横浜市旭区のお客様より2021年式メルセデスベンツGLA200dをお預かりさせて頂きました。
この度中古車をご購入され、リフレッシュしたいとご依頼くださいました。
施工前に事前にご来店頂き施工内容や施工イメージをお打合せさせて頂きました。
当店は30年以上前からメルセデスベンツをはじめとする輸入車の
コーティング・フィルム施工を行ってきた会社が運営しております。
中でもメルセデスベンツに関する施工・実績・知識が非常に御座います。
今回もお客様のご使用頻度や駐車環境・お車のウィークポイントに合わせて施工内容をお打合せさせて頂きました。
今回の施工内容
・ガラスコーティング「ナノクリスタルプロ」
・モール磨き
・モールプロテクションフィルム
それでは施工を行って参ります。
まずはボディ状態のチェックからスタートです。
ボディカラーがホワイトなので分かりにくいですが、
ピアノブラックカラーのピラーや窓ガラスを見てみると水シミ(スケール)が多く付着している事が分かります。この部分にスケールが多く確認出来るという事はボディも同様の状態と考えられます。
外装部分は自動車販売店様で納車前に洗車クリーニングしているようですが、
ドアヒンジなど細かな部分に汚れが詰まっております。
エンブレム周りなどにも汚れや固形ワックスのようなものが固着してしまっております。
メルセデスのウィークポイントである窓枠とルーフレールのアルミモールも劣化しております。
こちらはオーナー様も気にされており、今回磨きとPPFで改善していきます。
状態が確認出来ましたら作業を進めて参ります。
まずはクリーナーで隅々の汚れを掻き出しながらクリーニングを行っていきます。
色々な隙間に汚れが蓄積されています。
外装・内側隅々までクリーニングが出来ましたら、続いてスケール除去です。
クリーナーの種類を変え、ボディ全体の水シミを科学的に分解除去していきます。
スケール除去が完了しましたら、続いて鉄粉や付着物の除去です。
初診では汚れに隠れて目立ちませんでしたが、鉄粉が非常に多く付着しております。
クレイパッドとトラップ粘土を使い分けながら丁寧に除去していきます。
全体の下地クリーニングが完了しましたら、まずはアルミモールの復元研磨です。
面積がボディに比べれば少ないので簡単と思われがちですが、非常に時間がかかる作業です。
まずは特殊なスイス製の下地処理ペーパーで劣化してしまった腐食部分を除去していきます。
下処理磨きが終りましたら、これを細かな番手で丁寧に磨いていきます。
注意するのが中々磨くのが難しいアルミモールですが磨き過ぎると下地が出てしまう事です。
状態を都度確認しながら進めていきます。
モールの磨きが完了しましたら、マスキングテープを貼り換えボディ研磨を行っていきます。
ボディ全体の傷は多くないため、先程のスケール除去では除去しきれなかったシミや汚れを除去しながら塗装を整えていくようなイメージで磨きを行っていきます。
フロントバンパーの曇りやすいブラックパーツもミニポリッシャーで磨き上げていきます。
テールライトの薄傷も磨きます。
ポリッシャーの入らないような細かな部分は自社製のハンドポリッシュバフで磨いていきます。
元々は自社で施工する際に作ったものですが、現在では全国の磨き屋さん・コーティング屋さんでもご使用頂いております。
ボディ全体の下地処理・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行い、
ボディを綺麗な状態にリセットします。
ここからモールプロテクションフィルム施工を行って参ります。
事前にメルセデスベンツGLAクラス(H247型)用にデータカットしたフィルムを使用し、
モールにフィルムを施工していきます。
モールの形状に合わせて透明な厚さ約150μの高い透明度のポリウレタンフィルムを施工し、
フィルムがアルミモールの代わりにダメージを受けてくれるためモールの美観維持が可能です。
今から約7年ほど前に当社がモールプロテクションを業界に先駆けて施工を開始し、
今では全国的に広まりました。
当店ではモールプロテクションの圧倒的な施工経験と知見が御座いますので、輸入車オーナー様でお困りのお客様はお気軽にご相談下さい。
フィルムを1枚1枚形状に合わせ、施工液を掛けながら合わせていきます。
フィルムの施工が完了すると上記のような仕上がりとなります。
一見フィルムが施工してあるようには見えない仕上がりです。
フィルム施工完了後水気を完全に切り乾燥させた後、
ようやくここからコーティング施工を行っていきます。
今まで見て頂いた通り、当店ではコーティング施工前の下処理に力を入れております。
コーティングは綺麗に整ったものを保護するものです。
綺麗に整っていない上から艶感だけを与えても本当の美しさは引き出せません。
今回お選び頂いたコーティング剤はガラスコーティング「ナノクリスタルプロ」です。
高い撥水性と透明感ある艶感が特徴の人気ガラスコーティングです。
1パネルづつ丁寧にコーティングを塗布していきます。
コーティング施工も完全室内にて、空調機で室温や湿度をコントロールしながら施工します。
ドア内側の汚れやすい部分などもコーティングで保護していきます。
コーティング施工が完了しましたらコーティングの拭き残しやムラがないか専用ライトでチェックを行い、施工完了となります。
生まれ変わったMercedes Benz GLA200dがこちらになります。
この度はご依頼誠に有難う御座いました。
コーティング施工後のアフターメンテナンスもお任せ下さい。
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