横浜市都筑区のお客様より2017年式ポルシェ911タルガ4Sを御入庫頂きました。
貴重なお車の御入庫誠に有難う御座います。
今回は当店もブース出展致します11月13日に開催される「エキサイティングポルシェ2022」に車両展示を行うため当店でリフレッシュし仕上げさせて頂く事となりました。
今回の施工内容
・最上級セラミックコーティング「FEYNLABヒールプラス」
・プロテクションフィルム張替施工(フード)
・ホイールコーティング
・幌コーティング
・窓ガラス全面コーティング
・プラスチックコーティング
・室内レザーシートクリーニング
多岐に渡るご依頼誠に有難う御座います。
オーナー様のお車への愛情が感じられるコンディションです。
丁寧に作業を進めていきます。
それでは早速施工を行って参ります。
まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流します。
洗車を完了させながらボディ状態を確認していきます。
洗車はボディ表面は勿論ですが、
ドアの内側やタルガトップの開閉部分など普段洗えない箇所も洗浄致します。
全体的に5年経過とは思えない程良いコンディションですが、
やはり細かな部分の汚れや多少の塗装のくもり(洗車等の擦れによる)が御座います。
隅の部分に汚れ蓄積しております。ここが綺麗になるだけでも大分印象が違います。
汚れやその汚れている箇所に合わせてケミカルクリーナーやソフトブラシを駆使し、
蓄積した汚れをクリーニングしていきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
正面から分かりにくいですが、リアエンジンカバーのフィンもリセットしていきます。
ビフォー
アフター
細部が整うと美しいですね。更に進めます。
意外と見落とされがちなリアスポイラーの開口部分。
ビフォー
アフター
こうれでスポーツ走行され後ろから見られても、外も中もばっちり綺麗です。
ボディ部分以外もクリーニングします。
マフラーの煤汚れ
ビフォー
アフター
フロントセクション下回りのプラスチックパーツ。
下回りパーツで一見目立たなそうですが、実は遠目からよく見えたりする箇所です。
ビフォー
アフター
プラスチックパーツも美しく復活です。
こちらは後ほどコーティングで最終的に保護していきます。
今回フロントセクションは新車時にプロテクションフィルムを施工されております。
フロントセクションのプロテクションフィルムについてしまった汚れやメンテナンス剤ムラもすっきりさせます。
ビフォー
アフター
今回はボンネットのプロテクションフィルムの貼り換えもご依頼頂いておりますので、
プロテクションフィルムを剥がしていきます。
プロテクションフィルムの剥がし作業は実は意外と大変です。
また他店で施工されたフィルムの場合、どのように施工したか店舗によって違うため塗装剥離リスクなどが伴います。
無事にプロテクションフィルムの剥がしが完了しましたら、ここから磨き作業です。
塗装エッジ部分やプラスチック・ゴムパーツはマスキングテープで養生を行い、
確実かつ的確に磨きを行っていきます。
傷の状態や研磨箇所に応じてポリッシャーやコンパウンドを使い分けながら丁寧に磨きを行っていきます。
意外と傷の入りやすいテールライトなどのレンズ類も磨いていきます。
ビフォー
アフター
このように薄傷が連なる事で塗装がボケていきます。
これらを磨き整える事でまた美しさが蘇ります。
今回は窓ガラスのコーティングもご依頼頂いておりますので、窓ガラスも同様に下地を整えていきます。
全ての磨き作業が完了しましたら再度洗車を行い、研磨時に出たコンパウンドの粉などを洗い流します。洗車が完了しましたら、まずは先程剥がしたプロテクションフィルムを再施工していきます。
ポルシェ911targaのボンネット用にデータカットしたフィルムを施工していきます。
フィルム側と施工するボンネット両方に施工液を吹きかけます。
プロテクションフィルムをボディの形状に合わせてセットし施工液を抜いていきます。
施工液が抜けきるまで乾燥を行います。(仕上がりは後ほど)
プロテクションフィルムの施工が完了しましたら、ここからリアセクションのセラミックコーティングを施工していきます。
今回使用するコーティング剤は最上級セラミックコーティング「FEYNLABヒールプラス」です。
6液の液剤を調合して液剤を作ります。
ファインラボヒールプラス・ヒールライトはメーカーから認定を受けた施工店のみが施工可能なハイエンドセラミックコーティングです。高い技術力・豊富な経験知識・整った環境設備が必要です。
当店は神奈川県初のFEYNLAB認定施工店となります。
作成した液剤を順番に塗り込んでいきます。
まずはステップ1です。慎重に塗り込みを行います。
ステップ1が完了しましたらステップ2です。
こちらでコーティングを塗装内部と化学結合させていきます。
step1.step2が完了しましたらstep3でレベリングしていきます。
レベリングが完了しましたら余剰分を綺麗なマイクロファイバータオルで拭きとり仕上げていきます。コーティングの塗る間隔や拭き取り方法など非常に独特であり、経験値が必要です。
この工程を1パネルまたは0.5パネルづつ施工を行っていくため、
通常のコーティング施工時間の倍以上が必要となります。
またこのコーティング剤は一度硬化すると簡単に除去する事が出来ない程強固に硬化します。
コーティング確認用ライトを使い丁寧に確認・仕上げを行っていきます。
通常のライトではこのような薄いムラは確認する事が出来ません。
仕上がりに対するこだわりはどこにも負けません。
ボディのコーティングが完了しましたら各パーツのコーティングも行っていきます。
まずはプラスチックコーティングです。
先程クリーニングしたプラスチックがまた劣化しないよう保護していきます。
幌はトルネードガンで幌全体をクリーニングした後に、
スプレー式にてセラミックプロTEXTILEを施工します。
ホイールはホイールの内側やキャリパーなどをクリーニングし脱脂を行った後に、
こちらもスプレー式にて満遍なくコーティング施工致します。
ホイール形状は実は非常に複雑なため手塗り式よりもスプレー式の方が均一かつコーティングムラが出ないメリットが御座います。
最後に室内のレザーシートをクリーニング致します。
クリーナーで汚れを浮かせて綺麗なマイクロファイバータオルに汚れを移していきます。
最後にボディ全体を整えたら、ようやく911タルガ4Sの完成です。
ボンネットのプロテクションフィルムを貼り換えさせて頂いた箇所も一見フィルムが貼ってあるのか分からない仕上がりです。
ご依頼誠に有難う御座いました。
今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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