FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
横浜市緑区のお客様より新車BMW ALPINA B3をお預かりさせて頂きました。
こちらのオーナー様からは3台目のご依頼となります。
いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。

アルピナといえばドイツの最も小さな自動車メーカーが仕立てるBMWをベースとしたチューナーメーカーです。2025年にはBMWがアルピナの商標権を獲得する事が決まっており、アルピナ独自としてのコンプリートカーの開発・生産・供給を終了するとされております。
そのため最後に本物のアルピナが欲しいと注文が殺到していると聞いた事があります。
オーナー様も注文から長い年月待たれたとの事でした。
そんな貴重なお車を当店にお任せ頂き有難う御座います。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」
・ホイールコーティング
それでは施工を行っていきます。
ご入庫頂いた前日が久々の大雪でしたが幸い積もらず、御入庫頂く事が出来ました。

雪解けの後はお車が非常に汚れます。
まずは洗車を行い汚れてしまったボディをリセットします。

サイドのアルピナラインと呼ばれるラインはデカールとなっているため洗車も注意が必要です。
洗車が完了するとボディの状態が見えてきました。

こちらはルーフ部分となりますが磨き傷(バフ目)が入っております。



様々な箇所にコンパウンドの固着が見られます。

こちらも傷抜きした後でしょうか?
写真だと分かりにくいですが塗装が曇ってしまっております。
磨き傷やコンパウンドの固着がある事から納車前磨きを行っているのは明らかです。
おおよその状態が把握出来ましたらここから作業を行っていきます。
まずはボディの細部に詰まっている汚れをクリーニングしていきます。


新車ですが輸入車ですと特にこのように汚れが詰まっている事は珍しい事ではありません。
ボディの隙間を1か所づつ丁寧にクリーニングしていきます。
ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

汚れと一緒に先程確認したコンパウンドの固着も除去されスッキリ致しました。

輸入車に多いドア下のグリース垂れも確認出来ましたので、こちらはシリコンオフを使用し固着したグリースを溶かしながら除去していきます。

細部洗浄クリーニングが完了しましたら、ここから磨き作業を行っていきます。
磨き前にマスキングテープで塗装エッジ部分やプラスチックパーツ、デカールなどを養生し準備を整えます。

遮光を行い特殊スポットライトで塗装状態を把握しながら丁寧に塗装を磨き上げていきます。
新車でも様々な付着物や薄傷が存在します。
これらを除去しながら塗装の凹凸を平滑にし、塗装自体の光沢感を引き上げていきます。

サイドはデカールに注意しながら同様にライトで状態を確認しながら磨き上げていきます。
ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

薄傷などが除去され、塗装自体の光沢度も上がってきました。
更にここから仕上げ磨きを行い更に美しく仕上げていきます。


細かな箇所はミニポリッシャーやハンドポリッシュを使用し的確に処理を行っていきます。


ピアノブラックパーツは特に塗装が繊細です。
工程数を増やしながら丁寧に仕上げていきます。
ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

繊細なピアノブラックパーツも塗装のくもりが晴れ、スッキリと仕上がりました。

レンズ類も多少の洗車傷が確認出来ました。こちらも材質に合わせて磨きをかけていきます。
ビフォー

アフター

全ての磨き作業が完了しましたら再度洗車を行い磨き時に出た粉などを洗い流していきます。

洗車後は水気を飛ばしコーティングに備えて乾燥を行います。
乾燥が完了しましたらここからコーティング施工となります。

今回お選び頂いたコーティング剤は「GTECHNIQクリスタルセラムBLACK」です。
イギリス製のハイエンドセラミックコーティングとなります。
世界各国なあらゆる過酷な環境下でも性能が実証され、外的要因から耐性が強いコーティングです。

GTECHNIQセラミックコーティングは施工難易度が高く、イギリス本国の認定を受けた施工店のみが取扱いを許されているプレミアムコーティングであり、神奈川では当店が初めての認定施工店となります。

綺麗にコーティングするには高い技術力と経験豊富な知識、施工環境が必要です。

コーティング塗布後は当社独自のコーティング確認用ライトを使用し、
コーティングムラや拭き残しがないか徹底的にチェックを行います。
一見綺麗に仕上がっているコーティングもこのライトで見ると凄い事になっている事も。。。

ベースコーティングが完了しましたら一晩乾燥させた後にトップコートを2層施工していきます。
ベースコートにはGTECHNIQクリスタルセラムBLACKを使用し塗装と強固に未着し保護を行うコーティングです。トップコートにはGTECHNIQ EXOを使用しベースコートの保護と撥水性・艶感を高める効果が御座います。

ベースコート同様に1パネルづつ丁寧にコーティングを施工していきます。
GTECHNIQセラミックコーティングは一度硬化してしまうと磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成します。


窓枠のブラックモールやドアの内側など細かな部分も丁寧にコーティング施工してきます。


トップコートもベースコート同様、
コーティングのムラや拭き残しがないか入念にチェックを行い仕上げていきます。
ボディコーティングが完了しましたら続いてホイールコーティングを行います。

ホイールを全体クリーニングした後、スプレー工法でホイールコーティングを行っていきます。
スプレーコーティングを行うことで、
アルピナのような細かなスポークホイールでもスポーク1本1本にコーティングが可能です。
全てのコーティング施工が完了しましたら最後にボディ全体を整え完成となります。
仕上がったALPINA B3がこちらになります。










アルピナブルーがより鮮やかに。
非常に美しい仕上がりとなったのではないでしょうか。
この度は3台目のコーティングのご依頼誠に有難う御座いました。
今後とも長いお付き合いを宜しくお願い致します。
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