FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
横浜市神奈川区のお客様より2021年式ポルシェマカンをお預かりさせて頂きました。以前新車時にホイールコーテインングのみ単品でご依頼頂き、今回お車全体の施工をご依頼下さいました。

新車から3年以上が経過しお車をリフレッシュさせたいとの事で、当初はディーラーコーティングを点検と合わせて勧められたためご検討されていましたが、前回ホイールコーテインングの施工クオリティや接客が良かったからと今回は当店に全て作業をご依頼下さいました。誠に有難う御座います。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
・ホイールコーティング
・プラスチックコーティング
それでは施工に取り掛かって参ります。
まずはボディ状態から確認していきます。


毎回手洗い洗車に出しているとの事で、ボディ表面は洗車傷は比較的少ないもののシミの付着が目立ちます。

しかしボディの隙間や開口部には汚れが蓄積されて黒ずみが多く確認出来ます。

また欧州車故にブレーキダストの量が多く、ホイールへのダストこびり付きは勿論ですがボディ全体にもホイールから出た鉄粉が大量に付着しているのが確認出来ます。

また未塗装樹脂プラスチック部分も劣化が始まり白濁化してきております。大凡の状態を確認出来ましたら、まずはこれらの蓄積された汚れをクリーニングする事からスタートです。

まずはボディ表面の汚れを洗い流しクリーニングを行っていきます。その後ホイールを中心に鉄粉の付着が多い箇所にアイアンリムーバーを吹きかけ鉄粉を科学的に除去出来るか試みます。

クリーナーでホイールなどの鉄粉を化学反応させている間にボディも並行して進めます。まずは酸性クリーナーを使用しボディに付着しているシミを取り除いていきます。

シミは大凡クリーナーで取れたものの、鉄粉は量も多くクリーナーだけでの除去は難しいためトラップ粘土を使用しボディ・ホイールに付着している鉄粉を物理的に除去していきます。

細かな箇所の汚れもクリーナーとソフトブラシで隅々までクリーニングしていきます。

未塗装樹脂プラスチック部分も今回コーティングを行いますのでしっかり綺麗にしていきます。こちらはマイクロブラシに専用クリーナーを付け目の中の汚れを掻き出すイメージでクリーニングしていきます。

下地処理クリーニングが完了しましたら、ここから磨き作業に入っていきます。

マスキングテープで塗装エッジ面やエンブレム・ゴムパーツなどを養生し安全かつ的確に磨くための準備を整えます。準備が整いましたら遮光を行い特殊スポットライトで塗装面を確認しながら磨いていきます。



ボディカラーが白色のため洗車傷等は目立ちづらいですが、このように傷が多くあるのが確認出来ます。オーナー様も新車の時よりも色味がくすんだ気がするとおっしゃられていた原因がこれです。この洗車傷などにより塗装がくもってしまっているため、そのように感じるのです。この状態で磨きもせずコーティングしても解消する事は出来ません。コーティング前にこのような洗車傷を修正していきます。

職人が塗装状態や形状に応じてポリッシャー・バフ・コンパウンドをその場で選定し磨き上げていきます。

ルーフスポイラー部分はダメージが多く、塗装も繊細な箇所のため慎重に磨きを行っていきます。
ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

洗車傷や付着物などが取り除かれ塗装本来の美しさが戻って参りました。ボディの下地処理が完了しましたら続いて窓ガラスも同様に下地処理クリーニングを行っていきます。

マスキングテープを貼り替え、窓ガラス専用のバフとコンパウンドで窓ガラスを磨いていきます。

今回は窓ガラス全面のコーティングをご依頼頂いておりますので全ての窓ガラスを磨いて下地を整えていきます。
ビフォー

アフター

窓ガラスも綺麗な状態にリセット完了です。いくらボディが綺麗でも窓ガラスが汚いとお車全体の美観を損ねてしまうのでボディと合わせて窓ガラスもクリーニングとコーティングを行うのがオススメです。

全ての下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行ってからコーティング施工に入っていきます。今回お選び頂いたコーティング剤はセラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」です。ファインラボ社の非自己修復シリーズの最高峰コーティングとなります。耐薬品性に優れ防汚性の高いコーティング被膜が愛車の美観を維持します。

こちらのコーティング剤を1パネルづつ丁寧に塗布していきます。硬化が早いコーティング剤のため、コーティングのムラや拭き残しが出ないようチェックを行いながら仕上げていきます。

綺麗にクリーニングを施したドアの内側なども、また汚れがこびり付かないようコーティングします。

ボディのコーティングが完了しましたら、続いてスリックフロントガラスコーティング+窓ガラス全面コーティングを施工していきます。綺麗に仕上げた窓ガラスに高耐久窓ガラスコーティングを施工していきます。窓ガラスコーティングを行う事で雨天時の視界確保はもちろんですが、シミや油膜の固着を低減出来るため美観維持に有効です。またスリックフロントガラスコーティングは特殊ワイパーゴムへの交換もセットとなっており、輸入車でよくあるワイパービビりを大幅に軽減できるため大変好評いただいております。

続いてホイールコーティングを行います。お預かり時はかなりのブレーキダストで汚れていたホイールも新車時にホイールコーティングを施した事もありかなり綺麗になりました。美しくリセットされたホイールに再度ホイールコーティング剤をスプレー工法で施工していきます。

最後に未塗装樹脂プラスチックコーティングを施工していきます。クリーニングして多少綺麗になったものの、まだ白くボケてしまっているプラスチックパーツにコーティングを施し黒く戻していきます。使用する液剤はプラスチック専用コーティング剤「Gtechniq C4」です。当店でも様々なプラスチックコーティング剤を試しましたが現状これが一番美しく・耐久性も良いです。他店ではプラスチック部分もボディ用を塗ってしまうところもあるようなので確認が重要です。

プラスチックコーティングは基本手塗りで膜厚を付けて施工します。そのためあまりにも細かな箇所は色むらなどが出る可能性があるため、形状を見極めながら施工するのも美しく仕上げるためのポイントです。

左半分にコーティングを施しましたが違いが良くお分かり頂けるかと思います。白くなってしまったパーツも新車時のように美観を取り戻します。
ビフォー

アフター

全てのコーティング施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。仕上がったPorsche Macanがこちらになります。







仕上がったお車を見てオーナー様にも大変お喜び頂く事が出来ました。
この度は御依頼誠に有難う御座いました。
コーティング施工後のアフターメンテナンスもお任せ下さい。
引続き宜しくお願い致します。
4C Detail フォーシーディテイル
045-315-4880
info@4c-detail.com
神奈川県横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷町1-49
https://www.4c-detail.com