東京都多摩市のお客様より新車Mercedes-Benz CLS220dをお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。
2023年式の後期型CLS220dには前期型CLS450に装着されていたブラック塗装のホイールと、
リアスポイラーが装着されよりスポーティーかつ洗練されたデザインとなっております。
今回はメルセデスベンツ車のウィークポイントを中心に美観維持のための保護施工を行っていきます
今回の施工内容
・4Cプレミアムガラスコーティング
・モールプロテクションフィルム
・スリックフロントガラスコーティング
・ホイールコーティング
・ホイールリムプロテクター(シルバー×イエロー)
・レザーハンドルコーティング
それでは施工を行っていきます。
まずはボディチェックからスタートです。
フロント部分はご納車後、
御入庫まで少しお待たせしてしまったので高速走行時の虫の付着が確認出来ます。
フロントグリルなどの細かな部分にはやはり新車でも水シミが確認出来ます。
ホイールもブラック塗装ホイールのため水シミが目立ちます。
テールライトにはシールのような付着物が確認出来ます。
サイドステップ部分は欧州車特有のグリース汚れと靴が当たってしまっている後が御座います。
このように新車時でも様々な付着物が付いております。
コーティング施工前には、これらの付着物や薄傷を全てリセットする事が重要です。
まずはシリコンオフを使用してグリース汚れや新車特有のラップフィルムの糊残りを除去します。
続いては水シミの除去を行っていきます。
酸性クリーナーを使用し固着してしまった水シミを分解除去していきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
除去完了です。細部も丁寧に仕上げていきます。
ボディの上面にはミストのような付着物も確認出来ましたので、
こちらはトラップ粘土を使用し異物を除去していきます。
ボディ全体のクリーニングが完了しましたらマスキングテープで養生を行い、
磨き作業に移っていきます。
施工ブースを遮光し、様々な色のスポットライトで塗装状態を確認しながら磨いていきます。
シルバーカラーは薄傷が分かりにくいお色ですが、
しっかり確認すると新車でも下記のような薄傷が存在します。
このように状態を確認しながら、傷や形状に応じた磨き作業を行っていきます。
サイドパネルや下回り部分もライトを当て状態確認を行いながら進めます。
細かいパーツなどはミニポリッシャーを使用し、安全かつ的確に処理を行っていきます。
ビフォー
アフター
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ボディ全体の薄傷が除去され、塗装自体が光沢を放つようになりました。
今回は輸入車特有のワイパービビり防止機能が付いた窓ガラスコーティング「スリックフロントガラスコーティング」もご依頼頂いておりますので、フロントガラスも下地処理を行っていきます。
ボディ全ての下地処理・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行い、
研磨時などに出たコンパウンドのカスなどを洗い流し乾燥させます。
下地が整いましたら、ボディコーティング前にモールプロテクションフィルムを施工していきます。
モールプロテクションフィルムは欧州車の最大のウィークポイントである窓枠やルーフレールの保護が可能な施工メニューとなります。
従来はモールコーティングを行う事が多かったですが保護能力が低く、長年お困りになれれているオーナー様が多かったパーツです。
モールプロテクションフィルムは厚さ約150μの透明フィルムをモールに合わせて施工する事で、
フィルムが代わりにダメージを受けてくれるため長期に渡りモールの保護が可能となりました。
また透明フィルムのため純正美(見た目)を変えない点もオススメです。
予めCLS用に作成したモールフィルムを貼り付けていきます。
細いモールに綺麗にフィルムを施工するには技術と経験が必要です。
当社は6年以上も前からモールプロテクションフィルムの制作・施工を行っており、
全国でもリーディングカンパニーとして多くのお客様からご依頼を頂戴しております。
こちらがモールプロテクションフィルム施工後のアルミモールです。
一見フィルムが貼ってあるのか分からないクオリティです。
フィルムの施工が完了しましたら、続いてはボディコーティングです。
今回お選び頂いたボディコーティング剤は「4Cプレミアムガラスコーティング」です。
耐薬品性のある強固なコーティング被膜を形成し、
超疎水性により水が流れ落ちていくセルフクリーニング機能も付いております。
こちらを綺麗に整った塗装面の上に1パネルづつ丁寧に塗り込んでいきます。
モールプロテクションフィルム部分はマスキングテープで養生を行い、
サイドパネルも慎重にコーティング施工を行っていきます。
ドアを開けた内側のステップ部分なども汚れやすい部分ですのでコーティングしていきます。
コーティング施工が完了しましたら、チェック用ライトを使用しコーティングのムラや拭き残しなどがないか徹底的にチェックし仕上げていきます。
続いてリムプロテクターとホイールコーティングに入ります。
まずはホイールを隅々まで洗浄します。
洗浄が完了しましたら脱脂を行い余計な油分を除去します。
先にリムプロテクターを装着していきます。
ニュージーランド製のリムプロテクターであり、
海外のディーラーでは純正採用もされているメーカーの商品を使用します。
ホイールのリム部分のガリ傷防止に有効です。
ベースカラーとインナーカラーをオーナー様のお好きなお色で取り付ける事が可能です。
今回はベースカラーをシルバー、インナーカラーをイエローをチョイス頂きました。
まずはベース部分を取り付けていきます。
リムの外側に合わせながら慎重に取り付けていきます。
ベースが取付完了しましたら続いてインナーを入れていきます。
ベースにインナーを差し込み、一周したところでカットし取付ます。
いかがでしょうか?
ホイールのリムを守りながら、アクセントにもならカッコよいですね。
但し取り付けられるホイールはリムが平面になっているタイプとなるので、
詳しくは当店スタップにお尋ねください。
リムプロテクターの施工が完了しましたらホイールコーティングを施工していきます。
エアーガンを使用し吹付工法にてホイールの隅々までコーティングしていきます。
ホイールが完了しましたら、スリックフロントガラスコーティングを施工し外装部分は全て完了です。
最後に内装のレザーハンドルコーティングを行っていきます。
レザーコーティングを行う事で汚れを落としやすくしレザーの劣化を低減します。
吹付施工で行うため周辺部分を養生し施工に備えます。
養生を行ったコーティングを吹き付けていきます。
様々な角度からコーティングを吹き付け定着させていきます。
当店のレザーコーティングは質感を変える事無くコーティング施工が可能です。
オーナー様も御入庫時に手触りなどをご心配されておりましたが、問題御座いません。
全ての施工が完了しましたので最後にボディ全体を整え漸く完成となります。
仕上がったメルセデスベンツCLS220dがこちらになります。
この度は多岐に渡るご依頼誠に有難う御座いました。
施工後のアフターメンテナンスもお任せください。
今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
4C Detail フォーシーディテイル
045-315-4880
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神奈川県横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷町1-49
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