の汚れを1か所ずつ丁寧にクリーニングしていきます。
下回り部分に多少の鉄粉付着が見られたため、トラップ粘土を使用し取り除いていきます。
下地処理クリーニングが完了しましたらマスキングテープで養生を行った後、
ポリッシャーでの塗装の磨き作業を進めていきます。
遮光を行い特殊スポットライトでボディ状態を正確に把握しながら磨いていきます。
メルセデスベンツの塗装は他社と比べても硬い塗装となりますが、硬い塗装にもしっかり対応可能で御座いますので安心してお任せ下さい。(硬い塗装の磨き得意です)
細かな箇所はミニポリッシャーを使用し隅々まで丁寧に磨き上げていきます。
ドアを開けたステップ分部も足があたり傷が付きやすい箇所です。
こちらも丁寧に修正をかけていきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ボディ部分の磨きが完了しましたら、続いて窓ガラスの磨き作業を行っていきます。
窓ガラスもコーティング前に下地を整える事で美しさを取り戻すと同時にコーティングの定着を高める事が可能となります。全ての磨き作業が完了しましたら再度洗車を行いボディ状態を一旦リセットします。
洗車が終わり乾燥が完了しましたら、ここからようやくボディコーティングとなります。
今回お選び頂いたコーティング剤は【FEYNLABセラミックULTRA】です。
当店の中ではエントリーセラミックコーティングとなりますが、
高耐久のハイグレードセラミックコーティングです。
FEYNLABセラミックULTRAは高い耐久性を持ち、耐薬品性や艶感に優れております。
こちらを1パネルづつ丁寧にコーティングを塗布していきます。
コーティングが1パネル塗り終りましたら、すぐにコーティングチェック用ライトで塗りムラや拭き残し等がないか徹底的にチェックを行います。FEYNLAbセラミックULTRAは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するためです。
サイドパネル等その他のパネルも同様のプロセスを踏み、1パネルづつ丁寧に仕上げていきます。
ドアを開けた内側部分など細かな部分も隅々までコーティングを施していきます。
ボディコーティングが完了しましたらドアカップのプロテクションフィルムを施工していきます。
事前に現行型Cクラス用データでコンピューターカットしたフィルムを使用し位置合わせを行いながら施工していきます。一見簡単そうに見える箇所ですが湾曲している箇所のため意外と施工難易度は高めです。
一見フィルムが貼ってあるのか分からない美しい仕上がりです。
これで爪などでドアカップ内が傷付いてしまうのを防ぐ事が可能です。
続いてスリックフロントガラスコーティングと窓ガラス全面コーティングを行っていきます。
スリックフロントガラスコーティングは輸入車特有のワイパービビり音を軽減しながら、フロントガラスの撥水・防汚加工を可能とした人気のオプションコーティングです。
その他の窓ガラスにはフッ素ハイブリットガラスコーティングを隅々まで塗布していきます。
窓ガラスコーティングを行う事で雨天時の視界確保や洗車時のお手入れを楽にすると同時に、シミやウロコの固着を低減する効果が御座いますのでオススメです。
続いてホイールのリムプロテクターとコーティングを施工していきます。
リムプロテクターはニュージーランド製のRimprotec製を使用します。
アメリカのSEMAショーにも出展しているメーカーであり、
海外の一部ではディーラーの純正アフターパーツとして純正採用されている商品です。
ポリマー樹脂で出来たプロテクターがリムをガリ傷から守ると同時に、
色も数色の中からお選び頂く事が可能なため少し遊び心を入れた保護を行う事も可能です。
まずは事前に隅々までクリーニングしたホイールにプライマーを施工していきます。
リムプロクターは強力な両面テープでの接着となるため強度を持たせるためです。
準備が整いましたらベースのプロテクターを施工していきます。
今回ベースカラーは3色ある中からシルバーカラーをお選び頂きました。
リムに合わせながらプロテクターを装着していきます。
ベースの取付完了です。
ベースの取付が完了しましたらインナーを施工していきます。
インナーや約10色ある中からホワイトをお選び頂きベースの中に収めていきます。
インナーも取付完了です。
取付完了したホイールがこちらです。
違和感の無い良い仕上がりです。
リムが水平になっているタイプのホイールであればどのようなホイールでも取付可能です。
リムプロテクターが完了しましたらホイールコーティングを行っていきます。
ホイールコーティング剤をスプレー工法で様々な角度からホイールに満遍なく施工していきます。
ホイールコーティングを行う事でブレーキダストの固着を低減出来るため、
輸入車オーナー様から大変好評いただいております。
外装の施工が全て完了しましたら最後に内装クリーニングとコーティング作業に入ります。
内装レザーシートコーティングも外装同様、
まずは施工箇所をクリーニングする事からスタートです。
まずは掃除機でシートの隙間にある塵やごみを吸い出し綺麗に清掃を行っていきます。
掃除機掛けが完了しましたら、続いてクリーナーを使用しレザーの表皮をクリーニングしていきます。ブラックレザーですと一見汚れは分かりにくいですが実は結構汚れていたりします。
このレザーのテカりは汚れです。
拭いただけでは綺麗になりませんが特殊クリーナーとマイクロブラシを使用しレザーの目に入った汚れを掻き出しながら綺麗にクリーニングしていきます。
新車のような綺麗なシートにリセット完了です。
クリーニングが完了しましたら、ここからレザーシートコーティングを行っていきます。
クリーニングしたレザーにコーティング剤を1か所づつ丁寧に塗り込んでいきます。
当店のレザーコーティングは見た目や風合いを変える事無くコーティングが可能です。
またコーティングしてツルツル滑ってしまうという事も御座いません。
今回はフロントセットの内容でご依頼頂いておりますので運転席・助手席のシートに加え、ハンドルやセンターコンソール、左右フロントドアトリムもコーティングで保護していきます。
コーティングしてあるのか分からない美しい仕上がりで完成です。
レザーシートコーティングはレザーの防汚性を高め繊細なレザーのお手入れを楽にする効果が御座います。また、撥水性機能や耐擦り傷機能もあるためレザーシートのお車にオススメのオプションコーティングとなります。
全てのコーティング施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。
仕上がったMersedes-Benz C350eがこちらになります。
この度も5台目のコーティングのご依頼誠に有難う御座いました。
仕上がりを見てお喜び頂く事が出来ました。
ご納車時にメンテナンスについてご案内させて頂き無事ご納車完了です。
今後とも宜しくお願い致します。
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