FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
横浜市南区のお客様より新車レクサスLC500コンバーチブルをお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。

現行型LCモデルの最終モデルと言われているお車となります。LCコンバーチブルからLCコンバーチブルへのお乗換えのため、このモデルの事を熟知しているオーナー様です。事前にお打合せさせて頂き、内外装全体のコーティングと傷が付きやすい箇所はプロテクションフィルムでの施工となりました。
今回の施工内容
・最上級セラミックコーティング「FEYNLABヒールプラス」
・ホイールコーティング
・窓ガラス全面コーティング
・幌コーティング
・レザーシートコーティング
・モールプロテクションフィルム
・各種ピアノブラックパーツプロテクションフィルム
それでは施工を行っていきます。
まずはボディチェックからスタートです。

オーナー様が気にされていたピアノブラックパーツは多少の薄傷が確認出来ます。

細かな部分を見てみるとリアディフューザー周りには水シミが多く固着しています。恐らく納車前洗車で水を全く拭き取らなかったのでしょう。。


窓枠モールや開口部の内側などにも水シミが固着してしまっております。このように新車で納車されたお車でも薄傷や水シミが固着している事は珍しくありません。まずはコーティングやプロテクションフィルム施工前にこれらを全てリセットし、美しい状態に戻す事から始めていきます。

まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。
開口部なども隅々まで洗車とクリーニングを行います。

洗車では落とす事の出来ない固着した水シミはクリーナーで科学的に分解除去していきます。

ドア内の水シミも隅々まで取り除いていきます。
ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

洗車では落とす事の出来ない固着した水シミも綺麗にリセット完了です。

下地処理クリーニングが完了しましたら、磨き作業に入るにあたりマスキングテープで養生を行います。塗装エッジ部分やゴム・未塗装樹脂など磨いてはいけない箇所などを保護していきます。

準備が整いましたら磨きをかけていきます。遮光を行い特殊スポットライトで塗装面をしっかり把握しながら、薄傷やシミを取り除き塗装面の光沢を引き出していきます。

塗装状態や形状に合わせてポリッシャーやバフ・コンパウンドの組み合わせを変え、丁寧に磨き上げていきます。

塗装が繊細なグロスブラック部分は工程数を増やし美しい漆黒の黒に仕立てていきます。

グロスブラックのモール類も同様に磨いていきます。

今回は窓ガラス全面のコーティングもご依頼頂いておりますので、一部マスキングテープを貼り替えて窓ガラスの下地処理磨きを行っていきます。

窓ガラスもボディ同様、新車であってもシミや油膜などが付いている事は珍しくありません。窓ガラス専用のバフとコンパウンドで透明度の高い窓ガラスに仕立てていきます。全ての下地処理クリーニング・磨き処理が完了しましたら再度洗車を行い車を綺麗に整えてから、コーティングとプロテクションフィルムの施工に入っていきます。

まずはプロテクションフィルムから施工を行っていきます。予めLCコンバーチブル用のデータでフィルムをコンピューターカットしたものを用意し、施工を行っていきます。

施工面に施工液を塗布してからフィルムを乗せ、スキージーで施工液を抜きながらフィルムを施工面に密着させていきます。

パーツが小さな箇所はフィルム位置の多少のずれでも目立ちやすいため慎重な作業が求められます。

特にこの幌と接触するモール部分は傷が入りやすい箇所となりますのでフィルムは非常に有効的です。プロテクションフィルムの施工が一旦完了いたしましたら、ここからコーティング施工に入っていきます。

今回お選び頂いたコーティング剤は当店最上級セラミックコーティング「FEYNLABヒールプラス」です。塗装に浸透結合し4層の非常に分厚いコーティング被膜が塗装を強固に保護します。またこのコーティング剤は薄傷の熱による自己修復機能を有しており、艶感もトップレベルのコーティング剤となっております。1パネルづつ非常に粘性の高いコーティングを4タイプ塗り重ねていきます。

高性能な反面、非常に施工が難しいのため認定を受けた限られた施工店のみ施工が許されているプレミアムなコーティングです。また溶剤が非常に強いため材質が弱い箇所には塗布する事が出来ません。そのような材質の弱い箇所は自己修復機能無しタイプのセラミックコーティングを後から塗布していきます。

まるでニスを塗っているような粘性の高いコーティングのため、拭き上げも大変です。またこのコーティング剤は下地処理の良しあしでも美しさが異なってきます。当店では神奈川県初の認定施工店として認定を受け、非常に多くの施工実績が御座いますので安心してお任せ下さい。

細かな箇所やドアの内側なども全てコーティングを施していきます。

ボディコーティングが完了しましたら、続いてオプションコーティングに入っていきます。まずは窓ガラスコーティングです。先程下地を整えた窓ガラスに窓ガラス専用コーティング剤を塗布していきます。当店の窓ガラスコーティングは撥水による雨天時の視界確保はもちろんですが、水シミや油膜などの再付着を低減する効果が御座います。せっかくボディが綺麗でも窓ガラスが汚くては見た目が半減してしまうのでボディと合わせての施工をオススメいたしております。

続いてホイールコーティングをスプレーガンで施工していきます。耐熱ホイールコーティング剤をスプレー工法する事で複雑な形状のホイールでも隅々までムラなくコーティングを行う事が可能です。LCの様なスポーツカーや輸入車はブレーキダストが多く出るため新車時にホイールコーティングを行っておくとお手入れが非常に楽になるためオススメです。

続いて幌コーティングを行います。マイクロファイバータオルで幌表面の汚れを拭き取りマイクロブラシでブラッシングした後に、幌コーティングをスプレー施工していきます。幌コーティングを行う事で撥水性が強化されるため、シミ付きの低減へ繋がります。

最後に内装レザーシートコーティングに入っていきます。内装レザーも外装同様、クリーニングからスタートです。新車であっても内装は汚れている事が実は多くあります。

今回もオープンモデルのためか汚れが多く付着しておりました。黄色いマイクロファイバータオルが薄黒くなっているのがお分かり頂けるかと思います。

クリーニングが完了しましたらレザーの材質に合わせてレザーコーティング剤を選定し施工を行っていきます。今回はドイツのゲイスト社のレザー専用コーティング剤を使用しコーティングしていきます。

このコーティング剤はレザーに特化したコーティング剤となっており、色味や風合いを一切損なわずに防汚性に特化したコーティング剤です。特に濡れた状態での繊維の色移り耐性が強い特徴が御座います。

今回はレザーシートコーティングのフロントセットでご依頼を頂いているため、運転席・助手席のシートはもちろんですがハンドルやセンターコンソール、左右ドアトリムも合わせて施工しております。


また当店のレザーシートコーティングは見た目や質感を変えないのも大きなポイントです。レザーコーティングを施工して艶々になってしまったり、ツルツル滑って運転しにくいという事も御座いません。レザーシートコーティングはいかに質感を変えずにコーティング性能を発揮させるかが技術の鍵となります。

全てのコーティング・プロテクションフィルム施工が完了しましたらボディ全体を綺麗に整え、内窓なども綺麗にし完成となります。







仕上がったお車を見てオーナー様から「今までのコーティングの仕上がりとは全然違う!」とお喜び頂く事が出来ました。



プロテクションフィルムを施工した箇所も「フィルムが貼ってあるのが分からない綺麗さですね」とお喜び頂けました。



この度は多岐に渡るご依頼誠に有難う御座いました。今後も綺麗な状態が維持出来るようサポートさせて頂きますので末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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