東京都江東区のお客様より新車マツダロードスターRF35年記念車をお預かり致しました。
こちらのオーナー様からは2台目のご依頼となります。
いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。
デザインイメージは「最高峰の職人技で生み出される熟成されたワインのような赤」という特別限定色<アーティザンレッドプレミアムメタリック>で仕立てられた特別モデルとなります。インテリアは<スポーツタン>カラーのナッパ―レザーが使用され、ヘッドレストには35周年ロゴが刻印された大人仕様。
前回初めて当店をご利用頂いたオーナー様。今回リピートした理由を伺ってみると<前回コーティング完了後に仕上がったお車を見て、仕上がりに感動した>からとお教え頂きました。また<コーティング性能が高く効果を長期渡り実感出来た>ともおっしゃって頂き私たちも大変嬉しく思いました。今回も前回同様、内外装フルコーティングにてご依頼を頂きましたので、しっかりと施工を行っていきたいと思います。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」
・ホイールコーティング
・フロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
・レザーシートコーティングフルセット
それでは早速施工に取り掛かって参ります。
まずはボディチェックからスタートです。
納車当日にお預かりしましたが、ボディには新車特有のプロテクターフィルムの糊残りが多く確認出来ます。これは洗車では落とす事が出来ず、そのまなにしておくと糊に汚れがくっつき目立ってきてしまいます。
ボディの数か所には既に薄傷が確認出来ます。
ピアノブラックパーツもやはり薄傷が確認出来ます。
またボディの細部には水シミが既に固着しています。
リトラクタブルハードトップの隙間にも多数のシミを確認しました。
勿論、ドアを開けた内側部分などにも付着しています。また写真では写らなかったのですがボンネットを中心に磨き傷が多数確認されました。このように新車のお車でも薄傷や磨き傷・水シミなどが付いている事は珍しくありません。まずはこれらの付着物を除去し新車状態にリセットする事からスタートです。
まずは洗車を行いながらクリーナーを使用し細部の汚れや付着物を取り除いていきます。
ボディ表面部分は勿論ですが隙間なども一か所ずつ丁寧にクリーニングしていきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
洗車では落とす事の出来ない固着していたシミも綺麗にクリーニング完了です。
下地処理クリーニングが完了しましたら、マスキングテープで養生を行ってから研磨作業に入っていきます。最初に確認した薄傷や磨き傷などを磨きで修正・整えていきます。
塗装材質や付着物の状態に合わせてポリッシャー・バフ・コンパウンドを都度選定し、丁寧に磨き上げていきます。
今回は窓ガラスの全面コーティングもご依頼頂いておりますので、窓ガラスもボディ同様下地を整えていきます。新車の窓ガラスもシミや油膜が付いている事は珍しくなく、下地を整える事でコーティングの定着や耐久性が変わって参ります。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
付着物や薄傷などが除去され本当の美しい新車状態にリセットされました。状態がしっかり整いましたら再度洗車を行ってから、ここからようやくコーティング施工に入っていきます。
今回お選び頂いたコーティング剤はイギリスのGTECHNIQ社(ジーテクニック)の最上級セラミックコーティング「GtechniqクリスタルセラムBLACK」です。3層式の高硬度・超撥水タイプのハイエンドセラミックコーティングであり世界中のあらゆる過酷な環境下においても性能が評価されており、当店のお客様からも大変好評頂いているコーティングの一つです。
まずはベースコートとなるGTECHNIQクリスタルセラムULTRAを塗布していきます。ソフトレイヤーとハードレイヤーからなるクリスタルセラムULTRAはソフトレイヤーが塗装面の僅かな凹凸に入り込み結合し、その上は硬さ9H以上と言われるハードレイヤーが塗装面を強固に守るコーティングです。
しかし施工が非常に難しく技術・知識・設備が整った施工店のみが施工を許されているコーティングです。当店は神奈川県で初めてGTECHNIQ社の認定を受けた認定施工店です。1パネルコーティングが終わったらコーティング確認用ライトでコーティングムラや拭き残しなどがないか念入りにチェックを行いながら仕上げていきます。GTECHNIQクリスタルセラムBLACKは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するため確認が欠かせません。
細かな部分なども隅々まで丁寧にコーティングを施していきます。
ベースコートの施工が完了しましたら、続いてトップコートを更に2層重ねていきます。使用する液剤はGTECHNIQ EXO V5です。ベースコートに結合するよう設計されており、ベースコートの保護と同時に世界トップレベルの撥水性被膜を形成するコーティングです。
トップコートもベースコート同様、1パネルづつ丁寧にコーティングを施工していき、ボディ外装部分は勿論ですがドアを開けた内側ステップなど細かな箇所までコーティングを行います。
ボディコーティングが完了しましたら続いてオプションコーティングに入っていきます。まずは窓ガラスコーティングから行います。先程磨きを行い下地を整えた窓ガラスに高耐久窓ガラスコーティングを塗布していきます。市販品のシリコンタイプと異なり、耐久性がよくシミや油膜の付着を低減出来るため大変好評いただいております。せっかくボディが綺麗でも窓ガラスが汚くては美観を損ねてしまうためボディと合わせての施工をオススメ致しております。
続いてホイールコーティングを行います。ホイールをリムの奥まで丁寧にクリーニングと脱脂を行った後、耐熱性ホイールコーティング剤をスプレー工法で施工していきます。手塗りと異なり複雑な形状のホイールでも隅々までムラなくコーティングする事が可能です。ホイールコーティングを行う事でブレーキダストの固着を低減しお手入れを楽にする効果が御座います。スポーツカーや輸入車、マット・グロスブラックのホイールが装着されているお車は特に施工をオススメ致しております。
外装部分のコーティングが全て完了しましたら最後に内装レザーシートコーティングを行っていきます。こちらのロードスターは35周年モデルのため特別カラーのタンカラーとなっており35周年のロゴが刻印されております。
まずは外装同様、内装部分もコーティング前にクリーニングを行い下地を整える作業からスタートです。
掃除機で細かな塵埃を取り除いたあと、レザー表皮をシートクリーナーで洗浄していきます。
ビフォー
アフター
新車ですが、やはり薄っすらと黒く汚れおりました。このように新車でも外装同様、内装が汚れている事も珍しくありません。工場でお車が完成した後、お客様のお手元に届くまでに様々な人がお車に関与し乗り降りを行うためです。
クリーニングが完了しましたら、ここからレザーシートコーティングを行っていきます。今回は水性タイプのドイツ製REPELレザーコーティングを使用しコーティングしていきます。当店ではレザーコーティングを数種類取り揃えており、毎回レザーのタイプや状態に合わせて一番最適なコーティングを選定し施工を行っております。
レザーシートをパーツごとに丁寧にコーティングしていきます。当店のレザーシートコーティングはレザーの質感や見た目をほとんど変える事無くコーティングを行う事が可能です。艶々になってしまったりツルツル滑ってしまい運転しづらいという事も御座いません。
今回は内装フルセットでご依頼頂いておりますので、ドアトリムレザーやハンドル、シフトレバーまで手が触れ汚れやすい箇所は全てコーティングを施させて頂きました。
全ての施工が完了しましたら最後にお車を再度トータル的に仕上げて完成となります。仕上がったMAZDA ROADSTAR RF 35周年モデルがこちらになります。
仕上がったお車を見てオーナー様にも大変お喜び頂く事が出来ました。この度は2台目のご依頼誠に有難う御座いました。今後も綺麗な状態が維持出来るようサポートさせて頂きますので、引き続き宜しくお願い致します。
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