神奈川県内のお客様より新車フェラーリ296GTSをお預かりさせて頂きました。
こちらのオーナー様からは4台目のご依頼となります。
いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。
Blu Elettrico2020という美しいブルカラーに今回もカーボン仕様など、
オプション満載の296GTSとなります。
今回もフェラーリを始めとするスーパーカーの荒い塗装状態を改善し、
プレミアムガラスコーティングで保護していきます。
今回の施工内容
・4Cプレミアムガラスコーティング
・エンジンカバー窓ガラスコーティング
それでは施工を行って頂きます。
いつも通りディーラー様で納車されましたら、そのまま当店にお持ち込み頂きました。
まずはボディチェックから行っていきます。
いつも通り磨き傷が入っております。
それまでディーラー様で新車の磨きとコーティングをお願いしていたもののこのような磨き傷が多く残っており気になる事からご相談を頂き、お付き合いが始まりました。
フェラーリなどのスーパーカー(高級車)はこのような磨き傷や粗などは無いように思われがちですが、半分以上オーダーメイドで作られているお車ですので通常の市販車に比べて塗装の粗は多いものとなっております。
チリ目が入っていたり上記のようなバフ目(磨き傷)が生産時の仕上げ工程や、
納車前磨きなどによってこのよう状態となっております。
(恐らく日本国内に入って来る前はもう少し酷く、国内で多少は修正してくれているはずです)
フェラーリの相応しい美しい塗装状態に近づけるため、
1パネルづつ丁寧に下地処理を行う事からスタートです。
まずは細部や開口部など細かな箇所の洗浄を行っていきます。
GTSはオープンモデルですのでハードトップを開け、隅々までクリーニングしていきます。
ビフォー
アフター
ダクト内に入ってしまっていた納車前の研磨粉などもスッキリ洗浄完了です。
細部洗浄が完了しましたら、マスキングテープで塗装エッジ部分やエンブレム、ゴムパーツなどを養生し磨くための準備を整えます。特にフェラーリなどの半オーダーメイド車の塗装は角が塗装が薄くなっているなので注意する箇所が多く御座います。1パネルづつその車の塗装状態を見極めながら磨きで塗装を整えていきます。
遮光を行い特殊スポットライトで塗装面を的確に確認しながら慎重に磨きを入れていきます。
この整った施工環境であれば普段見えない塗装の薄傷やくもり、シミなどの付着物も確認する事が可能です。
ビフォー
アフター
微細な薄傷や仕上げ剤などにより曇っていたボンネットフードも磨く事でスッキリとした塗装に改質する事が出来ました。他のセクションも同様に進めて参ります。
サイドパネルも1パネルづつ状態を確認し塗装エッジ部分などに気を付けながら塗装状態を整えていきます。
形状も非常に複雑なため塗装状態や形状に合わせて数種類のポリッシャー・バフ・コンパウンドの組み合わせを変えながら丁寧に磨き上げていきます。
ビフォー
アフター
チリ目が全体に入っている状態でしたがライトの光がくっきりと移る程に修正出来ました。
ビフォー
アフター
最初に確認したカーボンパーツのバフ目(磨き傷)も磨きで修正した事で、
ライトの乱反射が無くなっている事が見てお分かり頂けるかと思います。
細かな箇所にマイクロミニポリッシャーを使用し隅々まで磨いていきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
先程も同様に細部のチリ目やバフ目も綺麗に修正出来ました。
(形状や箇所によっては磨けない箇所も御座います)
ドアを開けた内側箇所にも薄傷等が確認出来ましたので注意しながら磨きを行っていきます。
この際、車内にコンパウンドの粉などが入らないようマスカーなどで養生を行い施工を行っていきます。
ビフォー
アフター
ドアの内側も綺麗にリセット完了です。
全ての下地処理クリーニング・研磨下地処理が完了しましたら、
洗車を行いボディを綺麗な状態にリセットします。
明日からのコーティング施工に備えて一晩、充電器をお借りしバッテリーチャージを行っておきます。バッテリー管理も日頃からかなりシビアに行っております。専用バッテリーチャージャーがあるお車は施工時にお持ち込みをお願いしております。(通常バッテリーはCTECK等の充電器で管理します)
一晩の乾燥が完了しましたら、ここからコーティングを行っていきます。
今回施工するのは「4Cプレミアムガラスコーティング」です。
当店オリジナルのプレミアムガラスコーティングであり、オーナー様からのご要望が多い艶感・耐薬品性・スリック性(ツルツル)を兼ね備えて人気のボディコーティングです。
こちらのコーティング剤を磨き上げた塗装の上に1パネルづつ丁寧に塗布していきます。
塗り傷や拭き傷などが入らないよう細心の注意を払いながら仕上げていきます。
コーティングを塗布した箇所はすぐにコーティングチェック用ライトを使用し、コーティングのムラや拭き残しがないか入念にチェックを行います。先程の傷を見るスポットライトでは実はコーティングのムラを見る事は出来ません。我々も他店様同様、昔は自分の目を信じてコーティングチェックを行っていましたがこのライトを使用すると「今までこんなに見えていなかったのか!」と脅かされた経験から4C Detailではオープン当社からこのライトを使用し施工を行っていますのでご安心下さい。
磨き上げたグロスブラック(ピアノブラック)のハードトップも慎重にコーティングしていきます。
リアディフューザーの裏側など細かな箇所も隅々までコーティングを施していきます。
エンブレムの周りなどはエンブレムの細かな箇所にコーティングが厚く入り込んでしまい、後から拭き残しのようになる場合が御座いますので入念に処理を行っていきます。
昨日整えたドアの内側も勿論コーティングで保護していきます。
ミッドシップエンジンが顔を覗かせる窓ガラスエンジンカバーも専用コーティング剤で保護していきます。これでいつでも綺麗なエンジンを除く事が出来ます。
全てのコーティング施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。
仕上がったFerrari296GTSがこちらになります。
この度は4台目のご依頼誠に有難う御座いました。
次回納車予定のお車のご相談も頂戴し、無事ご納車完了です。
今後ともフォーシーディテイルを宜しくお願い致します。
4C Detail フォーシーディテイル
045-315-4880
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神奈川県横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷町1-49
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