FEYNLAB社は世界ではじめてセラミック被膜のガラスコーティング開発に成功した高い技術力を持った会社です
最上級セラミックコーティング「クリスタルセラム・ウルトラ」は塗装と共有結合しソフトなベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層を形成します
セラミックプロ9Hは3Dセラミックマトリックス分子構造を持ち、最高硬度9Hの非常に硬い被膜を形成し、優れた耐擦傷性・耐薬品性を誇ります
servFaces(サーブフェイス)は、革新的で高品質なカーケア製品を提供するドイツ発のカーディテイリングブランドです
神奈川県平塚市のお客様より新車ロータスエミーラ2.0をお預かりさせて頂きました。
ご納車前よりご相談・ご予約を頂き誠に有難う御座います。

マグマレッドというパール系の素敵なレッドカラーになります。こちらのエミーラ2.0モデルはAMG製2リッターエンジンを搭載した最新モデルになります。

ロータス車の場合、外装がFRPで出来ているため塗装が非常に繊細です。ディーラー様では「セラミックコーティングは辞めた方が良い」と助言があったようです。確かに材質の弱い塗装に溶剤の強いセラミック(ガラス)コーティングは良くない可能性がありますが、全てのセラミックコーティングが合わないのではなくタイプや施工方法によっても変わって参ります。当店ではFRP材質のお車の施工も数多く手がけておりますので安心してお任せ下さい。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「FEYNLABセラミックULTRA」
+追加トップコート「FEYNLABオリジナルセラミック」
・ホイールコーティング
それでは早速施工を行っていきます。
まずはボディチェックからスタートです。

ボディの際にはFRP車やスーパーカーでよく見られるコンパウンドの固着が多く確認出来ます。


ボディに数か所ペーパー目も確認出来ます。
メーカーにて塗装ブツを消し込んだ時に付いたものと思われます。




線傷もボディ右側を中心に様々な箇所についておりました。

こちらも磨き傷でしょうか。塗装が白くボケてしまっております。


ピアノブラックパーツ部分もバフ目によりオーロラマーク(乱反射)しております。

またドアの内側や細かな部分には納車前洗車時の水の拭き取り不良によるシミが確認出来ました。このように新車であっても様々な薄傷や付着物が付いております。当店ではまずこれらを全てリセットする事から作業を行い素の美しい状態を作り出してから初めてコーティングやフィルムで保護を行う加工を行います。状態が確認出来ましたらまずは洗車を行いボディ全体をクリーニングしていきます。

洗車が完了し水気を切ったら初めに水シミを確認出来た箇所をクリーナーでクリーニングしていきます。酸性溶剤で無機質の汚れを科学的に分解除去するのです。
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綺麗にリセット完了です。
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コンパウンドの固着箇所も1か所づつ丁寧にクリーニングを行いリセット完了です。
シミなどの汚れを除去出来ましたら、他の磨き傷や塗装くもりは磨き処理にて修正していきます。

塗装エッジ部分やエンブレム・ゴムパーツなどをマスキングテープで養生し安全かつ的確に磨くための準備を整えます。準備が整いましたら磨き作業に入っていきます。塗装とのマッチングを見ながらポリッシャーやバフ・コンパウンドを選定し丁寧に磨いていきます。

サイドパネルも特殊ライトで塗装面を確認しながら1パネルづつ磨き上げていきます。

ピアノブラックパーツは塗装が繊細なため一度通常に磨き上げた後、更に柔らかいスポンジバフで塗装面を整えていきます。

フロントバンパーの細かな箇所も隅々まで磨き上げていきます。

サイドスカートの部分は形状的に奥に入ってしまっているためドアを開け、車内のコンパウンドが入らないようマスカーで養生を行いサイドスカートを磨いていきます。
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ペーパー目の跡も綺麗に修正完了です。
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ボディ全体に入っていた線傷も消込ました。
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塗装くもり部分も綺麗に修正完了です。
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バフ目によりオーロラマーク(乱反射)していた部分もくっきりとした鏡面へと生まれ変わりました。全ての磨き作業が完了しましたら再度洗車を行いボディに付着したコンパウンドなどを洗い流し表面を綺麗に整えます。

洗車の乾燥が完了しましたら、まずはFEYNLABセラミックプライマーをコーティングと塗装面との間にいれ溶剤の浸透を少し和らげます。FEYNLABセラミックコーティングは塗装と浸透結合する最新のガラスコーティングですが塗装が弱いお車には浸透する溶剤が合わない場合が御座います。今回も念のためプライマーを入れる事でFRPボディの保護を行います。

プライマー施工が完了しましたら、ここからようやくコーティング施工となります。今回お選び頂くコーティング剤は「FEYNLABセラミックULTRA+オリジナルセラミック」です。通常当店ではFEYNLABセラミックULTRAは単体で使用しますがより強固なコーティング被膜にするためFEYNLABセラミックULTRAをベースコートとして使用し、オリジナルセラミックをトップコートとして使用する事により強固な2層セラミックコーティング被膜を形成していきます。

FEYNLABセラミックULTRAを1パネルづつ丁寧に塗布していきます。満遍なく均一に塗布する他、塗り傷や拭き傷などが入らないよう細心の注意を払いながらコーティングを行っていきます。

コーティングチェック用ライトを使用しながらコーティングのムラや拭き残しなどがないか丁寧にチェックを行いながら仕上げていきます。FEYNLABセラミックULTRAは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するためチェックが欠かせません。

ドアを開けた内側部分も隅々までコーティングを塗布していきます。


ベースコーティングが完了しましたら同様の手順でトップコート「FEYNLABオリジナルセラミック」も施工していきます。こちらもコーティング施工後、徹底的に塗装面チェックを行いながら丁寧に仕立てていきます。

ボディコーティングが完了しましたらオプションコーティングを施工していきます。
今回オプション追加にてホイールコーティングをご用命くださいました。
まずはホイールの内側まで丁寧にクリーニングをした後、ホイールを脱脂していきます。

脱脂まで完了しましたらここからホイールコーティングを行います。耐熱性ホイールコーティング剤をスプレーガンで吹付施工を行っていきます。吹付施工を行う事で複雑な形状のホイールでも均一にコーティングが可能な他、手塗りなどによる拭き残しなどのリスクも御座いません。ホイールコーティングはホイールがブレーキダストで汚れてしまってもホイール塗装へのダストの固着を低減する事が可能なためホイールのお手入れを楽にする事が可能です。特にホイールが汚れやすい欧州車オーナー様より大変好評いただいております。
全てのコーティング施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。仕上がったLOTUS Emira2.0 First Editionがこちらになります。








この度は平塚市よりご依頼誠に有難う御座いました。ご納車時にコーティング施工後の洗車方法やメンテナンスなどについてご案内させて頂きご納車完了です。
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