FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
横浜市中区のお客様より新車BMW420グランクーペ(G26)をお預かりさせて頂きました。
昨年3シリーズグランツーリスモ(F34)にボディコーティングを施工させて頂き、今年お乗換えとなられたため施工をご依頼下さいました。

大型化されたキドニーグリルが賛否両論御座いますが、
私個人的には非常にカッコよいデザインだと思っております。
今回の施工内容
・ガラスコーティング「ナノクリスタル・プロ」
・ホイールコーティング
・全面窓ガラスコーティング
・キドニーグリルコーティング
・未塗装樹脂コーティング
それでは施工を行って参ります。

まずはこの時期、花粉や黄砂などの付着物が酷いため洗車でボディ表面の汚れを洗い流します。


予想通りボディ平面部分に花粉のシミがたっぷり付着しております。
花粉はボディに付着したあと、雨が降ると実が割れペクチンというアメーバ状の物質がボディに張り付きます。これが花粉シミの正体です。

花粉シミは熱に弱いためお湯をかけながら除去していきます。


花粉シミが除去出来た後見えてきたのは、新車時のラップフィルムの糊跡です。
新車はボディ塗装面を保護するために剥がれやすいラッピングフィルムが貼ってある状態で、
ディーラーさんにお車が運ばれてきます。
このラップフィルム剥がすのは簡単なのですが、フィルムの糊が残ってしまいます。
このフィルムの糊を除去せずコーティングしてしまったりすると、
後から糊に汚れが付着し糊跡が顕著になってしまいます。

シリコンオフを使用し、ボディ全体に付着している糊残りを除去していきます。
ラップフィルムの糊残りが除去出来ると次に見えてきたのはシミです。

新車でも様々な過程でシミが付着している場合が御座います。
こちらはクリーナーを使用し科学的に分解除去していきます。

一部に鉄粉の付着も見られます。
こちらはトラップ粘土を使用し除去を行っていきます。

ボディがスッピンの状態になってくると、新車の薄傷もよく分かるようになります。
ドア内のピアノブラックパーツは既に傷が多く入っております。

磨きを行う前にマスキングテープで塗装エッジ部分や注意する部分を保護し、
安全に着実に磨き作業を行っていきます。

塗装面をしっかり確認しながら、コーティングに最適な下地を作っていきます。

ドア内側のピアノブラックパーツは小型ポリッシャーを使用し、
磨きを行っていきます。
ボディ全体の磨き作業が終りましたら再度洗車を行い、乾燥を行います。

乾燥が終りましたらボディガラスコーティングを塗布していきます。
今回使用するコーティング剤は「ナノクリスタル・プロ」です。
無機と有機の良いとこ取りをしたハイブリットガラスコーティング剤であり、
超撥水・透明感のある艶感が特徴です。

ボディ外装面を塗り終わりましたら、ドア内側も合わせてコーティングしていきます。
当店では1dayガラスコーティングを除く全てのボディコーティングで、
ドア内側へのコーティング施工を行っております。(手の入る部分)

窓ガラスには専用ウインドウガラスコーティングを隅々まで塗り込んでいきます。

ホイールはクリーニングを行った後に、
スプレーガンを使用し吹付にてコーティング施工を行っていきます。

形状が複雑なキドニーグリルもスプレーガンにてコーティングを行っていきます。

未塗装樹脂部分にはイギリスのジーテクニック社のプラスチックコーティング剤「C4」を施工します。
最後にボディ全体を整え、ようやく完成です。
仕上がりがこちらです。




シミがあった部分や糊跡があった部分もばっちり仕上がりました。



この度は2台目のご依頼誠に有難う御座いました。
今後とも宜しくお願い致します。

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