三浦郡葉山町のお客様より2022年式ポルシェ718ケイマンGTS4.0をお預かりさせて頂きました。

中古車をご購入されたタイミングで当店にボディコーティングをご依頼くださいました。

新車を注文したものの、いつ手元に来るか分からない昨今です。

お車を探していたところ中古車で高年式の良いお車が見つかりご購入されたとの事でした。

お車は仙台市のポルシェセンター様から購入し、

電話やメールでのやり取りであったため車両は詳しく見れていない状態でありました。

今回はボディチェック含め、塗装を新車以上に整えさせて頂き最新のセラミックコーティングを施工して参ります。

 

今回の施工内容

・セラミックコーティング「FEYNLABヒールライト」

・プロテクションフィルム用セラミックコーティング「FEYNLAB PPF&VINYL V2」

 

それでは施工を行って参ります。

まずは洗車を行いながらボディの状態チェックを行い施工プランを組み立てます。

お車の汚れやダメージはお車１台１台それぞれ違います。

状態をしっかり把握し、適切に処理を行っていきます。

チェックを行ってみると、

なんとフロントバンパーと左右フロントフェンダー、左右ヘッドライトにプロテクションフィルムが施工されていました。

オーナー様にすぐ連絡すると「ポルシェセンターからは何も聞いていなかったので知らなかった」との事。綺麗に施工されているので無理に剥がさす、プロテクションフィルムを施工してある箇所はプロテクションフィルム用セラミックコーティングを施工するご提案をさせて頂きご快諾頂きました。

ボンネットフードはPPFが施工されていないようでしたが、

細部を確認してみると糊残りが多数確認出来ました。

元々フロントセクションにプロテクションフィルムが施工してあった車両ですが、

PPFのシミが多くなってしまったためボンネットのみ剥がしたものと思われます。

PPFの糊の残りはシリコンオフにて溶かしながら除去していきます。

続いて気になったのが細かな部分の水シミ残りです。

外装の目立つ部分はポルシェセンター様にて納車前にクリーニングしたようですが、

細かな部分がまだ汚れております。

スケール除去剤を使用し科学的に水シミを分解除去していきます。

ビフォー

アフター

ドアやトランクの内側なども多く付着しておりました。

普段あまり目の届かない部分ですが、しっかり整えていきます。

スケールの除去が完了しましたら、花粉シミ除去です。

多くは付着していませんでしたがボディ上部に付着が見られました。

花粉は熱に弱いためヒートガンにて塗装を温めながら除去していきます。

ここから塗装の磨き作業を行っていきます。

塗装エッジ部分やプラスチックパーツ、今回はPPFが貼ってある箇所にマスキングテープで養生を行い安全かつ的確に磨きを行っていきます。

特殊照明で確認してみるとルーフ部分は磨き傷（バフ目）が多く確認出来ました。

深い傷があったか、ルーフもボンネット同様シミが多く磨きを行ったものと推測されます。

当店はこれらもしっかり整える事が可能ですのでご安心下さい。

ボディの形状や傷・付着物に応じてポリッシャー・バフ・コンパウンドの組み合わせを変え、

塗装を綺麗に整えていきます。

FEYNLABセラミックコーティングはこの研磨処理がしっかり行えていないと、

実は仕上がりが良く出来ないコーティングでもあります。

FEYNLABの技術認定取得にはこのような磨きのスキルも必要となります。

全ての研磨処理・下地処理が完了しましたら再度洗浄を行い、

塗装面を美しく整えます。

塗面が乾燥しましたらここからコーティング施工となります。

今回使用するコーティング剤は下記を使用します。

「FEYNLABヒールライトセラミックコーティング」

「FEYNLAB PPF&VINYLセラミックコーティング」

まずは通常の塗装面にFEYNLABヒールライトを施工していきます。

非常に粘性の高いセラミックコーティングであり施工には技術と知識が必要です。

コーティングを塗布し適切なタイミングでレベリング・拭き取りを行い、

美しく仕上げていきます。 

続いてフロントセクションに施工されているプロテクションフィルム部分にも、

PPF専用セラミックコーティングを施工していきます。

プロテクションフィルムには専用のコーティング剤を使用する事で、

フィルムを劣化させず定着を高めコーティング効果を発揮する事が可能となります。

全てのベースコーティングが完了しましたら一晩大型空調機にて乾燥を行った後に、

トップコートを施工していきます。

トップコートは「FEYNLAB Theオリジナルセラミック」を使用し、通常塗装部分とプロテクションフィルム施工部分両方に施工を行っていきます。

ドアの内側ステップ部分など細かな部分もしっかりコーティング保護していきます。

最後にボディ全体を仕上げ、施工完了となります。

仕上がったポルシェ718ケイマンGTS4.0(アゲートグレーメタリック)がこちらになります。

中古車とは思えない美しい仕上がりとなりました。

仕上がりを見て頂きオーナー様からも「隅々まで綺麗にしてくれて有難う！」と

お喜びの声を頂戴する事が出来ました。

この度はご依頼誠に有難う御座いました。

コーティング施工後のアフターフォローもお任せ下さい。

 

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