横浜市保土ヶ谷区のお客様より2015年式アストンマーチンラピードSをお預かりしました。
2022年に当店でコーティングを施工させて頂き、今回再施工のご依頼を頂きました。
誠に有難う御座います。
V12気筒エンジンを搭載し、4ドアスポーツカーの非常に美しいモデルです。新車から10年経過し、贅沢に日常使いされているラピードのダメージが目立ってきたため再施工をご依頼頂きました。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「servFacesコートウルティマ」
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
それでは早速施工に取り掛かって参ります。
こちらの写真は洗車後の写真です。水シミが非常に多くボディ全体に固着しております。これは長い闘いになりそうです。こちらのラピードは普段使いしている事もあり屋外での駐車も多く、最近の洗車で暑い中洗車をしてしまい水シミが固着してしまったとの事でした。
まずはスケール除去剤を使用しボディ全体に固着している水シミを科学的に分解除去出来るか試みます。
撥水シャンプーなのかガソリンスタンドのコーティングなのか、何かの被膜がボディに付着しているのも車を触っていると分かります。またこの被膜がよけいお車を汚くし、リカバリーも難しくなってくるため厄介です。
細かな部分も隅々までクリーニングを施していきます。
多少よくなったものの、クリーナーだけでは全く歯が立たないため後の磨き作業で削り落としていきます。その前にお車全体にザラ付きも多いため、トラップ粘土を使用し鉄粉や付着物を取り除いていきます。
下地処理が完了しましたらマスキングテープで養生を行い磨きの作業に入っていきます。通常のポリッシャーでは歯が立たないため、昔ながらの大型シングルポリッシャーを使用しボディに固着したスケールや洗車傷等を磨き落としていきます。
劣化被膜が厚く中々簡単には綺麗にはなりませんが、丁寧に1パネルづつ磨き上げていく事で徐々に美しさが戻ってきました。
シングルポリッシャーで劣化被膜を落としきったら、ここから更にダブルアクションポリッシャーに切り替えて磨き込んでいきます。既に最初と比べてボディに艶が戻ってきたのが分かります。
ビフォー
アフター
いかがでしょうか?まだコーティング前ですがここまで綺麗に戻す事が出来ました。よく1年に1回安いコーティングをした方が良いとネットで見ますが、綺麗な状態を維持出来ている上で安いコーティングを繰り返すのは良いかもしれませんが、ほとんど車は多少なりともダメージがあります。汚い上にコーティングを重ねていっても決して綺麗になる事はありません。コーティングはしっかりとした下地処理クリーニング・磨きが重要という事がお分かり頂けるかと思います。
今回は窓ガラス全面のクリーニングとコーティングもご依頼頂いておりますので、窓ガラスもボディ同様下地処理クリーニングを行っていきます。マスキングテープを窓ガラス磨き用に貼り換え、窓ガラス専用バフとコンパウンドで丁寧に下地を整えていきます。
全ての下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら、ここからようやくコーティング施工に入っていきます。今回お選び頂いたコーティング剤はドイツ製セラミックコーティング「servfacesコートウルティマ」です。塗装本来の艶感を最大限に引き出す事とケミカル耐性が非常に強い人気のコーティングです。
こちらのコーティング剤を1パネルづつ丁寧に塗布していきます。当店はドイツサーブフェイスの認定もこの度取得致しました。当店で取り扱いするコーティング剤は実際に当店で半年以上の実車テスト等を繰り返し、良いと思ったものだけを厳選しています。このサーブフェイスコートウルティマは1層式でしっかりと保護を可能としたコーティング剤であり、1層式故にすっきりとした仕上がりにすることが可能です。多層式のコーティングはある意味コーティング被膜が厚くなるため、塗装本来の色味を表現するにはサーブフェイスコートウルティマは非常にオススメです。
1パネルづつコーティングを施工していき、コーティングの微細なムラや拭き残しなどがないか徹底的にチェックをしながら進めます。サーブフェイスコートウルティマは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するためです。
ドアの内側など細かな部分も隅々までコーティングを施していきます。
アストンマーチンのフロントグリルは欧州車の窓枠モールと同様にアルマイト処理されたアルミ素材が使われている事が多いです。そのためアルミが腐食し錆びが出る事もよくあります。今回もグリルのアルミが劣化していましたのでアルミコーティングを施しケアしていきます。
ボディコーティングが完了しましたら、続いて窓ガラスコーティングを行っていきます。先程下地を整えた窓ガラスに特殊コーティング剤を塗布していきます。窓ガラスコーティングを行う事で雨天時の視界確保は勿論ですが、水シミや油膜の固着を低減出来るためボディと合わせての施工がオススメです。全ての施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成です。仕上がったAstonMartinRapidSがこちらになります。
仕上がったお車をオーナー様が見て「こんなに綺麗になると思わなかった!自分の車ではないみたい!」とお喜びの声を頂戴する事が出来ました。この度は再施工のご依頼誠に有難う御座いました。次車や奥様のお車についてもご相談を頂き有難う御座います。今後も愛車のカーケアコンシェルジュとしてサポートさせて頂きますので末永くお付き合い宜しくお願い致します。
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