横浜市旭区のお客様より2018年式ポルシェ911カレラTをお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談並びにご予約を承り誠に有難う御座います。
991.2型のカレラTとなります。
通常のカレラを軽量化したピュアスポーツモデルです。
2018年式モデルとなりますのでボディ全体をフルリフレッシュし生まれ変わらせます。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」
・ホイールコーティング
・スリックフロントガラスコーティング
・窓ガラス全面コーティング
・プラスチックコーティング
それでは状態チェックからスタートです。
ホワイト色のため屋外では綺麗に見える塗装もブースに入ると現実が見えてきます。
洗車傷や擦り傷などがボディ全体についております。
洗車傷と合わせてシミや簡易コーティング剤の被膜も確認出来ます。
ボディの隙間などには汚れが蓄積されております。
窓ガラスも洗車では落とす事の出来ないシミやウロコが固着しております。
プラスチックパーツは白濁化やコート剤のムラなどが確認出来ます。
お車の状態が確認出来ましたら、
まずはコーティング前にクリーニングや塗装の下地調整を行う事からスタートです。
まずはクリーナーを使用しボディ全体のシミやワックスなどを科学的に分解除去していきます。
プラスチックのシボがある部分などはマイクロブラシを使用し目から汚れを掻き出していきます。
シミやワックスが除去出来ましたら続いて鉄粉除去に入ります。
トラップ粘土を使用しボディに付着している鉄粉や付着物を除去していきます。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
細部の汚れが除去されリフレッシュされていきます。
シミや鉄粉などの下地クリーニングが完了しましたら、
続いて磨き作業に備えてマスキングテープで養生を行います。
塗装エッジ部分やプラスチック・ゴムパーツなどバフを養生し、
安全かつ的確に磨き作業を行っていきます。
ここから研磨作業を行っていきます。
今回は年式相応の洗車傷が多く入っている状態のため、
粗目のコンパウンドから徐々に細かくしていき美しい塗装面を作り出していきます。
ボディの形状や傷の種類に応じてポリッシャーやバフ・コンパウンドを使い分けます。
特にリアからサイドにかけては深い洗車傷が多いため、
シングルポリッシャーも併用しながら綺麗に塗装を整えていきます。
下回り部分もライトで状態を確認しながら隅々まで磨き上げていきます。
シングルポリッシャーで磨いた後はシングルのバフ目を除去するためダブルアクションで仕上げ磨きを行い更に美しく仕上げていきます。
ビフォー
アフター
911の命とも言えるリアフェンダー部分も傷が除去され美しいボディラインを取り戻しました。
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
細かな洗車傷やシミも除去され塗装自体の光沢度も向上しております。
ビフォー
アフター
ピアノブラック部分も美しさを取り戻しました。
ビフォー
アフター
フロントバンパーは今回ご納車前に鈑金塗装補修されておりました。
一部部分的に磨き傷が入っておりましたので、こちらも修正致しました。
また今回は窓ガラスの全面コーティングもご依頼頂いておりますので、
窓ガラスも同様に下地処理を行っていきます。
カレラTの場合、軽量モデルとなるため窓ガラスも通常モデルよりも薄いようです。
慎重に磨いていきます。
ビフォー
アフター
窓ガラスに付着していた細かいシミや付着物が除去され、
スッキリとした窓ガラスに生まれ変わりました。
ビフォー
アフター
クーペやサッシレスモデルによくある窓ガラスの上げ下げによる傷も綺麗にリセット出来ました。
全ての下地処理クリーニング・研磨処理が完了しましたら、
再度洗車を行いボディ状態をリセットします。
研磨時に出た粉などを洗い流し乾燥を行いコーティングに備えます。
乾燥が完了しましたら、ここからようやくコーティング施工となります。
今回お選び頂いたコーティング剤はセラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」です。
超疎水性セラミックコーティングであり外的要因からの耐性が強いコーティングとなります。
こちらのコーティング剤を1パネルづつ丁寧にコーティングを塗り込んでいきます。
サイドパネルも1パネルづつライトを当てながら隅々までコーティングを施工していきます。
ドアを開けた内側やエンジンルーム脇なども再度汚れににくいようにコーティングしていきます。
コーティングの塗り込みが完了しましたら、
コーティング確認用ライトでムラや拭き残しがないか丁寧に確認を行っていきます。
特に白色はムラや拭き残しが見にくいお色ですので注意が必要です。
ボディコーティングが完了しましたら続いてプラスチックコーティングを行います。
使用するコーティング剤は「GTECHNIQ C4」となります。
劣化してしまったプラスチックの艶を蘇らせ、保護が可能となります。
ワイパーアームを動かしながらコーティング剤を塗り込んでいきます。
ビフォー
アフター
白濁化していたプラスチックパーツの艶が蘇りました。
リアディフューザーも同様に施工致します。
続いて窓ガラスコーティングを施工していきます。
高耐久フッ素ハイブリットガラスコーティングを窓ガラス全面に施工していきます。
雨天時の視界確保は勿論ですが窓ガラスにシミやウロコの固着を低減させる事が可能です。
また今回は輸入車の悩みの種であるワイパーのビビり音低減として、
特殊ワイパーゴムへと交換を致しております。(スリックフロントガラスコーティング)
続いてホイールコーティングです。
ホイールの内側までホイールを洗浄クリーニングした後に、
耐熱ガラスコーティングをスプレー工法で施工していきます。
ホイールコーティングを施工する事でブレーキダストの固着を低減し、
ホイールのお手入れを楽にする人気のメニューとなります。
全てのコーティング施工が完了しましたら内窓やボディ全体を整え完成となります。
仕上がったPorsche911CarreraTがこちらになります。
この度はご依頼誠に有難う御座いました。
ご納車時に日頃の洗車方法やメンテナンスをご案内させて頂き無事ご納車完了です。
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