横浜市磯子区のお客様よりメルセデスベンツGLC350eをお預かりさせて頂きました。
GLCのプラグインハイブリットモデルである350eは大変珍しいお車です。
この年代のメルセデスベンツのプラグインハイブリットモデルの特徴は、
この鮮やかなブルーのキャリパーです。
とてもカッコよいですね。
今回はこちらの車両のアルミモール部分を復元・保護させて頂く施工となります。
施工内容
・モール復元研磨
・モールプロテクションフィルム施工
アルミモールとはどの部分?
窓枠やルーフレールに使用されているシルバーカラーのモールになります。
仕様によってはブラックモールやサテンカラーのモールも存在します。
アルミモールは劣化してしまうのか?コーティングでは防げないのか?
はい。アルミモールは残念ながら新車から早ければ半年で劣化が始まります。
白い斑点模様のようなものが出てきたら、それはモールの錆となります。
従来はモールにコーティングをして対策をしていましたが、ほとんど守る事が出来ません。
そこでモールプロテクションフィルムが有効です!
モールプロテクションフィルムはモールの形状に合わせて透明のプロテクションフィルムでモールを保護する方法です。
厚さ約150ミクロンものフィルムが物理的にモールを保護します。
従来のコーティングとは比べものにならないほど、長期に渡り美観保護が可能です。
また透明のフィルムのため施工している分からないクオリティを実現出来ます。
当店は日本で初めてモールプロテクションフィルムの量産化に成功し、施工経験は日本一です。(2014年から施工を行っております)
錆びたら磨いてもらえば良いのではないか?
間違ってはいません。しかしアルミモールは劣化してしまうもののアルマイト保護層で表面を保護加工してあります。アルミモールを錆の除去のため磨くと、このアルマイト保護層まで薄くなり、劣化速度が急激に上がります。
そのため磨き頻度が高くなりメンテナンス費用が膨らむのと同時に、磨き過ぎるとアルミモールの下地が出てしまう可能性もあります。
モールプロテクションはどのくらい持つのか?
ボディ同様、お車の洗車頻度や駐車環境にもよりますが、
約5年の耐久性が御座います。過去に5年屋外保管で経過を見ましたが、モールに大きな以上は発生しませんでした。
但しフィルムですのでフィルムの端に汚れが付着してしまったりするため、3年程での張替をオススメ致します。
こちらの写真が今回のGLC350eの施工前のモールの写真です。
約半年前に他店様で磨いてもらったものの、既に錆が発生してしまっております。
まずはプロテクションフィルムを施工する前にモール磨いて復元します。
モールの磨きには別途費用が発生してしまいますので、綺麗なうちに施工するのがベストとなります。
ボディに傷が入らないよう、マスキングテープで保護して磨いていきます。
ヨーロッパから取り寄せている特殊な製品にてモール磨きの下地を作っていきます。
続いてポリッシャーで磨きを行い、モールの輝きを復活させます。
新品のように綺麗になりました。
モールの復元には状態により限界があります。
深い錆にならないうちにリペアしましょう!
通常はここからコーティング致しますが、
前述した通り保護性能が低いためプロテクションフィルムで保護していきます。
施工液を使いながら、モールの形状に合わせて施工していきます。
この作業簡単そうに見えますが、実は非常に難しい作業です。
そのため綺麗に施工出来る店舗は多くありません。
仕上がりがこちらです。
遠目からでは施工してあるのか分からないのも良い点です。
これで安心です。
ご依頼誠に有難う御座いました。
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