2021年式アウディA5スポーツバック（ディストリクトグリーンメタリック）へ最新コーティング各種テスト施工の模様をご紹介いたします。

こちらの車両は当店店長の車両であり、

各種最新コーティングのテスト施工を行って参ります。

当店では必ずメーカーから新製品が出た後も経過観察を行い、

お客様にご提供出来る商品か必ずテストを行っております。

今回はセラミックプロブランドから「ION EXCHANGE」が発売となりましたので早速検証を行って参ります。また内装のレザーコーティングをスプレー式工法にてテスト施工を行って参ります。

スプレー工法で施工する事でレザー以外の素材もコーティング施工が可能と考えています。

 

今回の施工内容

・最新セラミックコーティング「Ceramic Pro ION EXCHANGE」

・内装スプレーコーティング

・ホイールコーティング

・スリックフロントガラスコーティング

・窓ガラス全面コーティング

 

それではいつも通り施工を行って参ります。

まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。

洗車後状態を確認してみると細かな部分に汚れが蓄積されているものの、状態は良好です。

部分的に花粉の付着が確認出来ましたのでヒートガンにて除去していきます。

全体的なクリーニングが完了しましたら磨き作業を行っていきます。

アウディはプレスラインが多くあるお車ですので際の部分などに注意しながら磨いていきます。

ボディを一人が磨いている間に、もう一人が窓ガラスの磨き（下地処理）を行っていきます。

窓ガラスもボディ同様下地を整える事でコーティングの定着が良くなり、美しさも違います。

ボディの形状などに合わせてポリッシャーを使い分け磨いていきます。

フロントフォグ周りのブラックパーツに多く傷が入っていたため、

こちらはシングルポリッシャーを使用し磨いていきます。

テールライトも薄傷が目立っておりましたのでミニポリッシャーで整えていきます。

ボディ全体の研磨作業が終りましたら再度洗浄を行い磨き時の粉を洗い流します。

クリーニングが完了しましたら、ここからコーティング施工です。

セラミックプロ ION EXCHANGEは３ステップにてコーティング施工を行う商品であり、

プライマー・ベースコート・トップコートと施工していきます。

ION EXCHANGEは塗装に浸透しイオン結合する新たなコーティング技術を採用しており、

塗装の隙間に入り込み強固なコーティング被膜を形成します。

メーカーのホームページによると硬度は９H以上となり耐擦り傷性に優れていると記載されています。

https://ceramic-pro.com/ion/

まずはプライマーをバフで塗装に塗り込んでいきます。

この作業は従来のセラミックプロ９Hと変わりません。

プライマーの施工が完了し１時間ほど寝かせたらベースコートを施工していきます。

ベースコートはコーティングの核となる部分です。

ベースコートは塗装とイオン結合し強固なコーティング被膜を形成する役割が御座います。

施工性は従来のセラミックプロ９Hよりも良く、

１層施工でセラミックプロ９Hの２層施工に匹敵する厚いコーティング被膜を形成するようです。

セラミックプロ９H同様、施工したコーティング被膜は研磨以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成します。

コーティングのムラや拭き残しが無いようしっかり確認を行っていきながら施工していきます。

ベースコートの施工が完了し一晩乾燥させた後、トップコートを施工していきます。

トップコートは更なる艶感のアップとセルフクリーニング効果の付与を行うコーティング剤です。

こちらもベースコート同様、コーティングを拭き残さないよう丁寧に確認しながら施工を行っていきます。

ボディコーティングが完了しましたら各種オプションコーティングを施工していきます。

まずは「スリックフロントガラスコーティング」です。

欧州車向けに開発されたフロントガラスコーティングであり、

特許ワイパーゴムと専用コーティング剤を使用すしワイパーのビビり音防止に効果が御座います。

フロントガラス以外の窓ガラスにも高耐久フッ素ハイブリットタイプの窓ガラス専用コーティングを施工していきます。雨天時の視界確保も勿論ですが防汚性を高め、窓のシミ付着防止に大変効果が御座います。

続いてホイールコーティングです。

ホイールをクリーニング・脱脂した後にスプレー工法にてコーティング施工を行います。

スプレー工法にて行う事で複雑なホイールでも満遍なくコーティング施工が可能となります。

欧州車はブレーキダストが非常に多く出ますのでコーティング施工する事で、

ダストのホイール固着を低減しお手入れを各段に楽に致します。

入庫時は汚れていたフロントグリルも隅々までクリーニングし、

同様にスプレー工法にてコーティング施工していきます。

最近のフロントグリルは大型化しており綺麗を保つのが難しいですが、

コーティング施工し少しでもお手入れを楽にしていきます。

外装のコーティングが一通り完了しましたら、内装コーティングの準備を行っていきます。

バキュームで内装の汚れをクリーニングした後、レザー表皮の汚れをクリーナーで綺麗にしていきます。内装もコーティング前にしっかり綺麗にする事が重要です。

内装クリーニングが完了しましたらコーティング施工を行っていきます。

従来は手塗りにてコーティング施工を行ってきましたが今回はスプレー工法にてテスト施工です。

スプレー工法にて施工する事でより均一なコーティング施工が可能となると同時に、

レザー以外の素材も合わせてコーティングする事が可能となります。

（タッチパネルやガラス類は施工出来ません）

全てのコーティング施工が完了しボディ全体を整えたら完成となります。

仕上がったAUDI A5SBがこちらです。

まさにヌルテカな仕上がりです。

後は経過観察を行い良ければメニュー化して参ります。

（車両は屋外保管）

いつも4C Detailをご愛顧頂き有難う御座います。

 

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