神奈川県大和市のお客様より新型TESLAモデル3ハイランドをお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。
コードネーム「ハイランド」と称された新型モデル3が当店にも早速入庫致しました。
お色はハイランドモデルからの新色ステルスグレーとなります。
前後バンパーやライト類の変更、内装のシートや仕様も変更されております。
また操作方法もシフトレバーがなくなりディスプレイでの操作となりました。
新型モデル3変更箇所
・ヘッドライトやテールライトが細くなり洗練された印象に
・ホイールデザインも変更に(中が洗えないほど隙間が狭い)
・エンブレム類の仕上げが変わっております。(ケミカル耐性が気になります)
・ドアハンドルも少し小さくなったようです。
・窓ガラスは二重ガラスに変更(合わせガラス)
合わせガラスは酸性クリーナーの使用を注意する必要があります。
・ドアの閉まりも高級感が出ました。ドア下にフックが増設されております。
・内装パネルも変わっております。
・内装はイルミネーションが設置され、シフトレバーもなくなりました。
・シートもベンチレーションタイプのためかタイプが変わりました。
このドットで白レザーの場合は汚れが目立ちやすいので注意が必要です。
・鍵の置く位置も変更となりました。
・後席モニターも設置されました。
その他様々な変更点が御座いました。
事前にお車の変更点を知る事で施工時に注意する箇所も変わって参ります。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「FEYNLABヒールライト」
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
それではボディチェックからスタートです。
今回もモデルも前回同様、新車でも隙間に汚れが蓄積されている状態です。
部分的に薄いスケール固着や付着物も確認出来ます。
ボディは多少メーカー様で磨いた後が確認出来ましたが、薄傷が残っております。
ドアハンドル上部には引っ掻き傷も確認出来ました。
大凡の状態が確認出来ましたら、ここから施工を行っていきます。
まずはコーティング前にこれらの汚れや薄傷を除去する事からスタートです。
タオルやヘラ、ソフトブラシを使用し隙間に蓄積された汚れを掻き出していきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
細部をクリーニングして整えた事で車の美しさの印象も変わって参ります。
下地処理クリーニングが完了しましたら、
研磨処理を行うためにマスキングテープで養生を行っていきます。
窓枠モールやドアハンドルやサテンブラック仕様(半艶仕様)のため磨いてしまうと艶が出てしまいます。マスキングテープで丁寧に養生を行います。
塗装エッジ部分は塗装が薄いためこちらもマスキングで養生し、
安全かつ的確に磨き処理が出来るように準備を進めます。
今回は窓ガラスの下地処理も行うため窓ガラスの周りのパッキンもマスキングします。
準備が整いましたら磨きでボディ塗装面を磨き上げていきます。
薄傷や付着物を研磨で除去しながら塗装自体の光沢度を高めていきます。
研磨時は遮光を行い特殊ライト下の元、塗装状態を見極めながら丁寧に磨いていきます。
ボディの形状や傷の種類に応じてポリッシャーやバフ・コンパウンドを変え磨きます。
サイドパネルもライトで状態を確認しながら1パネルづつ丁寧に仕上げていきます。
ビフォー
アフター
薄傷が除去され塗装の光沢度も増しました。(まだコーティング前です)
ビフォー
アフター
引っ掻き傷も綺麗に修正完了しました。
新車でもこのように薄傷などが存在するため下地処理は欠かせません。
ボディの磨き処理が完了しましたら続いて窓ガラスの下地処理も行っていきます。
ボディ同様窓ガラスもシミや油膜などを除去しコーティングに最適な下地を作り上げていきます。
サイドガラスやガラスルーフなども全て下地を整えていきます。
TESLA車はガラスが占める割合が非常に多いため、
窓ガラスの下地処理とコーティングは施工をオススメ致しております。
全ての下地処理・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行いボディ状態をリセット致します。
洗車が完了し乾燥を終えましたら、ここからようやくコーティング施工となります。
今回お選び頂いたコーティング剤はセラミックコーティング「FEYNLABヒールライト」です。
薄傷の自己修復機能を持つ最新セラミックコーティングであり、
外的要因からの耐性も強いテスラオーナー様から人気の高いセラミックコーティングです。
FEYNLABヒールシリーズ(自己修復機能付き)は施工が非常に難しく、
高い技術力と知識、整った施工環境を有する店舗のみ施工可能なプレミアムコーティングです。
現在神奈川県内では当店のみ認定を受けて多くのお車に施工を行っております。
ファインラボヒールシリーズは塗装の中に入り込んでいく特性があるため、
材質が弱いパーツなどには付かないようマスキング処理をしてコーティングするのも特徴的です。
また事前の研磨処理が上手でないと綺麗に仕上がらないシビアなコーティングです。
ヒールライトは3つの液剤を使用しコーティング被膜を形成していきます。
まずはベースとなる自己修復機能セラミックコーティングを塗装面に塗布していきます。
ベースコーティングが少し乾燥してきたタイミングでレベリング剤を投入していきます。
このタイミングも知識と経験が必要となります。
レベリング剤も完了しましたら余剰分をタオルで拭きとっていきます。
通常のコーティングよりも粘性が高く拭き取りも大変です。
拭き傷が入らないよう丁寧に仕上げていきます。
1パネルコーティングが完了しましたら確認用ライトで状態をチェックします。
コーティングのムラや拭き残しが無いか丁寧に確認していきます。
FEYNLABセラミックコーティングは一度硬化すると研磨以外では除去出来ない程、
強固なコーティング被膜を形成するため確認が重要です。
この工程を1パネル(大きさによっては半パネル)づつ作業するため施工時間も必要です。
サイドパネルもライトで確認しながら隅々までコーティングを施していきます。
最後にもう一度コーティングのムラや拭き残しがないか再チェックを行い、
ベースコーティングの施工は完了となります。
一晩乾燥させましたらトップコートを施工していきます。
使用する液剤はFEYNLABオリジナルセラミックです。
ベースのセラミックコーティングを保護しながら、
更に艶とスリック性(ツルツル感)を上げていきます。
またベースコートがコーティング出来なかった材質もこちらでカバーしていきます。
このトップコートだけでも1年以上の耐久性があるセラミックコーティングですが、
当店ではこちらのコーティングを贅沢にもトップコートとして使用しております。
ドアの内側など細かな部分も丁寧にコーティングしていきます。
ボディコーティングが完了しましたら続いて窓ガラスコーティングを行っていきます。
下地処理で綺麗に整えた窓ガラスに高耐久フッ素ハイブリットガラスコーティングを塗り込んでいきます。当店の窓ガラスコーティングは雨天時の視界確保のための撥水だけでなく、窓ガラスにシミやウロコの固着を低減する効果が高いため窓ガラスの面積が多いお車にはオススメしたいオプションコーティングとなります。
全てのコーティング施工が完了しましたらホイールや内窓などボディ全体を整え完成となります。
仕上がった新型モデル3ハイランド(ステルスグレー)がこちらになります。
圧倒的な艶感ではないでしょうか。
この度はご依頼誠に有難う御座いました。
仕上がったお車を見てオーナー様にも
「新車として受け取った時よりも全然綺麗」とお喜び頂く事が出来ました。
ご納車時に日頃の洗車方法やメンテナンスについてご案内させて頂き無事ご納車完了です。
コーティング施工後のアフターフォローもお任せ下さい。
今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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