神奈川県内のお客様より新車のフェラーリ・ローマをお預かりさせて頂きました。
ディーラー様でコーティングをしてもらったものの、仕上がりにご納得いかず御入庫頂きました。
フェラーリなどの特別なお車は実は新車時から様々な傷が多く入っております。
適切な環境下でしっかり状態を確認し下地処理・研磨処理を行うことで本当の新車が完成致します。
フェラーリやランボルギーニなど特にイタリア車をご購入のお客様は当店にご相談下さい。
今回のご依頼内容
・塗装傷修正
・セラミックプロ9H1層
それでは状態を確認していきます。
上記のボンネット写真のライトに映り込んだ部分をご覧ください。
細かいチリチリとした磨き傷がご確認頂けるかと思います。
こちらはルーフ部分になります。
同じく細かな傷が無数に存在します。
テールレンズはプラスチックパーツのため傷が入りやすいです。
こちらも修正をかけていきます。
リアのピアノブラックパーツも同様です。
状態を確認出来たところで、本当の美しいフェラーリ・ローマに仕上がるよう施工スタートです。
まずは洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。
細部の汚れはソフトブラシを使用し洗浄を行っていきます。
ローマの特徴的なフロントグリルは一つづつタオルで汚れを除去していきます。
下地処理が終わりましたらマスキングを行い磨き作業(研磨処理)を行っていきます。
マスキングも出来るだけ安全に磨いたい場所をしっかり磨けるように丁寧に施工します。
工程を2工程に分け、磨き傷の除去→塗装面の仕上げ磨きと美しい塗装面を作り出していきます。
テールレンズも同様に磨いていきます。
カーボン部分も曇りが発生していたため、ミニポリッシャーを使用し塗装を整えていきます。
ドア内部分も既に傷が多く見られたため、同じく磨きを行っていきます。
磨きが終りましたら再度洗浄を行い、コーティング施工前のプライマー層の形成を行っていきます。
ここからコーティング施工に入っていきます。
今回使用するコーティング剤は「セラミックプロ9H」です。
セラミックプロ9Hは圧倒的な艶感と耐スリ傷性に優れたコーティング剤です。
また耐薬品性にも優れ、コーティング剤の剥離には研磨処理が必要となるほどです。
こちらを1パネルの半分ほどの狭い範囲で塗布し、均一に施工を行っていきます。
非常にコーティング施工が難しいため広範囲で一気に施工が出来ず時間が必要となります。
拭き残しが出ないよう丁寧に拭き取り→確認を行いながら施工を行っていきます。
ベースコートが完了しましたら乾燥を行った後、トップコートを施工していきます。
トップコートを施工する事で更なる艶感と疎水性は与えていきます。
コーティングの確認用ライトを使用し、丁寧に施工ミスがないか確認をしながら仕上げていきます。
最後にエンジンルーフやホイール、室内を仕上げてようやく完成です。
仕上がりがこちらです。
美しいフェラーリ ローマが完成です。
以前あった磨き傷もご覧の通りです。
ビフォー(ボンネット)
アフター(ボンネット)
ビフォー(ルーフ)
アフター(ルーフ)
ビフォー(テールレンズ)
アフター(テールレンズ)
ビフォー(リアパネル)
アフター(リアパネル)
オーナー様からも「綺麗!」とお喜びの声を頂戴し、
来月納車予定のお車のご相談も頂きました。
お喜び頂けて光栄です。
ご依頼誠に有難う御座いました。
今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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