横浜市西区のお客様より新車のマセラティレヴァンテ・モデナSを御入庫頂きました。
いつも当店をご愛顧頂いているお客様より2台目のご依頼を頂きました。
この内外装の仕様のレヴァンテモデナSが国内にマセラティ名古屋のみ在庫があったため、
オーナー様が名古屋のマセラティディーラー様まで足を運び当店に名古屋から直接ご納車頂ける運びとなりました。(新規オーダーでは手に入らない貴重な仕様です)
ご納車日当日はオーナー様と名古屋から担当営業さんがご来店頂き、
当店で納車式を行いそのままお預かりさせて頂きました。
オーナー様からは「内外装完璧にし欲しい!」とのご要望です。
今回のご依頼内容
・最上級セラミックコーティング「FEYNLABヒールプラス」
・ホイールコーティング
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
・内装レザーシートコーティング(フルセット)
・リア5面遮熱カーフィルム(シルフィード)
それでは施工を行っていきます。
まずは遮熱タイプのプレミアムカーフィルム「シルフィードSC7015」をしていきます。
熱成型によりフィルムの形状を作成し、塵や埃が出来るだけ混入しないよう丁寧に施工致します。
アフター
ビフォー
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透明ガラスもエレガントで美しいですが、フィルムを施工する事でより引き締まった印象となりました。今回施工したカーフィルムはプライバシー保護に加え、赤外線を抑える遮熱機能がついたプレミアムフィルムとなっております。もちろんUVカット機能も搭載されております。
カーフィルムの施工が完了しましたらボディの施工に入っていきます。
ディーラー様で納車仕上げ磨きを行って頂いているので基本的には綺麗な状態です。
しかし当ブースで細かく見てみると、
ライトが当たっている部分を中心に光が乱れて見えるのがお分かり頂けるかと思います。
これがバフ目です。(磨き傷)
このようなバフ目が様々な箇所で確認出来ます。
これらの修正を中心に塗装を整える事から始めていきます。
その他には下から見た部分に洗車時の拭き取り不足と思われるシミが散見されます。
特にこのように車高の高いSUVは意外と下回りも良く見える事があります。
このような細かな部分も綺麗に磨いて参ります。
洗浄を終えましたら早速研磨作業に入っていきます。
マセラティの新車塗装に合わせたポリッシャー・バフ・コンパウンドの組み合わせを作り出し、
塗装を整えていきます。
プラスチックパーツやポリッシャーが当たると危険な部分はマスキングテープで養生を行い、
安全かつ的確に磨きを行っていきます。
窓ガラスの全面コーティングもご依頼頂いておりますので、
窓ガラスもボディ同様に下地を整える磨きを行っていきます。
サイドパネルも特殊ライトでしっかり状態を確認し塗装を整えていきます。
バフ目があった箇所もホワイトマーカーで事前に印を入れ、
磨き損ねないよう確実に修正していきます。
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バフ目が整えられ光の乱反射が抑えられ、くっきり美しい塗装に生まれ変わりました。
その他、細かな部分も丁寧に磨きを行っていきます。
全ての下地処理・研磨処理が終りましたら洗車を行い、
磨きで出たコンパウンドの粉などを洗い流してスッピンの状態にします。
今回ご依頼頂いたコーティングが当店最上級グレード「FEYNLABヒールプラス」です。
当店で最も艶感が高いセラミックコーティングであり、自己修復機能付きの最新セラミックコーティングです。
液剤は1台に6本の液剤をスポイトで液剤を調合し使用します。
ファインラボヒールシリーズは液剤が非常に特殊であり施工が難しいかつ、
下地処理(研磨)が綺麗に行えていないと上手く仕上げる事の出来ないコーティングです。
当店は神奈川県内唯一のFEYNLAB認定施工店です。
6本の液剤から3つの液剤を調合し、塗装への浸透具合を確認しながら順番に施工していきます。
またFEYNLABヒールシリーズは液剤が浸透していくタイプのセラミックコーティングです。
プラスチックパーツや表面が弱いパーツには溶剤が強すぎるため事前にマスキングテープで養生を行いコーティングを塗布していきます。
1工程目で塗装に被膜を形成していき2工程目でコーティング剤を浸透させていきます。
コーティング剤がまるでニスのように厚みがあるのがお分かり頂けるかと思います。
2工程目まで終わったら3工程目です。
3工程目は1工程目と2工程目の液剤は馴染ますレベリングの役割を果たします。
全ての液剤を塗り終えたらマイクロファイバータオルで馴染ませながら綺麗に仕上げていきます。
非常に粘度があるため拭き取りも通常コーティングとは全然違います。
この工程を1パネルづつ同様に行っていくため、コーティング施工だけでもかなりの時間がかかります。
コーティングをマイクロファイバータオルで仕上げた後も、
チェック用ライトを使用し拭き残しやムラがないか念入りに確認していきます。
セラミックコーティングは特に拭き残しやムラなどがあると研磨以外では除去出来ない程強固にコーティング被膜を形成します。
3工程の液剤を無事に塗り終えたら一晩乾燥をさせ、翌日から最後のトップコートを施工していきます。
ドアの内側なども全てコーティングで保護していきます。
トップコート施工後も同様にチェック用ライトを使用し隅々まで確認・仕上げを行います。
ボディセラミックコーティングが完了しましたら、窓ガラスとホイールもコーティングしていきます。
窓ガラスはフッ素ハイブリットタイプの窓ガラス用コーティングを丁寧に塗り込んでいきます。
窓ガラスも綺麗に整えられた上から施工を行いますので耐久性が違います。
ホイールはクリーニングした後にコーティング剤はスプレー式にて塗布していきます。
エアーガンで施工する事により複雑な形状のホイールでも満遍なく均一にコーティングする事が可能です。
外装のコーティングがひと段落しましたら内装レザーコーティングに入っていきます。
当店の内装レザーセラミックコーティングはレザーの質感をほとんど変える事無く、高い防汚性とメンテナンス性を与える事が可能です。またコーティングした事によりツルツル滑ってしまう事もないため大変人気が御座います。
内装も新車ですので一見綺麗と思われましたが、ホワイトレザーという事もあり所々薄い汚れが御座いました。
表面的な汚れのためクリーナーで汚れを浮かせて除去していきます。
タオルが薄く黒く汚れているのがお分かり頂けるかと思います。
これが室内の汚れになります。この要領で汚れを全てマイクロファイバータオルの方に移していきます。
クリーニングが完了しましたらコーティングを付着させたくない部分もマスキングテープで養生し、
コーティング剤を丁寧塗り込んでいきます。
今回は全てのレザーシートでご依頼を頂いておりますので後席も同様に進めます。
フロントセットまたはフルセットでレザーコーティングをご依頼頂いた場合は、
ドアトリムやハンドルなどもコーティングしていきます。
室内コーティングも完了しましたら、こちらも乾燥を十分に行います。
外装のセラミックコーティングも硬化し落ち着いてきたら最後に生活傷防止のための、
プロテクションフィルムを施工して参ります。
マセラティレヴァンテ用にデータカットされたPPFをボディ形状に合わせて施工していきます。
今回はリアラゲッジ・ドア内側ステップ・ドアカップにプロテクションフィルムを施工させて頂きました。パッと見フィルムが貼ってあるのか分からないクオリティです。
最後に再度ボディ全体を仕上げたら、ようやく完成となります。
仕上がったマセラティ・レヴァンテ モデナSがこちらです。
極上の艶感と手触りとなりました。
この度はご依頼誠に有難う御座いました。
今後とも宜しくお願い致します。
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