横浜市戸塚区のお客様より新型アウディSQ5スポーツバックをお預かりさせて頂きました。

こちらのオーナー様からは4台目のご依頼となります。

いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。

2025年にフルモデルチェンジをはたしたばかりの新型Q5のハイパフォーマンスモデルであるSQ5となります。ボディカラーはグレイシアホワイト。グレイシアホワイトのSQ5は日本国内第一号車との事です。今回も内外装フル施工＋ヘッドライトのスモークPPFにてご依頼を頂きました。

今回の施工内容

・セラミックコーティング「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」

・ホイールコーティング

・スリックフロントガラスコーティング

・窓ガラス全面コーティング

・内装レザーシートコーティング（フルセット）

・ヘッドライトスモークプロテクションフィルム

それでは施工を行なっていきます。

まずはボディチェックからスタートです。

納車後すぐにお預かりしましたが、やはりグロスブラックパーツを中心に薄傷が目立ちます。

樹脂パーツにグロスブラック塗装がされているため薄傷が入りやすい箇所でもあるので多少は致し方ない部分はありますが、コーティング前にしっかり整えていきます。

レンズ類なども薄傷が確認出来ます。

モール周辺にも固着した付着物がございました。

また細部には細かなシミや汚れが固着しております。

窓ガラスも同様です。

またこちらはオーナー様も気にされていたフロントグリル。白化しており、誤魔化すために艶出しのようなものを行った痕跡が御座います。

またフロントバンパーの先端にはコンパウンドなのか付着物が固着しているのも確認出来ました。このように納車したばかりの新車でも様々な薄傷やシミ・付着物等があるのがお分かり頂けるかと思います。まずはコーティング前にこれらをリセットし、美しい状態を作り出す事から始めていきます。

まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流した後、開口部なども隅々までクリーニングしていきます。ガラスルーフの隙間などは実は新車でも凄い汚れいている事が多い箇所でもあります。

洗車が完了しましたら洗車では落とす事の出来ない固着した汚れやシミをクリーナーで科学的に分解除去していきます。この際、材質に注意しながらクリーニングを行わないと材質によってはクリーナーで変色や劣化が起こる場合があるので注意が必要です。

ビフォー

アフター

固着していたシミや汚れが取り除かれスッキリいたしました。白化していたフロントグリルの未塗装樹脂も美しさが戻りました。

下地処理クリーニングが完了しましたら次の研磨作業に備えてマスキングテープで養生を行っていきます。塗装エッジ部分など塗装が弱い箇所を中心に保護を行います。特にアウディはプレスラインが鋭いデザインが多いため注意が必要です。

準備が出来ましたら、磨き作業を行っていきます。薄傷などのダメージを取り除きながら塗装自体の光沢度を高めていきます。

塗装状態やボディ形状に合わせてポリッシャーやバフ・コンパウンドの組み合わせを変えながら丁寧に磨き上げていきます。

ボディ下回りの部分も特殊スポットライトで塗装面をしっかり把握しながら磨いていきます。

細かな部分はミニポリッシャーを使用し隅々まで磨き上げていきます。

ビフォー

アフター

ボディ全体にあった薄傷が整えられ、塗装がすっきりしたのがお分かり頂けるかと思います。今回は窓ガラス全面のコーティングもご依頼頂いておりますので、窓ガラスもボディ同様下地を整えていきます。

窓ガラス専用のバフとコンパウンドを使用し窓ガラスも下地を整えていきます。

窓ガラスもボディ同様、新車であってもシミや油膜などが付いている事がよくあります。しっかり下地を整え、窓ガラスコーティングに最適な下地へと整えていきます。

ビフォー

アフター

窓ガラスも綺麗に整いました。下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら再度洗車を行いボディをリフレッシュさせましたら、ここからようやくコーテインングとフィルム施工に入っていきます。

まずはヘッドライトプロテクションフィルムを施工していきます。今回は薄黒スモークタイプのプロテクションフィルムを使用し、ヘッドライトの保護と同時に引き締まった印象に変えていきます。

ビフォー

アフター

濃すぎず少し純正と違う感じが好印象でカッコよいです。ヘッドライトPPFが完了しましたらセラミックコーティング施工を行なっていきます。

今回お選び頂いたコーティング剤は「GTECHNIQクリスタルセラムBLACKセラミックコーティング」です。イギリス製のハイエンドセラミックコーティングでありヨーロッパの高級車市場においても高いシェアを誇るブランドです。そちらの最上級モデルとなる「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」は3層の強固なセラミック被膜は高耐久・耐擦り傷性・耐薬品性に優れ、世界でもトップクラスの撥水性能を誇るプレミアムコーティングです。

最上級のGTECHNIQクリスタルセラムBLACKは高い性能の反面、施工が非常に難しくイギリス本国のGTECHNIQ社より認定を受けた施工店のみが施工を許されています。当店ではメーカーよりオファーを頂き日本でも早い段階から認定を受け、今まで数多くの施工実績が御座いますので安心してお任せ下さい。ジーテクニックセラミックコーティングは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するため、慎重に施工を進めていく必要が御座います。

ベースコートが完成しましたら、トップコートを重ねていきます。ベースコートのソフトレイヤー部分が塗装の凹凸に入り込み結合し、その上を硬さ9H以上と言われるハードレイヤーが保護。更に超撥水性被膜のトップコートを重ねる事で完成します。

ドアを開けた内側など細かな箇所も隅々までコーティングを行っていきます。ボディコーティングが一旦完了しましたら、続いてオプションコーティングを行っていきます。

まずはスリックフロントガラスコーティングです。特殊ワイパーゴムへの交換と専用コーティングを施す事で高い撥水性とワイパービビりの低減を兼ね備えた人気のコーティングです。輸入車の場合、新車で何もしなくてもワイパービビりが発生している事が多いため輸入車オーナー様から大変お喜び頂いております。

その他の全ての窓ガラスにもコーティングを施していきます。雨天時の視界確保だけではなく、シミや油膜が付きづらくなるため窓ガラスの美観維持に効果的です。せっかくボディが綺麗でも窓ガラスが汚くては見た目が半減してしまうため、ボディと合わせての施工をオススメいたしております。

窓ガラスの施工が完了しましたら続いてホイールコーティングを行います。リムの奥までホイールをクリーニングした後、耐熱性ホイールコーティング剤をスプレーガンで塗布していきます。スプレーガンで施工する事でホイールの隅々までムラなくコーティングを行う事が可能です。ブレーキダストの出やすいお車はホイールのお手入れが楽になるため好評いただいております。

外装の施工が全て完了しましたら、最後に内装レザーシートコーティングを行います。内装も外装同様、コーティング前に下地処理クリーニングから行っていきます。新車でも内装が汚れている場合が御座いますので、隅々までしっかりと綺麗にしていきます。

内装クリーニングが完了しましたら、レザーシートコーティングを行っていきます。今回はドイツ製レザー専門ブランドgeist社のREPELを使用しコーティングを行っていきます。当店では様々なレザーに合わせて数種類のレザーコーティングをご用意しており、レザーの表面加工や色味に応じて最適なコーティングを使用して施工を行ないます。

今回は内装フルセットでご依頼を頂いておりますので、手が触れ汚れやすい箇所は全てコーティングを施していきます。

レザーシートコーティングを行う事で施工後は堅絞りの水拭きタオルで優しく拭いてあげるだけでレザーを綺麗な状態に保ちやすくなります。

部分的にアルカンターラも使用されているため、こちらはセラミックプロTEXTILEを使用しコーティングを吹付ながら施工を行なっていきます。

当店のレザーシートコーティングは見ためや質感をほとんど変える事無くコーティングを行う事が可能です。艶々になってしまったり、ツルツル滑って運転しにくいという事も御座いません。全てのコーティング施工が完了しましたら、最後にお車全体を整え完成となります。仕上がったAUDI SQ5 Sportsbackがこちらになります。

パールホワイトでもかなり良い艶感に仕上がったのではないでしょうか。仕上がったお車をオーナー様にも見て頂いたところ「ツヤツヤですね！」とお喜び頂く事が出来ました。この度も多岐に渡るご依頼誠に有難う御座いました。綺麗な状態が維持出来るよう今後もサポートさせて頂きますので、引続き末永くお付き合い宜しくお願い致します。

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