横浜市港北区のお客様より新型Cクラスセダン(W206)をお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談を頂き誠に有難う御座います。
ずっとCクラスをお乗り継ぎになられているオーナー様であり、
以前はディーラー様で毎回コーティング施工をしておりましたが今回はコーティング専門店での施工をご希望されご来店頂きました。
キーパー技研工業様のEXキーパーか当店での施工かお悩み頂いておりましたが、
両方のメリット・デメリットをご説明させて頂き今回当店にご依頼頂く事となりました。
EXキーパーコーティングは有機と無機のハイブリット型ガラスコーティングであるため、当店のプレミアムガラスコーティング「ナノクリスタルプロ」と構造的には非常に近いものとなっています。
では違いは何なのか?
それはコーティングを施工する前の下地処理をどこまで手を入れているかになります。
新車なら下地処理は必要ないのでは?
そう思われる方も多くいらっしゃいますが、実はそうではありません。
今回のお車も新車で納車されすぐの御入庫頂いた車両となりますので、
新車がどのような状態なのかを施工事例見て頂ければと思います。
今回のご依頼内容
・プレミアムガラスコーティング「ナノクリスタル・ワン」
・ホイールコーティング
・ホイールリムプロテクター(シルバーベース・パープルインナー)
・モールプロテクションフィルム
・スリックフロントガラスコーティング(輸入車用)
・全面窓ガラスコーティング
それでは早速施工を行って参ります。
まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。
洗車を終えましたら水分を完全に切り、状態を確認していきます。
輸入車に多い塗装タイプのソリッドブラックピラーは薄傷が多い状態です。
傷が入りやすいパーツですので致し方ありません。
続いてみてみると、所々ゴムパーツが白くなっております。
新車納車磨き時にコンパウンドが絡んだ跡でしょうか。
こちらはドアの下部にシミ(スケール)が付着しております。
ここは新車で車両がディーラー様に運ばれる際にドアガードが貼られている箇所であり、メルセデスの新車のほとんどがシミが付着しています。
ドアハンドル上部には掻き傷が見られます。
恐らく納車前磨き時の磨き傷になります。
ホイールも全体的にフィルム糊跡が多く付着しております。
このように新車のお車であっても、実は多くの汚れやシミ・薄傷が存在します。
当店はそれらを細かくチェックし、時間をかけ丁寧に修正した後コーティングを行います。
この「手間」こそが我々の強みであり、当然細部に拘った施工を行っていけば仕上がった車両は当然より美しく仕上がります。
まずは新車特有のフィルム糊を全て除去する事からスタートです。
フィルム糊は一見透明のため綺麗な状態では見つける事が難しいものです。
しかしこれを取り除くのを忘れてしまうと汚れてきた際に大きく目立つものとなります。
輸入車に多いドア下のグリースもクリーニングしていきます。
スケール部分はクリーナーを使用し科学的にシミを分解除去していきます。
スケール付着部分もスッキリ致しました。
白く汚れてしまっていたゴムパーツもスッキリです。
クリーニングが完了しましたらここから研磨作業に入っていきます。
完全室内施工の特殊ライト下で塗装状態を1パネルづつ丁寧確認しながら磨いていきます。
パーツの材質や大きさに分けて、
数種類のポリッシャー・コンパウンド・バフを選定し使い分けていきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ボディについていた薄傷も除去され、スッキリ致しました。
今回は窓ガラスの全面コーティングもご依頼頂いておりますので、
ボディ同様下地処理を行っていき汚れ・シミ・油膜を除去していきます。
窓枠のアルミモールもPPFを施工しますのでこちらも下地処理していきます。
全ての下地処理・研磨作業が終りましたら再度洗車を行い磨き時に出た粉などを洗い流します。
洗車が完了しましたらコーティング前にまずはモールプロテクションフィルムを施工していきます。
モールプロテクションは純正の美観を損ねる事無く、
長期に渡り欧州車の窓枠とルーフレールに使用されているアルミモールを強力に保護する事が可能です。対策としてモールコーティングも御座いますが耐久性が低く、モールを守る最善の手段はモールプロテクションフィルムです。
こちらの写真はモールプロテクションフィルム施工後の写真となります。
いかがでしょうか?一見フィルムが貼ってあるのかは分からないクオリティです。
モールプロテクションフィルムの施工が完了し乾燥が終りましたら、
ここからようやくボディガラスコーティングを施工していきます。
コーティング施工も塗り傷やコーティングの拭き残し・ムラが出ないように1パネルづつ丁寧に確認しながら進めていきます。
ドアの内側や細かな部分もコーティングしていきます。
ボディコーティングが完了しましたら、ホイールは手塗りとスプレー式にてダブル施工していきます。スプレー式にてコーティングする事により、ホイールの複雑な形状でも隅々までコーティング施工が可能となります。
窓ガラスも専用コーティング剤で綺麗に整った窓ガラスの上からコーティングしていきます。
市販品と異なり高耐久かつ防汚性の高いコーティングです。
最後にホイールリムプロテクターを施工していきます。
道路の縁石や立体駐車場の角など万が一ホイールを擦ってしまった際の対策として有効です。
カラーバリエーションも豊富であり、
ベースカラー・インナーカラーそれぞれお選び頂く事が可能です。
店頭にサンプルが御座いますので気になるお客様はスタッフまでお問合せください。
最後に室内や内窓など全体を整え完成となります。
仕上がりがこちらです。
オーナー様も細部まで仕上がった愛車を見て、お喜び頂く事が出来ました。
この度はご依頼頂き誠に有難う御座いました。
コーティング施工後のアフターメンテナンスもお任せ下さい。
今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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