横浜市保土ヶ谷区のお客様より新車アウディQ5の特別限定仕様車を御入庫頂きました。
ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。
こちらのアウディQ5はアウディジャパン販売様が特別にカスタムした特別限定仕様車となります。
アウディQ5に、ブラックスタイリングパッケージ・カーボンミラー・オフロードタイヤが装着された特別なお車となっております。
ディーラー純正仕様でオフロードタイヤ仕様というのがなんとも素敵です。
今回の施工内容は下記となります。
・セラミックコーティング「FEYNLABヒールライト」
・ガラスルーフコーティング
それでは施工を行っていきます。
まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。
この夏の時期は洗車の水乾きにご注意下さい。
当店でも大判のマイクロファイバータオルを活用し短時間で水の拭き取りを行っています。
洗車が完了しましたらボディ状態を確認していきます。
新車特有の保護フィルムの糊がやはり残っております。
除去を怠るとこの部分にどんどん汚れが付着していってしまいます。
今回特に気になったのが鉄粉の付着です。
新車ですが平面を中心に多く付着しております。
恐らく特別仕様車のため少しの間展示されていた際に付着したものと推測します。
こちらはミラー下の部分ですが、簡易コーティング剤でしょうか。
恐らくディーラー様で納車仕上げの際に付着したものと思われます。
こちらも納車仕上げの際に付着したコンパウンド残りです。
ディーラー様でコーティングしなくても見栄え上、ピラーは磨く事があるためです。
ガラスルーフは既にシミが付着しております。
ルーフキャリアをオーナー様が使用したいため、
こちらは下地を整えガラスルーフコーティングを行います。
状態が確認出来ましたら、まずはボディの細部を洗浄していきます。
ボディ表面だけでなく隙間や開閉部分など念入りにクリーニング致します。
鉄粉はトラップ粘土を使用し、一つづつ除去していきます。
トラップ粘土でボディに傷が入らないようスムーサーを活用しながら作業します。
鉄粉除去が完了しましたらコーティングの拭き残しを溶剤で除去していきます。
未塗装樹脂部分に付着しているためマイクロソフトブラシを使用し、
目の中に入り込んだコート剤を除去していきます。
90%以上は元に復元出来ました。
未塗装樹脂のため磨いて除去する事が出来ないのが難しい点です。
下地のクリーニングが完了しましたら、マスキングテープで養生を行い磨きの準備を行います。
アウディは塗装のエッジが立っている箇所が多いため注意が必要です。
マスキングが完了したら磨きを行っていきます。
遮光を行いスポットライト下でボディ状態を正確に確認しながら磨いていきます。
ライトが当たっている箇所をご覧ください。
薄い傷があるのが確認出来るかと思います。
このように適切な環境下であればボディカラーが白でもしっかり確認可能です。
傷の状態や磨く箇所の形状に合わせてポリッシャーやバフを選定し磨きます。
美しく整いました。
ブラックスタイリングのお車ですのでブラックパーツが綺麗なのもポイントです。
細かい箇所はミニポリッシャーで安全かつ的確に磨いていきます。
今回はガラスルーフのコーティングもご依頼頂いておりますので、
ガラスルーフも同様に下地処理を行っていきます。
全ての下地処理・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行いボディを綺麗な状態にリセットします。
ここからようやくコーティング施工となります。
今回お選び頂いたコーティングは「ファインラボヒールライトセラミックコーティング」です。
薄傷の自己修復機能を持った最新セラミックコーティングであり、
超疎水コーティングのため屋外保管のお車にも最適なコーティングです。
素材の弱いパーツをマスキングで保護し、コーティングを塗布していきます。
非常に粘性の高いコーティングであり施工には技術・知識が必要です。
1パネルづつ丁寧に塗布し定着させていきます。
非常に膜厚の付くコーティングのためマスキングの精度も重要です。
コーティング施工後がチェック用ライトを使用しコーティングの拭き残しやムラがないか、
丁寧に確認しながら仕上げていきます。
下地処理を行ったガラスルーフには窓ガラス専用のハイブリットガラスコーティングを塗布。
汚れの定着を低減致します。
最後にボディ全体を仕上げたら完成となります。
仕上がったAudi Q5 Quattroがこちらになります。