FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
横浜市南区のお客様より新車AMG GT43をお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談とご予約誠に有難う御座います。

AMG GTの4ドアクーペモデル。
ボディデザインが美しいお車です。
しかも今回のボディカラーはマグノナイトブラックです。
通称マットブラックという艶消しボディカラーとなります。
マットカラーは表面にマットクリアーを吹いて仕上げてある塗装構造です。
マットクリアーは塗装表面が凹凸となっており光が反射しないため艶消しに見えるのですが、この凹凸に汚れが入り込んでしまうと汚れを落とす事が難しくなり厄介です。
また磨いてしまうと艶が出てしまう塗装ですので磨く事が出来ません。
そのため綺麗な状態の内に凹凸に汚れがこびり付かないようコーティング施工を行い、短期間でメンテナンスを繰り返す事が美観を綺麗に保つ秘訣となります。
当店ではマット塗装専用セラミックコーティングの施工が可能です。
マットの質感をほぼ変える事無くマット塗装をコーティング致します。
今回の施工内容
・マット塗装専用コーティング「FEYNLABマットセラミック」
・窓ガラス全面コーティング
それでは施工を行っていきます。
まずはボディチェックからスタートです。
新車納車後1週間後にお預かり致しましたが既に多少のシミが固着しております。


ボディのところどころに新車特有の糊跡やグリースの付着も確認出来ます。

またこちらのお車は実はディーラーコーティングを施工されている車両という事がお預かり時にお聞きしたのですが、コーティングのムラが少し気になるところです。

指先にあるライン部分をご覧ください。
恐らく端部を拭き残した後になります。通常の洗車では落とす事が出来ません。
おおよその状態が確認出来ましたら洗車を行いボディ表面の汚れを洗い流していきます。


マット塗装は洗車も気が抜けません。
洗車時に砂などでボディを引きずってしまい傷が付いてしまうと磨いて戻す事が出来ません。
綺麗なタオルで塗装表面を撫でるように水気を拭き取っていきます。

続いてシリコンオフを使用しボディに付着している糊跡やグリースを除去していきます。
ビフォー

アフター

続いて酸性クリーナーを使用し既存ディーラーコーティングと固着してしまったシミを除去します。
メルセデスのマット塗装コーティングはデュポン製の「ハイパーコートプロ」を使用しています。
ハイパーコートプロはシリコーンを主体としたガラス系コーティングです。
これらのコーティングは酸性クリーナーで簡単に落とす事が可能です。


酸性クリーナーを使用する前に、酸性クリーナーで腐食してしまう窓枠のアルミモールを養生してから作業を行います。このひと手間を入れるだけで精度や仕上がりも大きく異なります。

酸性クリーナーをスポンジにつけ、傷が入らないように丁寧に塗り広げていきます。

酸性クリーナーが変に乾いてしまったりすると逆にシミになるリスクも御座います。
クリーニングしながらライトで状態を確認し1パネルづつ丁寧にクリーニングしていきます。
ビフォー

アフター

固着していたシミもスッキリ除去完了です。
ビフォー

アフター

既存ディーラーコーティングの拭き残しもリセット完了です。
マット塗装部分の下地処理クリーニングが完了しましたら続いてグロス塗装部分も整えていきます。

新車でもこのような薄傷は多く御座います。
グロス塗装部分は研磨で丁寧に整えていきます。


マット塗装部分にバフが当たらないようマスキングで周辺を養生し磨いていきます。
ビフォー

アフター

ピアノブラックパーツも綺麗に整いました。

テールライト部分は縦に薄い線傷が入っております。

こちらも磨いて整えていきます。
ビフォー

アフター

テールレンズも綺麗にリセット完了です。
マフラーも汚れが固着していましたので手磨きで綺麗に整えます。
ビフォー

アフター

今回は窓ガラスの全面コーティングもご依頼頂いておりますので、
窓ガラスの下地処理も行っていきます。

窓ガラス周辺をマスキングテープで養生し、ガラス用コンパウンドで磨いていきます。

細かな箇所は手磨きで的確に窓ガラスを磨いていきます。

新車でも薄いシミや油膜などが付着している事が多いです。
そのため窓ガラスを磨いてあげてからコーティングする事でコーティングの定着を高め、美しさも引き上げます。

ボディ全体の下地処理が完了しましたら、ここからコーティング施工となります。
今回使用するコーティング剤はマット塗装専用コーティング「FEYNLABマットセラミック」です。
マット塗装のために開発された専用セラミックコーティングです。
艶をほとんど上げる事無くボディを強固に守ります。

こちらの液剤を使用しマット塗装をコーティングしていきます。
マット塗装のコーティングは特殊塗装のため通常の施工店では断られる事も珍しくありませんが、当店では圧倒的なマット塗装の施工経験が御座います。マット塗装のコーティング施工は当店にお任せ下さい。

液剤を塗装面に塗布していきます。
塗り傷や拭き傷、コーティングのムラなど細心の注意を払いながら施工を行う必要御座います。

コーティングを塗布しましたら、
マイクロファイバータオルで余剰分を拭き取りながら仕上げていきます。

コーティング後は確認用ライトでムラや拭き残しがないか徹底的にチェックしていきます。
このチェックを怠ってしまうとマット塗装ではリセットが効かなくなってしまうため注意が必要です。


同様に他のパネルでもコーティングと確認を1パネルづつ行い丁寧に仕上げていきます。



トランクやドアの内側も実は汚れやすい箇所です。
こちらも同様にコーティングとチェックを行い施工を行います。

艶ありの通常塗装部分はファインラボセラミックV3を使用し保護していきます。

フロントバンパーパーツやピラーパーツ、レールなどコーティングしていきます。
こちらがマット塗装セラミックコーティングを施工した際のビフォーアフターの撥水性です。
ビフォー

アフター

水玉が細かく弾き流れる超疎水性となります。
ボディコーティングが完了しましたら続いて窓ガラスコーティングです。


下地処理を行った窓ガラスに専用ガラスコーティングを隙間なく塗布していきます。
窓ガラスコーティングは雨天時の視界確保は勿論ですがシミやウロコの固着を低減するのに大変有効です。窓ガラスの美観は車全体の美観に大きく影響するためコーティングをオススメ致します。
全てのコーティング施工が完了しましたら最後にボディ全体を整え完成となります。
仕上がったMercedes-AMG GT43がこちらになります。







この度はご依頼誠に有難う御座いました。
オーナー様もお車の仕上がりを見て大変お喜び頂く事が出来ました。
最後にマット塗装の注意点や今後のメンテナンス方法についてご案内させて頂きご納車完了です。
今後とも永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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