FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
川崎市麻生区のお客様より新車ポルシェ718ボクスターGTS4.0をお預かりしました。
ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。

スペシャルボディカラーのクレヨンにレッドの幌が素敵なボクスターGTSのご入庫です。未塗装樹脂をハイグロスに変更となるエクステリアパッケージ等、オプションも多く入っているお車になります。ご納車前よりお電話でご相談を頂き、内外装フルコーティングにてご依頼頂きました。
今回の施工内容
・最上級セラミックコーティング「FEYNLABヒールプラス」
・ホイールコーティング
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
・幌コーティング
・内装レザーシートセラミックコーティング
それでは早速施工を行っていきます。
まずはボディチェックからスタートです。



ボディ全体的に通常の洗車だけでは落とす事の出来ない水シミが固着しております。


新車特有のプロテクターフィルムの糊残りも多く確認出来ます。

また塗装の一部が白くくもっている箇所も御座いました。

こちらはオーナー様が当店お持ち込み前に拭いたら付いてしまった薄傷になります。このように新車であっても様々なシミや付着物、薄傷が存在します。これらは洗車だけでは綺麗する事が出来ないため、それぞれ適切な処理を行いしっかりリセットする事から始めていきます。

まずは洗車を行いボディの隅々までクリーニングを行っていきます。

続いて固着している水シミを酸性クリーナーで科学的に分解除去していきます。新車プロテクターフィルムの糊残り部分は溶剤を使用し除去します。

下地処理クリーニングが完了しましたら、ここから磨き作業に入っていきます。マスキングテープで塗装エッジ部分等を養生しましたら、遮光を行い特殊スポットライトで塗装面を正確に確認にしながら磨いていきます。


遮光を行い特殊スポットライトで塗装面を確認する事で先程までは見えなかった塗装面の磨き傷なども確認出来るようになりました。これはメーカー製造時の仕上げの段階で塗装ブツ取りや傷取り磨き作業時に入ってしまう磨き傷になります。今回の718ボクスターはクレヨンのため一見分かりにくいですが、しっかり確認をおこないながら修正していきます。

1パネルづつ職人が丁寧に磨き上げていきます。

塗装状態や傷・付着物の状態に合わせて職人がポリッシャー・バフ・コンパウンドをその場で選定しながら塗装を仕立てていきます。

細かな部分はミニポリッシャーなどを使うなどして隅々まで磨いていきます。

今回は内外装フルコーティングのご依頼となりますので、窓ガラスもボディ同様に下地処理を行っていきます。

窓ガラスもボディ同様、新車であってもシミや油膜などが付着している事は珍しくありません。しっかり下地を整えてあげる事で美しく、コーティングの耐久性も高まります。
ビフォー(水シミ関連)



アフター



固着していた水シミたちも綺麗に除去出来ました。
ビフォー(糊・付着物・白ボケ等)



アフター



糊残りや付着物、塗装の白ボケも綺麗に除去完了です。
ビフォー(薄傷・磨き傷等)



アフター



ボディに付いてしまっていた薄傷や磨き傷も整えられ、塗装がくっきりとしました。全ての下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行いお車全体を綺麗に整えます。水気がなくなりましたら、ここからようやくコーティング施工に入っていきます。

今回お選び頂いたコーティング剤は当店最上級セラミックコーティング「FEYNLABヒールプラス」です。6つの液剤を使用し4層の非常に厚い自己修復弾性被膜を形成する最新セラミックコーティングです。硬化が進むにつれまるで陶器のようなカチっとした圧倒的な艶感と外的要因から保護性能を兼ね備えてフラッグシップボディコーティングです。

アメリカFEYNLAB社のセラミックコーティングの中でも薄傷の自己修復機能を持つヒールシリーズはメーカーからの認定と特別なトレーニングを受けた施工店のみが施工を許されているプレミアムコーティングです。ニスのように非常に粘性の高いコーティングを重ねていくため、綺麗に仕上げるには技術と知識が必要です。また塗装に浸透結合するコーティングですので塗装面や材質の見極めなども重要となります。

当店は神奈川県初のFEYNLAB社の認定施工店として認定を取得しており、数多くの実績が御座います。認定には技術力・知識経験・整った施工環境が必要不可欠となります。また今ではメーカーから委託を受けて国内の同業者様へのFEYNLABセラミックコーティングのインストラクターも行っております。

FEYNLABヒールプラスセラミックコーティングは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するため、1パネル分のコーティングが塗り終りましたらコーティング確認用ライトで微細なムラや拭き残しなどがないか徹底的にチェックと仕上げを行います。そのため従来のボディコーティングであれば2時間もあれば完了出来ていたものが、こちらのコーティング剤ですとコーティングの塗り込みだけで丸1日~2日ほど必要となります。

室温・湿度を空調で管理しながら1パネルづつコーティングを行っていきます。

約2日かけて自己修復弾性被膜のベースコートが完成しましたら、最後にトップコートで仕上げていきます。ベースコートの保護と更なる艶感・スリック性を与えていきます。

通常FEYNLABヒールプラスのトップコートはFEYNLABオーバーコート(犠牲被膜)を使うのが通常ですが、当店では単体で1年耐久コーティングとしても使用できるFEYNLABオリジナルセラミックを贅沢に使用し保護を行っていきます。

ベースコートが塗り込めない細かな箇所やドアの内側部分なども全てFEYNLABオリジナルセラミックでコーティングしていきます。

最後にもう一度、微細な拭き残しやムラなどがないか徹底的にチェックを行います。ボディコーティングが完了しましたら、ここからオプションコーティングに入っていきます。

まずはスリックフロントガラスコーティングです。下地を整えたフロントガラスに浸透型ガラスコーティング剤を塗布していきます。合わせてワイパーゴムを提携先の特許技術タイプのものに交換する事でフロントガラスコーティングを行ってもワイパービビりを低減する事が可能となります。輸入車の場合、何もしなくても新車時からワイパービビりが出る事も多いため大変好評いただいております。

その他の窓ガラスも全面コーティングしていきます。窓ガラスコーティングは窓ガラスが撥水する事により雨天時の視界確保はもちろんですが、水シミや油膜などが固着しづらくなるため美観が良くなります。せっかくボディが綺麗でも窓ガラスがシミだらけでは見た目を損ねてしまうためボディと合わせての施工をオススメ致しております。

窓ガラスコーティングの次はホイールコーティングを行います。ホイールの内側までクリーニングを行った後、耐熱ホイールコーティング剤をスプレー工法で施工していきます。ホイールは造形が非常に複雑であるため手塗りでは中々均一にコーティング剤を塗布する事が難しく、拭き残しやムラなどになるリスクが御座います。当店のホイールコーティングはいち早くスプレーガンでの吹付施工を採用し施工を行っています。スプレー工法で施工する事で複雑な形状のホイールでもムラなく隅々までコーティングを行う事が可能です。

綺麗なうちにホイールコーティングを行っておく事でブレーキダストの固着を低減する事が可能になります。特に鉄粉が固着するとリカバリーが難しいグロスブラック塗装のホイールやマット塗装ホイールは新車時にコーティングがオススメです。輸入車オーナー様からはホイールのお手入れが楽になったと好評でありリピートの多いオプションコーティングとなっております。

続いて幌コーティングを行っていきます。オープンカー・コンバーチブル・カブリオレ・スパイダー等言い方は色々ありますが幌にもコーティングが可能です。幌コーティングを行う事で水弾きがよくなり幌のシミ付き低減が可能となります。幌コーティング剤が他に付着しないよう養生を行い準備を整えます。

準備が整いましたら幌コーティング剤をスプレー工法で施工していきます。使用する液剤はセラミックプロTEXTILEです。クリーニングした幌にたっぷりとコーティング剤を沁み込ませていきます。

色味や質感を変える事無くコーティングが可能です。外装のコーティングが全て完了しましたら、内装レザーシートコーティングを行っていきます。

内装も外装同様、コーティング前には下地処理クリーニングから行っていきます。内装も実は新車であっても汚れている事は珍しくありません。当店では新車であってもしっかり内装状態をチェックし、クリーニングを行います。まずは掃除機で細かな塵埃などを取り除いていきます。

続いてシートクリーナーでレザー表皮をクリーニングしましたら、ここからレザー専用セラミックコーティングを施していきます。塗りムラなどが発生しないよう1ブロックづつ丁寧に塗布し施工を行っていきます。レザーシートコーティングは一度失敗すると塗装面と異なり磨いて戻す事が出来ないため、実は慎重な作業が求められます。レザーシートコーティングは必ず専門店での施工をオススメいたします。

今回は内装もフルコーティングにてご依頼を頂いておりますので、レザーシートの他にもハンドルやシフトノブ、ドアトリムに至るまで手の触れる汚れやすい箇所を中心に全体コーティングしていきます。

当店のレザーコーティングは見た目や質感をほとんど変える事無くコーティング出来るのが特徴です。コーティングして艶々になってしまったり、ツルツル滑ってしまう事も御座いません。コーティング施工後は基本的に堅絞りの濡れたタオルで軽く拭いてあげるだけで汚れを取り除く事が可能となります。

これで全てのコーティング施工が完了致しました。最後にお車全体を整え完成となります。仕上がったPorsche718BoxterGTS4.0がこちらになります。












この度は多岐に渡るご依頼誠に有難う御座いました。
仕上がったお車を見てオーナー様にもお喜び頂く事が出来ました。
ご納車時に日頃の洗車方法や今後のメンテナンスについてご案内させて頂きご納車完了です。
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