神奈川県川崎市宮前区のお客様より2019年式メルセデスベンツGLA220をお預かりさせて頂きました。事前のご相談・お打合せ有難う御座いました。
今回ご相談頂いたのは欧州車オーナー様の悩みの種である、
窓枠とルーフレールに使用されているアルマイト処理されたアルミモールの劣化対策です。
2019年式という事もあり既にアルミモールの劣化が進行してしまっております。
欧州車等に使用されているモールは、
アルミをアルマイト処理したものが使用されています。
国産車のほとんどは似たようなモールが付いておりますが、メッキ処理となっております。
欧州では環境問題によりメッキ処理ではなくアルマイト処理となっていると聞いた事があります。
本来アルマイト処理も地のアルミが錆びないための処理となりますが、
日本の気候に合わず劣化が進んでしまうと言われています。(実際は世界各国で劣化しています)
今回は劣化してしまったアルミモールを復元し、
再発防止のためモールプロテクションフィルムを施工していきます。
今回のご依頼内容
・アルミモール復元研磨
・モールプロテクションフィルム
それでは施工を行っていきます。
まずは洗車を行いモール周辺の汚れを洗い流していきます。
モール周辺にゴミが残っていると磨き時にゴミを噛んでしまったり、
フィルム内にゴミが混入する恐れがあるためです。
洗車が終わりましたら、
モール周辺をマスキングテープで保護していきます。
アルミモールの研磨は通常塗装を磨くよりも研磨力が必要となります。
まずは弊社オリジナルのアルミモールブラシを使用し、
アルミモール表面に付着してしまったシミを削っていきます。
削るとこのようにシミが消えたものの、白くボケてしまっています。
低価格で修正する店舗ではこの上からコーティング剤を塗って仕上げてしまう所もあるようです。
お店選びは慎重に行いましょう。
足付けが完了したアルミモールを今度はポリッシャーとコンパウンドを使用し磨いていきます。
こちらも弊社オリジナルモール用コンパウンドを使用しながら磨いていきます。
右側が復元研磨後、
左側が研磨前になります。
見比べてみると違いは歴然です。
残りの部分も同様に磨いていきます。
綺麗に整いました。
施工事例ですと簡単そうに見えますが、実は結構大変な作業です。
同様にルーフレールも綺麗にリペアを行っていきます。
モールが美しくなるとボディ全体の印象もより良くなります。
アルミモールの復元が完了しましたら、ここからモールプロテクションフィルムを施工します。
アルミモールの保護層であるアルマイトを磨いてクリーニングしていますので、
このままでは再度劣化が始まってしまいます。
そこで窓枠モールの形に合わせてプロテクションフィルムを施工する事で、
モールの物理的に外的要因から保護します。
予めGLA用に作成したデータフィルムを使用し施工していきます。
透明のプロテクションフィルムですので、一見フィルムが貼ってあるのか分からないクオリティです。同様にその他のアルミモールにもプロテクションフィルムを施工していきます。
隙間が細すぎてフィルムを施工出来ない箇所は、
ULGO(ウルゴ)社メタルコーティング9Hを塗り保護していきます。
お車の車種により「どの部分にフィルムが施工可能なのか」事前にご相談頂く事が可能です。
実際にお車を見させて頂きながらご説明させて頂きます。
最後にボディ全体を整え完成となります。
ご依頼誠に有難う御座いました。
当店は全国でもアルミモールの復元・保護のリーディングカンパニーです。
お気軽にご相談下さい。
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