神奈川県横浜市内のお客様より日産GTR NISMO 2022 スペシャルエディションをお預かりさせて頂きました。以前も当店で別のお車にコーティング施工させて頂き、2台目のご依頼となります。
こちらはGT-R35の特別モデルであるスペシャルエディションになります。
当店にも続々と御入庫頂いております。
今回のご依頼内容
・ペイントプロテクションフィルム(PPF)
<フロントバンパー+ヘッドライト>
・プレミアムガラスコーティング「ナノクリスタル・プロ」
基本的には屋内保管となるお車ですが、
飛び石傷防止のためフロントバンパーとプロテクションフィルムで塗装ガードする事と致しました。
それでは早速施工を行って行きます。
ディーラー様で納車後すぐに御入庫頂きました。
状態は綺麗かと思いきや…
ボディ全体に大量のシミ(スケール)が付着しております。
実は今納車されているGT-Rのほとんどがこのような状態が多いのが実情です。
(当店入庫車両のほとんどがこの状態)
想定内ですのでまずクリーナー等を使用しシミを除去していきます。
有機、無機の汚れを見極めながら、それぞれの汚れに適した方法でクリーニングを行っていきます。
窓ガラスも特殊なクリーニング方法で固着してしまったシミを除去していきます。
クリーニングが完了しましたら、次の研磨作業のためマスキングテープ等で養生を行っていきます。
研磨前にボディの状態を確認してみると、
バフ目(磨き傷)が数か所確認出来ます。
このままでは美しくないため、薄傷の除去と合わせてこのようなバフ目も整えていきます。
ボディの形状に合わせて様々なポリッシャーを使用し的確に磨きを行っていきます。
ボディコーティングもプロテクションフィルム施工も施工前の下地処理は非常に重要です。
磨き作業が終りましたら、磨き粉などを洗い流すため洗車を行います。
洗車が完了しましたら、ここからプロテクションフィルムを施工していきます。
プロテクションフィルムは基本的に施工液と大量の水を使用し施工していくため、
エンジンに水がかからないよう養生を行っていきます。プロテクションフィルムも事前準備が重要です。
養生が完了しましたら施工箇所の脱脂を行い準備を整えます。
プロテクションフィルムは基本的に車種専用データフィルムを使用し施工を行っていきます。
GT-Rのフロントバンパーは実は形状が非常に複雑で、使用するフィルムも多めと難易度が高いものとなります。
プロテクションフィルムをボディの形状に合わせて、施工液を抜きながら張り付けていきます。
極力、塵や埃が入らないように注意を払いながら自然な風合いになるよう仕上げていきます。
GT-Rのバンパーデータはこのようなカーボンパーツの細かな部分までデータが御座います。
ヘッドライトも黄変防止、傷防止として保護していきます。
プロテクションフィルムの最大のメリットは塗装の傷防止です。
もちろん飛び石などの当たり所が悪い場合はフィルムが貼ってあっても塗装まで傷が付く事も御座いますが、それでもコーティングを遥かに凌ぐ防御性能です。
デメリットも御座います。
それはシミの出来やすさと美しさに関してはコーティングに劣るという部分です。
プロテクションフィルムはポリウレタン素材の高機能フィルムであり厚さ150ミクロンのフィルムが塗装を守ってくれますが、屋外保管等には向かない商材となります。
またフィルム内に多少のゴミの混入するため、美しさではコーティングに分が御座います。
オススメは飛び石などコーティングでは防げない傷が入りそうな箇所のみプロテクションフィルムで保護を行い、その他の部分はコーティングで保護すると効果的です。
プロテクションフィルムの施工が完了しましたら、ボディコーティングで仕上げていきます。
今回施工するコーティング剤はガラスコーティング「Nano Crstal Pro」です。
無機と有機のハイブリットガラスコーティングであり、高耐久かつ高い撥水性と透明感ある艶感が特徴のプレミアムガラスコーティングです。
カーボン部分も表面がクリア塗装となっているため問題なく施工可能です。
ドアの内側などボディの隅々までコーティングしていきます。
最後にボディ全体を整え完成となります。
仕上がりがこちらです。
フロントバンパーは言わなければプロテクションフィルムが貼ってあるかは、
一見分からないクオリティです。
ご依頼誠に有難う御座いました。
プロテクションフィルム・ボディコーティング共に施工後のアフターフォローもお任せ下さい。
今後とも宜しくお願い致します。
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