FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
茨城県つくば市のお客様よりポルシェケイマンGTS4.0をお預かりさせて頂きました。
遠方より御入庫誠に有難う御座います。

神奈川・東京をはじめ関東全域のお客様よりご来店を頂いており大変嬉しく思っております。
今回のオーナー様はこの度2021年式のポルシェケイマンGTS中古車をご購入され、
フルリフレッシュさせたいとご依頼下さいました。
11月に横浜赤レンガ倉庫で開催されました「エキサイティングポルシェ」にて、
当店のブースにお立ち寄り頂いたのがきっかけで御座います。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
・マットホイールコーティング
それでは施工を行っていきます。
ボディ全体は基本的には綺麗なのですが、
細かく見ていくとクリーニングが必要な箇所が見えてきます。

上記の写真、エンブレム周辺をご覧ください。
細かなシミが固着しております。



フロントリップ・リアディフューザー・サイドダクトなどのプラスチックパーツもスケール(水シミ)汚れの固着が目立っております。

こちらはフロントのトランク部分のお写真です。
オーナー様もこのシミをきにされておりました。


ドア内側のステップカバーやワイパーカバーなども同様にシミが固着しております。

まずはこれらのスケール(水シミ)をクリーナーでクリーニングしていきます。


クリーナーをスポンジにつけクリーナーを汚れに反応させていきます。

細かな箇所のシミやソフトブラシを使用し細部までクリーニングを行っていきます。
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エンブレム周りの細かなシミも綺麗に除去出来ました。
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開けた開口部のシミも同様に除去します。
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開口部の細かな汚れもスッキリ除去完了です。
718シリーズは実はここもよく汚れている箇所です。

リアウイング内です。
このような箇所も丁寧にクリーニングしていきます。
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普段は閉じていて見えない箇所ですが、
開いている時は意外と目立つ箇所でもあります。
スケール除去が完了しましたら続いて付着物除去に入ります。

クレイパッドを使用し細かな付着物を除去していきます。
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フードのエンブレム周辺には、
糊のようなものが付着しそこに汚れが溜まっておりました。

恐らく前オーナー様がフロントセクションにペイントプロテクションフィルム(PPF)を施工されており、販売店様等で剥がされた際の糊残りのものと思われます。

シリコンオフを使用し糊を溶かしながらクリーニングします。
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綺麗にクリーニング完了です。
ボディの次はホイールもクリーニングしていきます。

ホイールもボディ同様汚れとシミが混在しております。
こちらもクリーナーを使い分けながらクリーニングしていきます。
特にマット塗装のホイールは汚れが固着しやすいためクリーニングも大変です。
マットホイールのお客様はマットホイールコーティングをお勧め致します。

1か所ずつ隅々まで丁寧にクリーニングしていきます。
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綺麗にクリーニング出来ました。
後ほどホイールコーティングを行いますのでその際に更に状態を整えます。
ボディ全体のクリーニングが完了しましたら、ここから磨き作業に入ります。

マスキングテープで塗装エッジ部分や塗装の弱い箇所、プラスチック・ゴムパーツなどを養生し安全かつ的確に磨き作業が行えるよう準備を行ってから磨きを行っていきます。
また研磨時は遮光を行い特殊なライトで塗装状態を把握しながら磨きを行うため、
通常では見えない傷や付着物にも的確に処理を行えます。

ボディ塗装面の洗車傷等も基本的には非常に綺麗ですが、
ところどころ薄傷等が確認出来ます。


フロントバンパーのサイドにはペーパー目の跡も確認出来ました。

サイドステップ部分には乗り降りの時のものでしょうか?
線傷も御座いました。
状態が確認出来ましたら1パネルづつ丁寧に磨き上げていきます。

塗装状態や形状に合わせてポリッシャーやバフ・コンパウンドを変えながら磨いていきます。

ポルシェのような丸みのあるフェンダーライン等は磨き傷なども入りやすい箇所です。
慎重に磨き上げていきます。

今回はウールバフで洗車傷等の傷消しを行ってから3工程仕上げで塗装を整えていきます。

下回り部分もライトで状態を確認しながら細部まで磨き上げます。

テールライトのレンズ類など細かな箇所も整えていきます。
このように白色などの淡色ボディカラーのお車でも細部を見ていくと様々な付着物や薄傷が存在します。
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洗車傷や磨き傷等が除去され、ライトの輪郭が分かる程美しい塗装面へと変わりました。
ボディ研磨が完了しましたら続いて窓ガラスの下地処理も行っていきます。

マスキングを貼り換え、窓ガラスに付着しているウロコや油膜などを綺麗に除去していきます。

ガラス用コンパウンドで水研ぎをするようなイメージで窓ガラスの表面を整えていきます。

機械が入らない箇所はハンドポリッシュで安全に処理を行っていきます。
全ての磨き作業が完了しましたら再度洗車を行いボディを一旦リセット致します。

ここからようやくボディコーティング開始です。
今回お選び頂いたコーティング剤は、
セラミックコーティング「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」です。
イギリスのジーテクニック社最高峰コーティングであり、
ヨーロッパのハイエンド市場で高いシャアを持つ信頼度の高いセラミックコーティングです。
外的要因やケミカルへの耐性が非常に強いため屋外保管のお車にもオススメです。

ジーテクニッククリスタルセラムブラックは3層式のセラミックコーティングとなっており、1層目のソフトレイヤベースとハードレイヤーベースを形成するクリスタルセラムULTRAを最初に施工していきます。

非常に施工が難しくムラも出来やすいコーティング剤ですが、
しっかり仕上がった後のボディは極上の艶かつ非常に硬質感を感じられるコーティングとなっております。当店ではコーティング時の空調管理は勿論ですが1パネルづつムラや拭き残しなどがないか専用ライトで確認を行いながら施工を行っております。そのためコーティング施工も非常に時間が必要となります。

サイドパネルもライトで確認しながらコーティングを定着させていきます。
ゴムやプラスチックパーツなどには付かないよう養生も欠かせません。
ベースのクリスタルセラムウルトラの施工が完了しましたら一晩乾燥をさせた後に、トップコートを施工していきます。

トップコートにはジーテクニックEXOを使用します。
ベースのクリスタルセラムウルトラとの相性が抜群であり、ベースコートの保護と超撥水被膜を形成するコーティング剤です。

こちらもベースコートと基本的には同じ手順でトップコーティングを施工していきます。

ドアの内側など細かな箇所も合わせてコーティングを施工していきます。

ボディコーティングが完了しましたら確認用ライトを使用し、
上面から下回りまで隅々までチェックを行い仕上げていきます。

ボディが完了しましたら続いてホイールコーティングを行っていきます。
先程クリーニングしたホイールを更に脱脂クリーニングした後に、
ホイールコーティング剤はスプレー工法で施工していきます。
スプレー工法で施工する事でホイールの隅々までムラなくコーティングする事が可能です。

ホイールも完成しましたら、続いて窓ガラスコーティングを行います。

今回は窓ガラス全面コーティングと輸入車のワイパービビりを低減させるスリックフロントガラスコーティングを合わせて施工していきます。
窓ガラスコーティングは市販品よりも圧倒的に耐久性が高く、
窓ガラスにウロコ等も固着しづらいためオススメのオプションメニューとなっております。
外装のコーティングが全て完了しましたら続いて内装コーティングに入っていきます。

内装も比較的綺麗ですが運転席のサポート部分は黒光りしておりました。

また助手席部分はファンデーションや日焼け止めクリームなどの付着が見られます。
内装も外装同様コーティング前にクリーニングを行う事からスタートです。

まずは掃除機で内装の汚れを吸い出していきます。
シートの隙間やシートの裏側など普段お手入れしづらい部分も綺麗にクリーニングします。

掃除機が完了しましたら続いてクリーナーで表皮などついた汚れを除去していきます。
レザーを傷めないよう状態を確認しながら丁寧にクリーニングしていきます。
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クリーニングが完了しましたら、ここから内装コーティングを行っていきます。
まずはアルカンターラコーティングです。
使用する液剤はセラミックプロTEXTILEです。
アルカンターラの弱点でもある水シミなどを付きづらくする効果が御座います。

マスカーで養生を行ってからスプレー工法でコーティング施工していきます。


こちらの車両にはシート以外にもドアトリムやハンドルにもアルカンターラが装着されておりますので、合わせてコーティング施工を行っていきます。

アルカンターラコーティングが完了しましたら続いてレザーコーティングです。
セラミックプロレザーを使用しレザー部分をコーティングしていきます。

当店のレザーシートコーティングは独自工法により質感や色味を変える事無くコーティング施工が可能です。レザーシートコーティングを施工してツルツルしてしまい、運転しにくいという事は御座いません。

質感を変える事無く室内コーティング施工完了です。
全てのコーティング施工が完了しましたらボディ全体を整えようやく完成となります。
仕上がったPORSCHE718CaymanGTS4.0がこちらになります。






この度は遠方よりご依頼誠に有難う御座いました。
コーティング施工後のアフターフォローもお任せ下さい。
4C Detail フォーシーディテイル
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