横浜市港北区のお客様より新車ポルシェカイエンSクーペをお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。
4.8リッターV8エンジンを積んだスポーツカーSUVで御座います。
お車のお手入れを楽にしたいと今回当店にコーティング施工をご依頼下さいました。
また欧州車のブレーキダストのホイールへの固着対策として、
ホイールコーティングも合わせてご依頼下さいました。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「FEYNLABヒールライト」
・ホイールコーティング
それでは施工を行っていきます。
まずは洗車を行いボディチェックからスタートです。
納車後すぐに御入庫頂いているため基本綺麗では御座いますが、
ところどころに磨き跡(バフ目)が確認出来ます。
またボディカラーがホワイトのため鉄粉付着も少し目立ち、
後方を中心に数か所付着を確認致しました。
状態確認が出来ましたら、まずはボディ外装部分は勿論ですがボディの隙間やエンブレム周辺、リアスポイラーの開口部分など細かな部分まで丁寧にクリーニングを施していきます。
細部洗浄が完了したら続いて鉄粉や付着物を除去していきます。
トラップ粘土を使用し一か所ずつ丁寧に鉄粉を取り除いていきます。
下地処理クリーニングが完了しましたら続いて磨き作業に入っていきます。
「新車なのに磨くの?」と思われる方も多くいらっしゃると思いますが、
実は新車でも薄傷などがあるのはご存じでしょうか?
塗装エッジ部分や樹脂パーツなどをマスキングテープで養生しましたら状態を見て見ます。
こちらはルーフスポイラー部分です。薄い傷が入ってしまっております。
特にピアノブラックパーツは傷が入りやすく、目立ちやすい箇所です。
コーティング前にしっかり修正していきます。
ピアノブラックパーツ以外にも遮光を行い特殊ライトで塗装を確認していくと、
ボディカラー(白)部分にも薄傷等が数か所ある事が確認出来ます。
当店ではこのようにコーティング施工前に1パネルづつ状態を確認し、
修正が必要な箇所はクリーニングや磨きで状態を整えております。
逆に傷があっても磨き過ぎない方が後々良い箇所も存在します。
そこは当店の職人が1台1台状態を精査しながら最善の状態に改善していきますのでご安心下さい。
お車の形状や薄傷等の状態により様々なポリッシャーやバフ・コンパウンドを組み合わせながら丁寧に磨き上げていきます。
先程確認した磨き傷(バフ目)跡も修正していきます。
磨きとは傷を消す行為ではなく、傷を目に見えない細かな傷に置き換える作業です。
磨き傷とは元からあった傷を磨きによって除去したものの、
磨き傷がまだ目に見えるほど荒い状態となってしまっている事です。
またこの磨きを闇雲に行うと逆に深い磨き傷が入ってしまい最悪の場合、
修正するのに大変な時間を有する場合も御座います。
磨き作業は安心の専門店での作業がオススメです。
ビフォー
アフター
ライト周辺に円を描いていたバフ傷がなくなり、スッキリと致しました。
ビフォー
アフター
ルーフにあった薄傷も綺麗に整えられ、鏡面の仕上げに生まれ変わりました。
ビフォー
アフター
白色のボディカラー部分も丁寧に磨き上げる事で薄傷が除去され、
ライトの映り込みも変わったのでがお分かり頂けますでしょうか?
(ライトがくっきり映っています)
このように新車でも様々な薄傷や磨き傷、修正跡などが御座います。
新車でもコーティングやPPF施工前には下地処理が重要と考えております。
全ての下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行いボディをリセットします。
乾燥が完了しましたら、ここからようやくコーティング施工となります。
今回お選び頂いたコーティング剤は「FEYNLABヒールライト」です。
アメリカ製の自己修復機能を持った最新セラミックコーティングとなります。
耐薬品性に優れ、艶感やスリック性も抜群の人気のコーティングです。
FEYNLABヒールライトセラミックは3液の液剤を使用し2層の被膜を形成していきます。
まずはベースコートを1パネルづつ丁寧に塗布していきます。
非常に粘性の高い液剤であり塗装に浸透し結合するナノセラミック技術を採用しております。
そのため材質の弱い素材や劣化した塗装には施工が難しい場合が御座います。
当店は神奈川県唯一のFEYNLAB認定施工店としてお車の材質や状態を見極めながら施工を行っております。材質によりヒールライトセラミックの施工が難しい場合は自己修復機能を有さないセラミックコーティングでしっかり保護致しますのでご安心下さい。
フロント周辺は造形が細かな箇所です。
未塗装樹脂に付着しないよう丁寧にコーティングを塗布していきます。
非常に厚みのあるコーティングのためデカールやエンブレム周辺を綺麗に施工するには技術と経験が必要です。当店ではこのような細かな箇所もきっちり綺麗に施工する事が可能です。
(施工方法は企業秘密)
またファインラボセラミックシリーズは非常に強固なコーティング被膜を形成するため、一度硬化すると磨き以外では除去する事が難しくなります。コーティングの拭き残しやムラなどがないか細心の注意を払いながら丁寧に仕上げていきます。
一晩ベースコートを乾燥させましたら翌日トップコートを施工していきます。
トップコートにはFEYNLABオリジナルセラミックを使用しベースコートの保護と超水性被膜、スリック性を付与していきます。
セラミックコーティングはこのように施工難易度が高い事と液剤費用も高いため、
現在どうしても施工価格が高くなってしまっております。
しかしそれ以上にコーティング被膜の耐久性が高く強固にお車を守る事が可能です。
長い目で見れば決して高いコーティングとは言えないものかと思っております。
ドアを開けた内側部分なども丁寧にコーティングを施工していきます。
トップコートもベースコート同様、自社製のコーティング確認用ライトを使用しムラや拭き残しなどがないかしっかりチェックを行い仕上げていきます。
ボディコーティングが完了しましたら続いてオプションのホイールコーティングを施工していきます。事前にホイールの奥側や細かな箇所もホイールをクリーニング・脱脂を行った後、ホイールコーティング剤をスプレー工法で施工していきます。
スプレー工法で施工する事で質感を変える事無くホイールの隅々までコーティングを施工する事が可能です。今回のような黒艶塗装のホイールは施工が難しい傾向にありますが、その日の気温や湿度に合わせて吐出量や拭き上げのタイミングを調整し綺麗にコーティングを行っていきます。
全てのコーティング施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。
仕上がったPorsche Cayenne S Coupeがこちらになります。
この度はご依頼誠に有難う御座いました。
ご納車時に日頃の洗車方法やメンテナンスについてご案内させて頂きご納車完了です。
コーティング施工後のアフターフォローもお任せ下さい。
今後とも長いお付き合いを宜しくお願い致します。
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