東京都練馬区のお客様より新車BMW X7 XDrive40dをお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。
新型BMW X7の御入庫です。BMW初の3列シートを採用し400psの3リッターV6ディーゼルを搭載したフラッグシップSUV。<人と一味違ったお車に乗りたい>そんなご要望からご相談を頂き、今回ボディ全体へXPELステルスプロテクションフィルムをご提案させて頂きました。
ボディの色味を変える方法としては大きく分けて、
①<フルラッピング>
②<フルステルスプロテクション>
③<カラープロテクション>
現在3通りの方法が御座います。
オーナー様のご要望でマットブラックにしてみたいとご要望を頂いており、今回お車の元色がブラックのため②<フルステルスプロテクション>をオススメさせて頂きました。
XPELステルスプロテクションフィルムはボディカラーをそのままマットカラー化しながら塗装面の保護を可能とした人気のマットプロテクションフィルムです。フィルムの肌も非常に綺麗であり、近くで見なければ一見フィルムとは分からない仕上がりとなります。
フィルム施工前の下地処理にも力を入れております。せっかく高額なフィルムを施工するのであれば綺麗に整った施工面に施工したいと考えております。当店はカーディテイリング専門店としてフィルム施工のクオリティは勿論ですが、下地処理クリーニング・研磨処理も丁寧に行い施工後の全体仕上げにも力を入れております。
今回の施工内容
・施工前下地処理
・XPELステルスフルプロテクションフィルム
・スリックフロントガラスコーティング
・ホイールコーティング
それでは施工を行っていきます。
まずはボディチェックからスタートです。
ボディ全体に薄傷が多く確認出来ます。
ピラー部分など塗装が柔らかいパーツは納車前磨き時に入れた磨き傷(バフ目)が確認出来ます。
ルーフ部分には一部色が白く変色している部分が確認出来ました。これはメーカーから車が運ばれてくる際に保護フィルムを貼っているのですが、その際にフィルムの中に水分が入り込んで出来たフィルム跡になります。こちらも修正方法がありますので後ほど整えていきます。
新車でもこのように様々な薄傷や付着物などが存在します。
まずはプロテクションフィルムを施工する前にこれらを全てリセットする事からスタートです。
まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。
ボディにシミなどは見受けられなかったため、マスキングテープで塗装エッジ部分やプラスチック・ゴムパーツなどを養生し磨き作業を行っていきます。
1パネルづつ特殊ライトで塗装面を確認しながら塗装面を整えていきます。
細かな部分はミニポリッシャーに切り替え細部まで磨きを行っていきます。
特にピアノブラック塗装部分は塗装が繊細なため工程数を増やしながら仕立てていきます。
ルーフの変色が確認出来た箇所はヒートガンを使用し塗装を整えていきます。
ビフォー
アフター
ボンネットに入っていた無数の薄傷も綺麗にリセット完了です。
ビフォー
アフター
ボディ側面や細かな部分も綺麗にリセット完了です。
ビフォー
アフター
ルーフの変色部分も無事に修正出来ました。
全ての下地処理クリーニング・研磨処理を終えましたら車両をフィルム施工場に移動させペイントプロテクションフィルム(PPF)の施工に入っていきます。
当社ではプレカットデータを使用しフィルムを事前に子ピューターカットしたフィルムを使用し、安全・綺麗にフィルムを施工していきます。まずはX7用のデータカットフィルムを用意し、準備を整えていきます。
今回はステルスフィルム(マットフィルム)のため外せるエンブレム類は外していきます。その際元の位置に綺麗に戻せるようガイドをマスキングテープを使用し作成しておきます。
準備が整いましたら1か所づつプロテクションフィルムを施工していきます。ボディを洗浄後、施工液をボディとフィルムに吹き付けフィルムをボディに載せていきます。位置を合わせながらスキージーで施工液を抜きながらボディにフィルムを貼り付けていきます。
ボンネットなどはバルク施工といい、フィルムをプレカットせずそのままボディにのせていき裏側でフィルムを巻き付けフィルムのラインが目立たない仕上がりにしていきます。最近ではメルトラップ工法という全ての箇所でこのようにボディにプロテクションフィルムを巻き付けて施工する方法も出てきました。ペイントプロテクションフィルムはラッピングフィルムと異なり厚みのあるフィルムのため、その場は綺麗でもフィルム浮きのリスクが御座います。当店は出来るだけフィルムのラインが目立たないよう施工箇所に応じてフィルムを巻き込み、フィルムの浮き(剥がれ)リスクが高い箇所はプレカットデータで施工するなど工夫して施工を行っております。
1パネルづつ丁寧にフィルムを施工していきます。
マットラッピングする場合、全てマット化する方法とあえてグロスブラック部分などを通常のXpelアルティメットプラス(透明フィルム)で残す方法が御座います。あえてグロスブラック部分は艶を残す事でより純正感の高い仕上がりにする事も可能です。今回もオーナー様と事前にどのように施工していくかお打合せし、グロスブラック部分は基本艶を残しながら後はお任せでと一任頂きました。
細かな部分もプレカットデータフィルムを使用しながら施工していきます。
徐々にお車全体がマットブラックカラーに変わって参りました。
フィルムの施工が完了しましたらお車を移動させ最終仕上げを行っていきます。
プロテクションフィルムは大量のお水を使用しながら施工する商材です。時折ペイントプロテクションフィルム(PPF)を他店様で施工されたお車を拝見するとフィルムを施工した箇所はとても綺麗でも、ボディの内側や窓ガラス、ホイールなどに施工時の水によるシミが付着している場合が御座います。当店ではフィルムを施工した箇所の美しさの追求は勿論ですが、そのような施工とは関係ない箇所の仕上げもしっかりと行っていきます。
ドアの内側など細かな箇所もライトで照らしながら確認・仕上げを行っていきます。
クリーニングが完了しましたら
今回はペイントプロテクションフィルムの施工と合わせて各種コーティング作業もご依頼頂いておりますのでそちらの作業も進めて参ります。まずはスリックフロントガラスコーティングです。スリックフロントガラスコーティングは特殊ワイパーゴムへの交換と専用コーティング剤を施工する事で輸入車によくあるワイパービビりを低減しながら長期に渡り窓ガラスの美観を維持する人気のオプションメニューです。コーティングを施工する前にフロントガラスの油膜などの付着物を取り除きコーティングに最適な下地へと整えていきます。
下地処理が完了しましたら窓ガラスコーティングをフロントガラスに施工していきます。当店の窓ガラスコーティングは雨天時の視界確保はもちろんですが、窓ガラスにシミやウロコなどが固着しづらく効果も御座います。ボディが綺麗でも窓ガラスが汚くては美しさが半減してしまうため、ボディと合わせて窓ガラスコーティングもオススメで御座います。
窓ガラスコーティングが完了しましたら続いてホイールコーティングを行います。ホイールを隅々までクリーニング・脱脂を行ったのち、耐熱用ホイールコーティング剤をスプレー工法で施工していきます。当店のホイールコーティングはコーティング剤がホイール塗装の目に入り込む事によりブレーキダストの固着を低減させる効果が御座います。またスプレー工法で施工する事で複雑な形状のホイールでも隅々までコーティング施工が可能となります。
これで全ての施工が完了となりました。最後にお車全体を整えたらようやく完成となります。仕上がったBMW X7 XDrive40dがこちらになります。
ビフォーアフター
仕上がったお車を見てオーナー様から「想像以上の仕上がり!」とお喜び頂く事が出来ました。この度は当店にペイントフルプロテクションフィルムのご依頼誠に有難う御座いました。フィルム・コーティング施工後のアフターメンテナンスもお任せ下さい。今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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