東京都中央区のお客様より新車メルセデスベンツGLB200dをお預かり致しました。
ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。
メルセデスベンツオーナー様の悩みの種である窓枠とルーフレールに使用されているアルミモールの保護についてご相談を頂きました。輸入車のモールは国産車の樹脂にメッキ塗装されたものとは異なり、アルミ素材をアルマイト保護処理された仕様のものが多く使用されております。アルミ素材は元々酸化しやすいためアルマイト保護処理を製造時にしていますが、それでもモールが劣化してしまいます。早いと新車から半年程で劣化が始まり、モールを綺麗にするには費用も必要となります。最悪の場合、劣化が酷い場合は磨きでは処理出来ず交換しないといけない場合も御座います。この現象は昔からあり従来はコーティングでの保護が一般的でした。しかしモールにコーティングしてもその場限りでありすぐに劣化してしまいます。そこで登場したのが<モールプロテクションフィルム>です。厚さ150μの透明のポリウレタンフィルムをアルミモールの形状に合わせてコンピューターカットしてモールに被せてあげる事で、屋外保管のお車でも長期に渡りアルミモール保護が可能なメニューです。この施工は今では日本全国で施工を受けられますが、今から8年以上前に日本で初めて商品化したのが弊社で御座います。弊社では今まで数多くのモールへのフィルム施工を手掛けて参りましたので、アルミモールについてのご相談は当店にお任せくださいませ。今回はモールプロテクションフィルムと合わせてボディガラスコーティングもご依頼頂きました。
今回の施工内容
・ボディガラスコーティング「ナノクリスタル・プロ」
・モールプロテクションフィルム
それでは早速施工に入っていきます。
まずはボディチェックからスタートです。
アルミモールはボディに輸送時のプロテクターフィルムの糊残りが確認出来ます。
綺麗なうちはこの糊残りが気になりませんが、糊に汚れがくっつくと後々黒く目立ってきてしまいます。しっかり綺麗に取り除いていきます。
ボディ全体がヌルヌルとしており納車前にディーラー様で簡易コーティング剤を使用したように推測されます。際の部分にコーティングの拭き残しが確認出来ます。
またボディ全体に非常に細かなシミが確認出来ます。この上から簡易コーティングでパックされてしまっているようです。
リアバンパー部分には磨き傷(バフ目)が確認出来ます。
このように新車であっても様々な付着物や薄傷などが存在します。
コーティング前にまずはこれらを全てリセットする事からスタートです。
まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。
洗車が完了しましたら酸性クリーナーを使用しボディに固着してしまっているシミ(スケール)を分解除去していきます。
細かな部分はソフトブラシとクリーナーを使用し隅々までクリーニングを行っていきます。
ビフォー
アフター
細かなシミも見逃さず綺麗に除去完了です。
通常の洗車では落とす事の出来ない無機質のシミ除去が完了しましたら、続いて溶剤を使用してボディやアルミモールに付着している糊残りを溶かしながら除去していきます。
ビフォー
アフター
糊残りも隅々までチェックを行い除去完了です。
下地処理クリーニングが完了しましたら、研磨処置に備えてマスキングテープで養生を行っていきます。塗装エッジ部分はバフが当たりそうで危険な箇所を中心に保護処理していきます。
準備が整いましたら研磨処理を行っていきます。
塗装状態に合わせてポリッシャー・バフ・コンパウンドの選定を行い、コーティングに最適な美しい下地に調整していきます。
ビフォー
アフター
ディーラーコーティングの拭き残し跡も綺麗に除去完了です。
ビフォー
アフター
磨き傷があり乱反射していた箇所も綺麗に整い塗装がくっきりと致しました。
下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行い車を綺麗な状態にリセットします。水抜きが完了しましたら、まずはモールプロテクションフィルムから施工していきます。
予めGLB用にプロテクションフィルムをデータカットしたものを使用し施工していきます。
フィルムをモールに合わせてのせていき位置を合わせていきます。
位置合わせが完了しましたらスキージーで施工液を掻き出しながらフィルムをモールの形状に合わせて止めていきます。一見簡単なように見えるこの作業ですが実は綺麗に施工するには非常に技術が必要な施工です。当店ではモールプロテクションフィルムのリーディングカンパニーとして施工方法や施工液も独自のものを使用し施工を行っております。
ルーフレールも同様にモールプロテクションフィルムを施工していきます。
ルーフレールは三次局面になるため施工難易度が更に高まりますが一枚物のフィルムでルーフレールを覆うように施工していきます。
一見フィルムが貼ってあるのか分からないクオリティです。
見た目が変わらないため純正の美観を損ねないのも人気の秘訣です。
モールプロテクションフィルムの施工が完了しましたらボディコーティングに入っていきます。
今回使用する液剤は「ナノクリスタル・プロ」ガラスコーティングです。
無機と有機の良いとこ取りをしたハイブリットガラスコーティングです。
透明感ある艶感と撥水性が特徴のコーティング剤です。
こちらを先程整えたボディに丁寧にコーティング剤を塗布していきます。
仕上がったMersedes-Benz GLB200dがこちらになります。
仕上がったお車を見てオーナー様にもお喜び頂く事が出来ました。
この度は東京都内よりご来店誠に有難う御座いました。
コーティング施工後のアフターメンテナンスもお任せ下さい。
4C Detail フォーシーディテイル
045-315-4880
info@4c-detail.com
神奈川県横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷町1-49