FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
海外在住のお客様より2024年式BMW Z4をお預かりいたしました。
日本滞在時にお乗りになられるお車のご依頼です。

昨年新車でご購入され塗装保護と同時にマットカラー化出来るマットプロテクションフィルムをボディ全体に施工したいとご相談を頂きました。事前にメール等でお打合せをさせて頂き、一時帰国のタイミングでお車をお預かりさせて頂きました。
今回の施工内容
・XPELステルスフルプロテクションフィルム(PPF)
・下地処理クリーニング&磨き処理
・幌コーティング
それでは早速施工に取り掛かって参ります。
まずはボディチェックからスタートです。



新車から1年以上経過し普段お手入れも出来ないため、スケール(水シミ)が固着してしまっております。通常の洗車では落とす事が出来ない状態です。オーナー様も綺麗になるか心配されておりました。


細かな部分まで満遍なく汚れが固着してしまっております。まずはプロテクションフィルムを施工する前に下地処理を丁寧に行い美しい塗装状態を作り出す事から始めていきます。

まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。

幌部分は中性洗剤とマイクロブラシで優しく洗浄を行います。

表面クリーニングが完了しましたら続いてドア内側など細部の洗浄を進めていきます。

洗車が完了しましたら酸性クリーナーを使用しボディに固着している水シミ(スケール)を分解除去していきます。

パーツの材質を見極めながら隅々まで丁寧にクリーニングしていきます。

酸性クリーナーでの水シミ除去が一旦完了しましたら、続いてトラップ粘土を使用し鉄粉や付着物を取り除いていきます。この作業を行う事で表面がザラザラした状態からツルツルの状態へと変化していきます。

下地処理クリーニングが完了しましたら、マスキングテープで養生を行ってから磨きの作業に入っていきます。クリーナー等では落としきれないシミや洗車傷などを磨きで除去・整えていきます。

遮光を行い特殊スポットライトで塗装面をしっかり確認しながら、丁寧に磨き上げていきます。

ピラーの部分は他のパネルと異なりピアノブラック(ソリッドブラック)となっております。材質も樹脂のため塗装が繊細です。材質や色味に合わせてバフやコンパウンドを調整しながら磨いていきます。

細かな部分はミニポリッシャーを使用し隅々まで仕立てていきます。
ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

いかがでしょうか。水シミに覆われていたボディがまるで新車のように生まれ変わりました。





綺麗な状態にリセットが完了しましたら、ここからようやくペイントプロテクションフィルム(PPF)施工を行っていきます。このようにペイントプロテクションフィルムを施工する上でも下地処理クリーニング・磨きの作業は必要です。これが新車であっても他の施工事例に記載している通り洗車傷や磨き傷・シミ固着などがあるため必要です。当店ではペイントプロテクションフィルムでもセラミックコーティングでも施工前の下地処理に力を入れております。

フィルムブースに車両を移動させましたら、フィルムを施工していきます。当店ではペイントプロテクションフィルムのリーディングカンパニーであるアメリカのXPEL(エクスペル)社の高級フィルムを使用して施工を行っております。XPEL社のDAPデータシステムを使用しフィルムを予めコンピューターカットしたものを使用し施工を行っていきます。

プロテクションフィルムの施工方法は様々な方法が御座いますが、フィルムは施工が終わったら終わりではなく数年後剥がすor貼り替えが必要になる商材です。そのため弊社の考えとしましては数年後剥がす事も考えた施工が結果的に一番良いと考えております。(施工店によってはフィルムの継ぎ目が分からないようバンパーや部品をバラバラにして施工したりする所も御座いますが、剥がす際にもまた同じように分解が必要となりリスクと費用を伴うためです)

フードは縁が目立たないようバルク施工にて行っていきます。フィルムを塗装面に乗せ縁を巻いて仕上げる事で美しい仕上がりにする事が可能となります。

ヘッドライトには通常透明タイプのXPELアルティメットプラスを使用し保護していきます。


フィルムの施工が完了しましたらエンブレム類の両面テープを再生させてからエンブレム類を取り付けていきます。剥がす際にガイドラインを作っておくためで新車時と同じ位置にエンブレムを戻す事が可能です。

PPF施工が完了しましたら最後に幌コーティングを行っていきます。使用する液剤は「セラミックプロTEXTILE」です。幌の防汚性と撥水性を高めシミ付きなどを低減する効果が御座います。

こちらをスプレー工法でしっかりと幌をコーティングしていきます。全てのフィルム・コーティング施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。仕上がったBMW Z4がこちらになります。







仕上がったお車を見てオーナー様にもお喜び頂く事が出来ました。次回帰国時にフィルム用コーティングもご用命くださいました。今後とも4C Detailを宜しくお願い致します。
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