横浜市戸塚区のお客様より新車ホンダ・オデッセイをお預かり致しました。

ご納車前よりご予約・ご相談誠に有難う御座います。

ご納車前からお車の塗装保護についてご相談を頂きました。

以前お乗りになられていたお車のお色が白で、今回は気分転換に黒を選択。エレガントで非常にカッコよいソリッドブラックカラーですが気になるのは塗装ダメージ。当初はセラミックコーティングでの施工を予定しておりましたが、ペイントプロテクションフィルム（PPF）についても興味をお持ち頂きフィルムのメリット・デメリットをご説明させて頂きました。ペイントプロテクションフィルムの最大のメリットはオリジナルの塗装を強固に守れる点です。そして今回お選び頂いたのはプロテクションフィルムでもXPEL社のステルスというマットPPFです。塗装を強固に守れる事に加え、ボディカラーをマット化出来る今一番人気のプロテクションフィルムです。今回はボディカラーがブラックのためマットPPFを施工するとマットブラックとなる訳です。（ホワイトに施工すればマットホワイト）

人気の高いマットブラック化ですが今まではラッピングフィルムで施工するのが一般的でした。フィルム自体がマットブラックのためボディカラーが何色でもマットブラック化出来ます。しかしラッピングフィルムは耐久性が低く、フィルムの厚みも薄い事から塗装を保護する機能は御座いません。今回施工するマットプロテクションフィルムは外的要因などから塗装を守れる程厚みのあるフィルムであり保護機能が備わっており、耐久性も高いのが特徴です。今回せっかくボディ全体にフィルムを施工するのであればマット化して、他では見ないマットブラックの現行型オデッセイに仕上げましょうとお打合せさせて頂きました。

今回の施工内容

・XPELステルスフルプロテクションフィルム（マットフィルム）

・フィルムコーティング

・マットホイールコーティング

・窓ガラス全面コーティング

それでは施工を行っていきます。

まずはボディチェックからスタートです。

当店はカーディテイリング専門店としてフィルム施工前の下地処理・フィルム施行後の全体仕上げにも力を入れて施工を行っております。フィルム専門店の場合フィルムは綺麗に貼れていても、下地を整えず施工してしまったり、施工完了後もフィルム施工箇所以外の箇所に施工時の水シミや薄傷が多く固着していたりする事が珍しくありません。（しっかりやっているお店もあります）

折角高額なフィルムを施工するのであれば出来るだけ整った施工面に施工したいですよね。今回新車でお預かりしたオデッセイも納車翌日にお預かりしましたが、シミや薄傷・新車時の糊残りなど様々な付着物が付いている状態でした。まずはこれらをリセットする事からスタートです。

まずは洗車を行いながらボディ表面の汚れを取り除いていきます。

洗車が完了しましたら続いてクリーナーを使用し洗車では落ちない固着した水シミを科学的に分解除去していきます。

細かな部分のシミやソフトブラシにクリーナーを付け、隅々までクリーニングしていきます。

ボディにシミが多く付着しているという事は大抵窓ガラスにも多くシミが付着しています。今回はホイールや窓ガラスのコーテインングも合わせてご依頼頂いておりますので窓ガラスなどのシミも取り除いていきます。

シミ取りの作業が完了しましたら、続いて溶剤を使用しボディに付着している糊残りを除去していきます。新車時のプロテクターフィルムの糊残りは綺麗な内は目立ちませんが、車が汚れてくるとフィルムに汚れが付き目立ってきてしまいます。

下地処理クリーニングが完了しましたら、続いて磨き作業に入っていきます。

薄傷を除去しながら美しい塗装面に整えていきます。

職人が塗装の状態に合わせてポリッシャーやバフ・コンパウンドを選定しながら磨いていきます。

今回はソリッドブラックであり塗装も繊細です。

磨きの工程数を増やしながら丁寧に仕立てていきます。

ボディの下地処理が完了しましたら。続いて窓ガラスの下地処理を行っていきます。

先程概ねの窓ガラスの水シミは除去しましたが仕上げで残りのシミと油膜などの付着物を取り除いていきます。

全ての下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら、ボディフィルム施工前に窓ガラスコーティングを行っていきます。先にコーティングする事でフィルム施工時の水シミ固着を最低限に抑えられます。（フィルム施工後に最終的に仕上げます）

ここまで完了しましたら車両をフィルム専用施工場に移動させフィルム施工に入っていきます。今回は国産車という事もありフィルムデータがメーカーにないため、全てワンオフでデータ作成から施工まで行っていきます。

ボディを洗浄しましたら整った塗装面にフィルムをのせ、塗装面とフィルムの間に入れた施工液をスキージーで掻き出しながらフィルムを塗装に圧着していきます。

フィルムデータのあるお車はデータをコンピューターカットしてすぐに施工出来るため問題ないのですが、データがないお車は１パネルづつデータを作成して施工していくため時間が必要になります。

ドアノブやドアミラーなど簡単に外せるものは外して施工クオリティを高めていきます。

徐々にマットブラック化して参りました。

マットプロテクションフィルムはフィルムの肌が綺麗なのも人気の理由です。

フィルムの施工が完了しましたら、車両を仕上げブースに移しここから最終仕上げを行っていきます。フィルム施工箇所は勿論ですが、窓ガラスやドアの内側など隅々まで仕立てていきます。

最後に窓ガラスを最終仕上げし、クリーニングしたマット塗装ホイールに吹付コーティング施工を行っていきます。当店ではマット塗装ホイールのコーティングも可能です。全てのフィルム・コーティング施工が完了しましたらお車全体を整え完成となります。仕上がったHONDA ODYSSEYがこちらになります。

仕上がりを見てオーナー様からも「大満足！」とお喜び頂き、今回のお店選びにおいて「ChatGPT（生成AI）で調べて4C Detailに任せたが間違っていないかった！」とおっしゃって頂きました。

多岐に渡るご依頼誠に有難う御座いました。

施行後のアフターメンテナンスもお任せ下さい。

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