横浜市中区のお客様より2019年式メルセデスベンツE200クーペをお預かりさせて頂きました。
事前に施工内容をお打合せさせて頂き、お持ち込み頂きました。
ルビーライトレッドが非常にエレガントで素敵なお車です。
今回新車から約3~4年経過のタイミングでお車をリフレッシュしたいとご相談頂きました。
とても素敵なご夫婦オーナー様でありお車への愛情も非常に感じました。
新車のように美しくリフレッシュできるよう最善を尽くしていきます。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」
・ホイールコーティング
・モールプロテクションフィルム
・プラスチックコーティング(リアディフューザー部分)
それでは施工を行っていきます。
まずはボディチェックからスタートです。
屋外では一見艶やかに見える状態でも、しっかりとした施工環境下にお車を入れると状態が見えてきます。3年ほどの経年汚れとコーティングWAXにより塗装がくもってしまっております。
ルーフ部分も同様です。
側面は乗り降りする際に徐々についてしまう薄傷が徐々に多くなり薄傷が多くなっております。
こちらはサイドの下回り部分の写真です。
フロントタイヤで何かを踏んでしまった際に飛散した付着物が白く固着してしまっておりました。
こちらはメルセデスベンツをはじめとする欧州車のウィークポイントでもあるアルミモールです。
3年でこの状態であれば綺麗な状態ではありますが、徐々に白濁化(錆)が出てきております。
今回はこちらのモールも磨き上げモールプロテクションフィルムで保護していきます。
こちらはオーナー様も気にされていたプラスチック部分の白化です。
経年劣化による白化とWAX付着による白ボケとが混在している状態です。
こちらもクリーニングを行い専用コーティング剤で保護していきます。
状態が確認出来ましたら施工に入っていきます。
まずはホイールのクリーニングから始めていきます。
ホイールクリーナーでブレーキダスト汚れを取り除いていきます。
クリーナーで汚れを除去した後はホイールに固着している鉄粉をクレイパッドを使用し隅々まで除去します。
ホイールクリーニングが完了しましたら続いてボディの水シミとWAX成分を除去していきます。
酸性クリーナーを使用し除去を行っていきます。
酸性クリーナーは欧州車の窓枠に付着するとすぐにモールが劣化してしまうため、窓枠のアルミモールは事前にマスキングで養生してからクリーナーでボディ全体をクリーニングします。
エンブレム周りなどの細かな黒ずみもクリーナーとソフトブラシで綺麗にしていきます。
クリーナーによる塗装目のクリーニングが完了しましたら続いてトラップ粘土でボディに固着している付着物を除去していきます。鉄粉や樹液などを粘土側に絡めとりながら除去を行います。
先程確認しましたサイド下回りの付着物もトラップ粘土で除去出来る事が分かりました。
広範囲に多く付着物が固着しているため一つづつ丁寧に除去していきます。
白化してしまったプラスチック部分はマイクロブラシとクリーナーでプラスチックの目に入った汚れや付着物を細かなブラシで掻き出すようにクリーニングしていきます。
ビフォー
アフター
綺麗にクリーニング出来ました。
こちらは全ての下地処理が終わった後にコーティングで保護します。
続いては窓枠アルミモールのクリーニング入ります。
窓枠のアルミモールはアルミ素材にアルマイト処理という保護処理がされている素材であり、
一度劣化すると磨くのが非常に難しい箇所でもあります。
アルミモールの周辺をマスキングで養生し、専用研磨剤でモールを整えていきます。
窓のアルミモール磨きが完了しましたら続いてボディも磨いていきます。
塗装エッジ部分やプラスチック・ゴムパーツなどをマスキングテープで養生し安全かつ的確に磨き作業を行っていきます。
ボディの形状や傷の深さなどによりポリッシャーやコンパウンドを使い分けながら磨いていきます。
クーペのお車はドアを開けた内側も薄傷が多く入る箇所です。
こちらもミニポリッシャーを使用し丁寧に磨いていきます。
マフラーやメッキパーツは専用コンパウンドで一つづつ手磨きで仕上げていきます。
磨き終えると既に塗装が光沢を放ち生まれ変わってきました。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
塗装のくもりも晴れ薄傷も除去されたためルビーライトレッドの美しい色味がが復活致しました。
全ての磨き作業が終りましたら再度洗車を行い磨き時の粉を洗い流していきます。
コーティング前の洗車写真ですが既に美しいです。
当店ではこのようにコーティング施工前の下地処理・研磨処理に力を入れております。
お車が本当に美しくなった状態を保護するためのものがコーティングやフィルムです。
コーティングの艶感に頼らない本当の美しさをご体感ください。
洗車が完了しましたら、ここからモールプロテクションフィルムを施工していきます。
フィルム施工前に窓枠のゴム部分などを再度クリーニング致します。
クリーニングが完了しましたらモールプロテクションフィルムを施工していきます。
事前に2019年式Eクーペ用のデータにてコンピューターカットされたフィルムをモールに合わせて施工していきます。
施工液を抜きながらモールプロテクションフィルムを定着させていきます。
いかがでしょうか?
一見フィルムが貼ってあるかは分からない高いクオリティにて仕上げる事が可能です。
モールプロテクションフィルムは見た目を変える事無く長期に渡りモールの美観保護が可能なため、欧州車オーナー様には大変オススメな施工メニューとなっております。
モールプロテクションフィルムの施工を終え乾燥が終りましたらボディコーティングに入ります。
今回お選び頂いたコーティングは「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」です。
イギリス製GTECHNIQ社の最高級セラミックコーティングであり、世界各国のあらゆる過酷な環境下でも耐えうる耐性の強いセラミックコーティングとなります。
まずはベースとなるジーテクニック・クリスタルセラムウルトラを塗布していきます。
小範囲で塗布
余剰分を拭き取り
ライトでチェック、仕上げ
この工程を1パネルの小範囲に区切りながら繰り返し施工していくため、非常に難易度の高いコーティング剤となっております。
当店はイギリス本国からの認証も得たジーテクニックの認定施工店となっております。
ベースのセラミックコーティングが完了し一晩乾燥させましたら翌日トップコートを施工していきます。ジーテクニックのベースコートは塗装を守る事に特化したコーティングのため撥水性能などはありません。そこでこちらの専用トップコートを施工する事で脅威の撥水能力とスリック性を高める効果が御座います。
ベースコートと同様に1パネルづつ丁寧トップコートを重ねていきます。
GTECHNIQクリスタルセラムブラックは3層のセラミックコーティングでボディを強固に守ります。
ドアを開けた内側なども丁寧にコーティングを塗布していきます。
ボディ塗装部分のコーティング施工が完了しましたら続いてプラスチックコーティングです。
使用する液剤はGTECHNIQ C4となります。
当店でも様々なプラスチックコーティングを試しましたが非常によいプラスチックコーティング剤です。施工後もムラなく長期に渡りプラスチックの美観保護が可能です。
新品のようなプラスチックに生まれ変わりました。
続いてホイールコーティングに移ります。
ホイールコーティングは耐熱性の高いコーティング剤をスプレー工法で施工していきます。
複雑な形状のホイールでも隅々までコーティングを可能とします。
全てのコーティング・プロテクションフィルムの施工が完了しましたら、最後にボディ全体を整えようやく完成となります。
仕上がったMercedes Bnez Eクラスクーペがこちらになります。
仕上がったお車を見て「凄い綺麗になった!」とお喜び頂く事が出来ました。
後日お礼のご連絡まで頂戴してしまい誠に有難う御座いました。
仕上がりを気に入って下さりスタッフ一同大変嬉しく感じました。
この度は大切なお車のリフレッシュをお任せ頂き誠に有難う御座いました。
綺麗が長続き出来るようサポートさせて頂きます。
今後とも長いお付き合いを宜しくお願い致します。
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