東京都世田谷区のお客様より新車TESLAモデルYをお預かりしました。

ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。

以前まではディーラーコーティングの設定が無かったTESLA車ですが、現在は購入時にディーラーコーティングをご依頼出来るとの事です。しかし仕上がりに疑問なところもあるようで、親切なテスラの販売員の方の場合、専門店でのコーティングをオススメしますとご案内して頂く事もあるようです。今回のオーナー様もディーラーコーティングにするか迷われご相談を頂きました。近年のディーラーコーティングも非常に高額になってきており、専門店と変わらない価格設定となってきているようでそれであれば専門店で施工をお願いしたいとご依頼下さいました。

 

今回の施工内容

・セラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」

・スリックフロントガラスコーティング

・窓ガラス全面コーティング

 

テスラ車は通常のフロントガラスコーティングを施工してしまうと、他の輸入車同様ワイパービビりが悪化してしまうためディーラー様の方でもフロントガラスコーティングは行わない方が良いと案内があるようですが、当店ではワイパービビりを極力出さずにフロントガラスコーティングを行う事が可能です。今回はボディと合わせてフロントガラス＋窓ガラス全面コーティングも行っていきます。まずはお車の状態確認から行っていきます。

新車納車直後にお預かりしましたがオーナー様も懸念されていた薄傷がボディ全体に確認出来ます。ソリッドブラックカラー故に多少は致し方ない部分もありますがこのままコーティングする訳にはいきません。

ボディ右側の側面はメーカー様で傷取りをしたものと思われる磨き傷が多く確認出来ます。

また新車モデルYのほとんどの車はリアガラスの縁がスケール付着で汚れが固着しています。構造上水が溜まりやすい箇所故にこのようになっていると考えられます。ボディ状態がチェック出来ましたら、まずはコーティング前にこれらの薄傷や固着した汚れを取り除き美しい状態にリセットする事からスタートです。ご覧のように新車でも綺麗とは限らず、下地処理が必要な理由です。

まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流したら、スケール除去剤で固着している汚れやシミ・スケールを科学的に分解除去していきます。

特にリアガラスの縁部分はスケールの固着が激しいためクリーナーだけでは完全に綺麗にする事が難しい箇所です。スケール除去剤を使用しても汚れが残ってしまった箇所はマジックハンドポリッシュという手磨き専用のバフで１か所ずつ丁寧に整えていきます。

ビフォー

アフター

固着していた汚れやシミが取り除かれ綺麗にリセット完了です。

スケール除去作業が完了しましたらボディ平面部分にプツプツと樹液のような付着物を確認出来たため、トラップ粘土を使用しクレイバー処理を行っていきます。

除去が完了しましたら研磨処理に備えてボディの各所をマスキングテープを使用し養生を行っていきます。特にテスラ車の場合、窓枠のモールがマットブラックになっていたり樹脂フェンダーが多用されていたりと注意する箇所が多く御座います。当店は関東でもトップクラスのテスラ車のコーティング・フィルム施工を行っておりますので安心してお任せ下さい。

準備が整いましたら磨き作業に入っていきます。傷の状態やボディ形状に合わせてポリッシャーやバフ・コンパウンドの組み合わせなどを変えながら磨いていきます。

1パネルづつ特殊スポットライトで塗装面をしっかり確認しながら磨き上げていきます。

特にソリッドブラックは塗装が繊細なため、工程数を増やしながら美しい塗装面へと仕立てていきます。

ビフォー

アフター

洗車傷や磨き傷などが多い状態でしたが綺麗にリセット完了です。ボディの磨き処理まで完了しましたら、今回は窓ガラス全面コーティングもご依頼頂いておりますので窓ガラスも同様に下地処理を行っていきます。

マスキングテープを貼り替え、窓ガラスを磨いていきます。窓ガラスもボディ同様新車であってもシミやウロコなどが付着しているためコーティング前の下地処理が重要となります。

全ての下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行いコーティングに備えてお車全体を綺麗に整えます。準備が整いましたら、ここからようやくコーティング施工となります。

今回お選び頂いたコーティング剤はセラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」です。当店ではセラミックコーティングのエントリーモデルとして位置づけしておりますが、FEYNLAB社の非自己修復機能タイプ（セラミックシリーズ）の最高峰コーティングです。塗装に浸透結合しあらゆる外的要因から塗装を強固に保護する事が可能です。

こちらのコーティング剤を１パネルづつ丁寧に塗布していきます。この際も塗り傷や拭き傷などが入らぬよう細心の注意を払いながら施工を行っていきます。

1パネルコーティングが塗布出来ましたら、確認用ライトでコーティングのムラや拭き残しがないか入念にチェックを行いながら仕上げていきます。FEYNLABセラミックULTRAは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するためチェックは欠かせません。またFEYNLABセラミックULTRAは塗装と浸透結合するため、先程の磨き処理を丁寧に行っておかないと実は綺麗に仕上がらなかったします。（そこまで気にしている業者さんは少ないのが現状ですが）

当店は神奈川県初のFEYNLAB認定施工店として多くの施工経験・知識が御座います。

ドアの内側部分など細かな箇所も丁寧にコーティングを施していきます。

ボディコーティングが完了しましたら続いて窓ガラスコーティングを行っていきます。

まずはスリックフロントガラスコーティングです。冒頭でも記載しました通り、テスラ車を始めとする輸入車は新車時からワイパービビりが発生しやすく通常のフロントガラスコーティングを行うとより顕著に問題が発生します。当店では輸入車オーナー様からのご依頼が非常に多い事から特殊ワイパーゴムメーカーと提携し、特殊ワイパーゴム交換と専用コーティングを施す「スリックフロントガラスコーティング」を導入しております。テスラ車をはじめとする輸入車でもワイパービビりを低減しながらフロントガラスコーティングを可能とした人気のメニューです。

その他の窓ガラス全面にもコーティングを施し、内窓まで綺麗に仕立てるとショーカーのような透明で美しい窓ガラスの完成です。窓ガラスコーティングは雨天時の視界確保も勿論ですが、窓ガラスへのシミや油膜の定着低減に大変有効的です。せっかくボディが綺麗でも窓ガラスが汚くては美観が半減してしまいますのでボディと合わせて施工をご検討下さい。全てのコーティング作業が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。仕上がったTESLA MODEL Yがこちらになります。

この度は世田谷区よりご来店誠に有難う御座いました。ご納車時に日頃の洗車方法やメンテナンスなどについてご案内させて頂き無事ご納車完了です。コーティング施工後のメンテナンスもお任せくださいませ。

 

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