FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
横浜市南区のお客様より2023年式BMW M4(G82)をお預かりさせて頂きました。
こちらのオーナー様からは2台目のご依頼となります。
いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。

ボディカラーはブルックリングレー。
内装はIndividualのフルレザー・メリノタルトゥーフォ。
カーボンルーフではなくガラスルーフ仕様。
そして更に珍しいMT仕様。
拘りが詰まったM4クーペとなります。

中古車でありますが非常に状態の良い状態でのご入庫となりましたが、
オーナー様より「4C Detailで手を入れてからが本当の納車です」と嬉しいお言葉を頂戴しました。
ご期待にお応えできるよう、いつも通りしっかり施工を行っていきます。
今回の施工内容
・XPELペイントプロテクションフィルム(フロントセット+ドアカップ)
・GTECHNIQクリスタルセラムBLACKセラミックコーティング
・PPF専用セラミックコーティング
・ホイールコーティング
・内装レザーシートセラミックコーティング
それでは早速施工に取り掛かって参ります。
まずは状態確認からスタートです。

非常に状態の良いお車ですが施工ブースに入れると細かなシミが固着しているのが分かります。



随所に使用されているピアノブラックパーツ部分は特に水シミや汚れの固着が目立ちます。

サイドスカートは乗り降りの際に足があたりやすいため、水シミや汚れに加え薄傷も目立ちます。おおよその状態が把握出来ましたらまずはプロテクションフィルムやセラミックコーティングを施工する前にクリーニングや磨きを行い下地を整える事から始めていきます。

まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。

開口部など細かな箇所も隅々までクリーニングを行っていきます。

洗車では落とす事の出来ない固着した水シミはクリーナーで科学的に分解除去を行っていきます。下地処理クリーニングが完了しましたら続いて磨きの作業に入っていきます。

マスキングテープで塗装エッジ部分やゴム・プラスチックパーツなどを養生し、安全かつ的確に磨くための準備を整えてから作業を行っていきます。これを怠ってしまいますと磨く事が出来ないパーツにコンパウンドが付着してしまったり、最悪の場合塗装を剥がしてしまうリスクが高まります。

職人が塗装状態に合わせてポリッシャー・バフ・コンパウンドを都度選定し、最低限の研磨で最大限の塗装光沢を引き出していきます。

サイドパネルも特殊スポットライトで塗装面をしっかり確認しながら1パネルづつ丁寧に磨き上げていきます。

下回りの細かな箇所もミニポリッシャーに切り替えるなどして隅々まで仕立てていきます。
ビフォー


アフター


ブルックリングレー部分に固着していた水シミや薄傷が取り除かれ塗装の光沢度がアップいたしました。
ビフォー

アフター

水シミや汚れ、薄傷が連なっていたサイドスカートも新車時のような美しさを取り戻しました。
ビフォー



アフター



細かな箇所も隅々まで綺麗に整いました。このように細部の一つ一つを丁寧に仕立てていく事で全体の施工クオリティを高めていきます。
ビフォー

アフター

塗装以外の部分まで綺麗に整えるのが当店のこだわりです。全ての下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行いボディを綺麗に整えたら、ここからプロテクションフィルムとコーティング施工に入っていきます。まずはペイントプロテクションフィルムの施工から行っていきます。

車両を磨き仕上げブースからフィルム専用ブースへローダー車で移動させ、フィルムを施工していきます。使用するフィルムはアメリカのPPFリーディングカンパニーXPEL社の最上級プロテクションフィルムです。事前にBMW M4クーペ用データでフィルムをコンピューターカットしたものを使用し施工を行っていきます。

フィルムとボディとの間に施工液を入れ、フィルムの位置調整を行ったらフィルムをボディに留めていきます。しっかり施工液を抜いてあげる事で施工後のエラーを回避していきます。

データ作成者の意図をくみ取りながら位置を調整しフィルムを1パネルづつ施工していきます。今回はコストパフォーマンスの高いフロントセットでのご依頼です。飛び石傷を受けやすい<ボンネット・フロントバンパー・ヘッドライト・フロントフェンダー・ドアミラーカバー>がセットになった人気のメニューです。

フィルムの施工が完了しましたら再度仕上げブースにお車を戻し、コーティング施工を行います。今回使用するコーティング剤はイギリスのGTECHNIQ社最上級セラミックコーティング「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」です。ソフトレイヤー・ハードレイヤー・トップコートからなる3層構造のセラミックコーティングが塗装を強固に保護します。

コーティング確認用ライトを使用しながら1パネルづつムラが出ないよう隅々まで丁寧にコーティングを施していきます。性能が高い反面、施工が非常に難しいGTECHNIQ社のセラミックコーティングですが当店は国内でもかなり早い段階からメーカー認定を受けておりますので安心してお任せくださいませ。

今回はプロテクションフィルムとセラミックコーティングのセットでご依頼を頂いておりますので、プロテクションフィルム施工箇所にもプロテクションフィルム専用のセラミックコーティングを施していきます。プロテクションフィルムにコーティングを施す事でフィルムのデメリットである水シミ固着を低減出来るためオススメで御座います。

ボディコーティングが一旦完了しましたら、続いてホイールコーティングに備えてクリーニングと下地処理を行っていきます。BMW Mコンペティションのホイールは非常に複雑な造形となっておりますが1か所ずつ地道にリムの奥まで丁寧にクリーニングを行っていきます。

ホイールの下地処理クリーニングが完了しましたら、ここからホイールコーティングを行っていきます。耐熱性のホイールコーティング剤をスプレーガンで吹付施工していきます。今回のような複雑な形状のホイールでも隅々までムラなくコーティングを行う事が可能です。今回は窓ガラスは綺麗なため施工は無しとなっているため、続いて内装のレザーシートコーティングに入っていきます。

内装レザーシートコーティングも施工前に下地処理クリーニングが重要です。レザーを傷めない植物性のレザークリーナーを使用し隅々までクリーニングを行っていきます。

クリーニングが完了しましたら、ここからレザーコーティングに入っていきます。今回使用する液剤はULGOレザーセラミックコーティングです。当店ではレザーの質感に合わせてその場でコーティングを選定し施工を行っております。


ハンドルやドアトリムなど手を触れて汚れやすい箇所も合わせて施工を行っていきます。

レザーシートコーティング施工完了です。当店のレザーシートコーティングはプロの職人が丁寧に施工を行うため、質感や見た目をほとんど変える事無く施工が可能です。艶々になってしまったりツルツル滑って運転しにくくなる事も御座いません。

レザーシートコーティングはマット塗装と同じで失敗するとリカバリーが難しいコーティング箇所です。レザーシートのコーティングは専門店での施工をオススメいたしております。全てのコーティング・フィルム施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。仕上がったBMW M4 Coupe Competitionがこちらになります。









この度は多岐に渡るご依頼誠に有難う御座いました。仕上がったお車を見てオーナー様から「凄い綺麗!フィルムが貼ってあるのが分からない!」とお喜びの声を頂戴する事が出来ました。コーティング・フィルム施工後も綺麗な状態が維持できるようサポートさせて頂きますので今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
4C Detail フォーシーディテイル
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