ペイントプロテクションフィルムは実際どうなのか?
日頃からペイントプロテクションフィルム(PPF)のご相談やご質問が多いので、
今回コラムに記載させて頂きたいと思います。
「プロテクションフィルムって最近聞くようになったけどよく分からない」
そんな方は多いのではないでしょうか?
また「プロテクションフィルムを施工しておけばコーティングよりも綺麗に乗れて安心」と思われている方もいらっしゃいますが必ずしもそうではありません。
今回は皆さまにご質問頂く内容や実際どうなのかをまとめてみましたので、
参考にして頂ければ幸いで御座います。
ペイントプロテクションフィルムとは?
ペイントプロテクションフィルムとは、お車を外的要因から保護する透明なボディ用フィルムの事です。ペイントプロテクションフィルムは厚さ約150ミクロンの透明度の高いポリウレタン素材で出来ており、高い柔軟性と耐候性を併せ持っています。
お車にペイントプロテクションフィルムを施工する事により飛び石傷や生活傷から車の塗装を守り、お車を手放すまで綺麗な状態の塗装を維持する事が可能です。
ペイントプロテクションフィルムのメリット
・塗装を飛び石傷などから強力にガード
・フィルムが劣化してきたら剥がす事も可能
ペイントプロテクションフィルムの最大のメリットは傷防止の観点です。
「高速走行を頻繁にされるお客様」や「傷を極力付けたくない」などのお客様には非常に有効的な商材です。
ここまで聞くと「プロテクションフィルムっていいな」と思われますよね。
但しデメリットも当然御座います。
ペイントプロテクションフィルムのデメリット
・費用が高い
・シミが固着し易い
・シミがついてしまった場合リカバリーがしにくい場合がある
ペイントプロテクションフィルムの最大のデメリットは「シミの付着」です。
屋外保管のお車や手入れをあまりされない場合はオススメ出来ません。
「他店でプロテクションフィルムを施工してもらったがシミだらけで困っている」
よくこんなお電話を頂戴致します。
メリット・デメリットの説明を施工店側がしっかりご案内しなかったからでしょう。
ペイントプロテクションフィルムは日本ではまだまだ費用が安くありません。
当店ではお客様の駐車環境や使用頻度、どのように保持したいかを伺いながらプロテクションフィルムとコーティングを使い分けてご提案が可能です。
またペイントプロテクションフィルムに固着してしまったシミは、
軽度であればクリーナーで除去可能ですが重度ですと取り除く事が出来ません。
また最近のプロテクションフィルムの透明度は非常に良くなりましたが、
美しさの観点では「磨き+コーティング」には敵いません。
ペイントプロテクションフィルムはどのような方にオススメなのか!?
・屋内保管のお車
・高速走行が多く飛び石傷などから出来るだけ塗装を守りたいお車
上記2項目にどちらも該当するお客様にオススメで御座います。
屋内保管でほとんど乗らない方にはある意味コーティングで十分とも言えます。
屋外保管でもプロテクションフィルムで飛び石傷などを防止するには?
ずばり定期的なメンテナンスを行う事です。
また当店ではプロテクションフィルム用のセラミックコーティングも施工可能であり、
プロテクションフィルムのシミ付着を低減する事が可能です。
出来るだけリカバリー可能なプロテクションフィルム施工をご希望のお客様は、
当店が認定取次ぎ店となっているスプレープロテクションフィルム
「Fenix Scratch Guard フェニックススクラッチガード」がオススメです。
フェニックススクラッチガードはスプレータイプ(塗装タイプ)の最新プロテクションフィルムであり、継ぎ目のない美しいプロテクション加工が可能な商材です。
また磨きによるリカバリーも可能なため安心です。
スプレープロテクションフィルムのメリット
・フィルムと異なり繋ぎ目のないプロテクションフィルム加工が可能
・磨きによるリカバリーが可能
スプレープロテクションフィルムのデメリット
・費用がフィルムタイプよりも更に高い
・塗装タイプのため新車でもバンパー等を外して施工します
メリット・デメリットを考えると
費用は高いものの、貼ってあるのか分からないクオリティをお求めの方には大変オススメです。
最後に
ペイントプロテクションフィルムはどのお店にお願いするべきなのかを考えてみたいと思います。
現在ペイントプロテクションフィルムの施工をお願い出来るお店は大きく分けると下記に分類出来ます。
・フィルム専門店(プロテクションフィルム/カーラッピング)
・ディーラー
・磨きコーティング専門店(当店もこのカテゴリーに含まれます)
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
フィルム専門店
メリット→専門店のためフィルム施工のための設備環境が整っている事が多い
デメリット→フィルム施工前の下地処理は不安な場合が多い、メンテナンスが出来ない場合がある
ディーラー
メリット→納車前に施工をまとめる事が出来る
デメリット→営業マンが知識が少ない場合がある、費用高
コーティング専門店(当店)
メリット→ フィルム施工前の下地処理も安心。新車でも塗装は綺麗とは限りません。
プロテクションフィルム施工後のメンテナンスも可能。
プロテクションフィルム以外の部分のコーティングや下地処理も任せられる
デメリット→フィルム専用の施工場ではないため、
磨きコーティングのご予約が多い日程では施工来ない場合や
提携先の施工場を借りる場合がある
当店でも現在非常に多くのペイントプロテクションフィルムの施工やご相談を頂いているため、
新たにペイントプロテクションフィルム用の施工場も新設を予定しております。
お客様のお車の状態や保管状況に合わせて柔軟なご提案が可能です。
まずはお気軽にご相談下さい。
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