神奈川県横須賀市のお客様より2012年式ランボルギーニガヤルドをお預かりさせて頂きました。
この度は新規でのご依頼誠に有難う御座います。
現在のランボルギーニウラカンの前モデルとなり、
LP560-4というサブネームを持つガヤルドの中でも後期モデルのお車となります。
今年の秋に中古車をご購入されたオーナー様より、
状態に合わせたオススメのコーティングをしたいとご依頼頂きました。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」
・プロテクションフィルム用セラミックコーティング「FEYNLAB PPF&VINYL」
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
それでは状態チェックからスタートです。
まずは2012年式という事もあり、
この手のスーパーカーの場合何かしら補修を行っている可能性が高いお車です。
まずは当社が総輸入代理店を務めるNexPTG膜厚計で塗装の厚みを確認します。
塗装の厚みが80~140ミクロン前後が通常の塗装厚み範囲となります。
リアフェンダーに来ると400ミクロン以上数値が。
こちらは再塗装されているパネルという事が分かります。(塗装肌の目視でも確認出来ます)
続いて塗装の表面的な状態をチェックしていきます。
フロントセクションは傷が多くないものの、塗装が白くボケています。
リアセクションは洗車傷が目立っております。
リアフェンダーの再塗装パネルも薄傷と塗装時の磨き傷が確認出来ます。
リアバンパーにも擦ったような傷が確認出来ました。
またお車の細部には汚れやシミが固着している状態となっております。
・フロントバンパー下回り
・マフラー部分
・両側ドアヒンジ
・ホイール
大凡の状態が確認出来ましたら、まずはこれらをリセットする事からスタートです。
まずはスケール除去クリーナーでボディ細部のシミを除去していきます。
隙間やボディの裏側など細部にわたりクリー二ングを行っていきます。
状態を確認しながら長年蓄積された汚れやシミを除去していきます。
エンブレム付近など細かな部分は柔らかいソフトブラシとクリーナーで綺麗にしていきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
細部の固着した汚れやシミが除去され美しさを取り戻しました。
下地処理クリーニングが完了しましたら、ここから研磨作業にて塗装を綺麗に整えていきます。
塗装エッジ部分やゴム・プラスチックパーツなどは予めマスキングテープで養生を行い、
安全かつ的確に磨き作業を行っていきます。
またランボルギーニなどのスーパーカーはバッテリーが非常に弱いため、
研磨時もバッテリー充電管理を行いながら作業を行っております。
ソリッドブラックの繊細な塗装です。
まずはシングルポリッシャーで光沢を引き上げた後、ダブルアクションで整えていきます。
遮光を行い特殊照明下で塗装状態を的確に把握しながら、磨き上げていきます。
ドアを開けた内側も薄傷が蓄積されておりましたので、こちらも磨きを入れリセットしていきます。
磨きを入れた塗装が整って参りました。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
洗車傷等で白くボケてしまった塗装が整い、塗装に光沢感が戻りました。
コーティング施工前に塗装本来の光沢感を取り戻す事が重要です。
ボディの磨き作業が完了しましたら、続いて窓ガラスの下地処理を行っていきます。
窓ガラスもボディ同様コーティング前に下地を整える事で、
蓄積されたシミや油膜が除去され透明度の高い窓ガラスに仕上げる事が可能です。
また下地処理を行う事で窓ガラスコーティングの耐久性向上にも有効です。
オーナー様が気にされていたエンジンカバーのガラスも同様に整えていきます。
細かな箇所は手磨きで安全に配慮しながら処理を行っていきます。
全ての下地処理・研磨処理が完了しましたら一度洗車を行いボディ状態をリセットします。
洗車が完了し乾燥も終えたところで、ここからようやくコーティング施工に入ります。
今回お選び頂いたコーティング剤はセラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」です。
FEYNLABセラミックシリーズ(非自己修復シリーズ)の最高峰セラミックコーティングです。
外的要因からの耐性が強く超疎水性コーティングのため、
屋外保管のお車などでも強固に塗装を守ります。
また耐薬品性も高いためクリーナーへの耐性も強くメンテナンス性も良い事が特徴です。
こちらのコーティング剤を1パネルづつ丁寧に塗り込んでいきます。
非常に施工にコツがいるコーティング剤であり、
1パネルづつ時間をかけて施工を行う必要があります。
コーティングムラが出来ないようタオルで余剰分を拭き取りながら定着させていきます。
コーティングを付着させたくない箇所は予めマスキングテープで養生を行い、
コーティングを施工していきます。
ドアの内側など細かな箇所も丁寧にコーティングを塗り込んでいきます。
こちらのお車には購入時よりフロントバンパーにプロテクションフィルムが施工されている状態でしたのでプロテクションフィルムをクリー二ングした後にPPF用セラミックコーティングを施工していきます。
ペイントプロテクションフィルム(PPF)用に専用設計されたコーティング剤のため、
他のコーティングと異なりしっかりフィルムコーティングが定着しフィルム保護が可能となります。
ボディコーティングが完了しましたら、
コーティング確認用ライトで拭き残しやムラがないか細心の注意を払いながら仕上げていきます。
専用ライトで様々な角度からボディを確認し仕上げを行っていきます。
ボディコーティングが完了しましたら続いて窓ガラスコーティングを行っていきます。
まずはスリックコーティングです。
下地を整えたフロントガラスに特殊フロントガラスコーティングを施工し、
専用のワイパーゴムに交換を行い仕上げていきます。
その他の窓ガラスにも同様にコーティングを隅々まで施工していきます。
窓ガラスコーティングは雨天時の視界確保は勿論ですが、
窓ガラスの汚れやシミ固着を低減させるのに大変有効的です。
また当店で採用している窓ガラスコーティング剤は、
市販品よりも圧倒的に耐久性が高いのも特徴です。
窓ガラスの美観はお車の美観に直結致しますので施工をオススメ致します。
全てのコーティング施工が完了しましたらホイールや内窓など全体を整えたら完成となります。
仕上がったLamborghini Gallardo LP560-4がこちらになります。
光沢が引きあがりランボルギーニに相応しい美しい仕上がりです。
この度はご依頼誠に有難う御座いました。
ご納車時に日頃の洗車方法やメンテナンスについてご案内させて頂きご納車完了となります。
コーティング施工後もアフターフォロー致しますのでお気軽にご相談下さい。
今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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