横浜市中区のお客様より新車AMG GT43クーペをお預かりさせて頂きました。
こちらのオーナー様からは3台目のご依頼となります。
いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。
AMG GT初となる4気筒2リッター電動ターボチャージャーの最新モデルとなります。お色はスペクトラルブルーとなり、オプションの21インチホイールや固定式リアスポイラーなどオプション満載の車両となります。前回のお車でサーブフェイスセラミックコーティングをお試し頂き、艶感の良さから今回のお車も同内容でご依頼頂きました。
今回の施工内容
・セラミックコーティング「サーブフェイスコートウルティマ」
・ホイールコーティング
・レザーシートセラミックコーティング
それでは早速施工に取り掛かって参ります。
まずはボディチェックからスタートです。
今回まずはじめに気になったのがボディの隅に溜まっている土・砂等の汚れです。新車納車後すぐに当店にお持ち込み頂きましたがこのように汚れが詰まっております。輸入車は海外の工場で完成したあと様々な経由地を経てオーナー様のお手元に届くため、その途中のモータープールで汚れの蓄積やダメージを受ける事は珍しい事では御座いません。
またルーフやピラーなどにはバフ目(磨き目)が確認出来ます。
フロントバンパーの角にはペーパー目の跡も御座います。
多少は致し方ない部分は御座いますがソリッドブラックパーツ部分には薄傷も確認出来ます。
またボディの数か所で塗装への付着物も確認出来ます。このように新車であっても様々な付着物やシミ、薄傷、バフ目などが存在します。新車だからと言って洗車後すぐにコーティングを行うのではなく、しっかり状態を確認しリセットを行ってからコーティングを行う事が重要です。
おおよその状態が把握出来ましたら施工を行っていきます。まずは洗車を行いながら隅の汚れを掻き出しクリーニングを行っていきます。
パナメリカーナグリルも1か所ずつ丁寧にクリーナーでクリーニングを子御なっていきます。
リアディフューザーやサイドスカート部分のピアノブラックパーツに水シミ(スケール)の固着が見られました。マットシルバーパーツは念のためマスキングテープで養生を行ってから酸性クリーナーケミカルでシミを科学的に分解除去していきます。
ビフォー
アフター
隙間などにつまっていた汚れは綺麗にクリーニングが完了しました。
洗車では落とす事の出来ない水シミ(スケール)もリセット完了です。(写真がなくて申し訳御座いません)
下地処理クリーニングが完了しましたら、ここから磨き作業に入っていきます。塗装エッジ部分やプラスチックパーツなどは予めマスキングテープで養生を行っておき、安全かつ的確に磨き作業が行えるための準備を整てから磨いていきます。
遮光を行い特殊スポットライト下にて塗装面をしっかり確認しながら、丁寧に磨き上げていきます。先程確認した薄傷や付着物の除去は勿論ですが、塗装を平滑にしながら塗装自体の光沢を引き上げ、コーティングに最適な下地へと仕立てていきます。
バフ目(磨き目)が入っている箇所も丁寧に修正を行っていきます。
ソリッドブラック部分は磨き傷が入らないよう慎重に仕上げていきます。
細かな箇所はミニポリッシャーを使用し隅々まで磨いていきます。全ての磨き作業が完了しましたら再度洗車を行いお車を綺麗な状態に整えます。
ビフォー
アフター
バフ目も綺麗にリセット完了です。
ビフォー
アフター
ボディ全体に付着していた付着物も綺麗にリセット完了です。
ビフォー
アフター
ピアノブラックパーツも薄傷がなくなり綺麗に整いました。
準備が整いましたら、ここからコーティング施工に入っていきます。今回お選び頂いたコーティング剤はドイツ製セラミックコーティング・サーブフェイス社の最上級モデル「コートウルティマ」です。耐薬品性が非常に高く撥水性も抜群のコーティング剤です。またこのコーティングは1層完結モデルのため、多層式セラミックコートと比べ塗装本来の光沢感を引き出すには非常に良いコーティング剤となります。
コーティング剤は下地を整えた塗装面に丁寧に塗布していきます。
1パネルコーティングを塗布出来ましたら、確認用ライトを使用し拭き残しや微細なムラなどがないか徹底的にチェックと仕上げを行いながら進めていきます。サーブフェイスコートウルティマセラミックコーティングは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するためです。
ソリッドブラックパーツは塗り傷・拭き傷にも注意が必要です。
リアスポイラーの裏側も勿論コーティングとチェックを行います。中々ここまでやるコーティング屋さんも珍しいかもしれません。
1パネルづつ丁寧にコーティングを施工していきます。当店はドイツサーブフェイス社の認定施工店ですので安心してお任せ下さい。
リアディフューザーの裏側やドアの内側など細かな部分も隅々までコーティング施工していきます。全てのボディコーティング作業が完了しましたら、ここからオプションコーティングを行っていきます。まずはホイールコーティングを行います。
リムの奥まで丁寧にクリーニングと脱脂の下地処理を施した後、耐熱ホイールコーティング剤をスプレー工法で施工していきます。スプレー工法で施工する事によりこのような複雑な形状のホイールでもムラなく満遍なくコーティングが可能となります。
今回窓ガラスはディーラー様でコーティングされておりますので、内装のレザーシートコーティングに入っていきます。まずは外装同様、内装もクリーニングを行う事からスタートです。新車でも内装が汚れている事は珍しくないためコーティング前の下地処理は欠かせません。
汚れがシボの目に入り込んでいる箇所はマイクロブラシで優しく汚れを掻き出しクリーニングしていきます。
クリーニングが完了しましたら、コーティング前にマスキング作業を行います。不用意にレザーコーティング剤が付着してしまい色味などが変わらないようにコーティングが付着しそうな箇所は予め養生を行い準備を整えます。
準備が整いましたら、ここからレザーシートコーティングを行っていきます。今回使用するコーティング剤は「ULGOレザーセラミックコーティング」です。色移り防止機能・耐スリ性・耐久性に優れたレザー専用セラミックコーティングです。
こちらのコーティング剤をムラが出ないよう丁寧にレザーにコーティングしていきます。レザーシートコーティングは失敗してムラが出てしまうと直すのが非常に難しいコーティングです。当店では業界トップクラスのレザーコーティングを手掛けておりますので安心してお任せ下さい。
フルセットでご依頼頂いておりますのでハンドルや左右ドアトリムなど手が触れて汚れやすい箇所も合わせてコーティングを行っていきます。
当店のレザーシートコーティングは見た目や質感をほとんど変える事無くコーティングを行う事が可能です。レザーコーティングを行い艶々になってしまったり、ツルツル滑ってしまい運転しにくいという事も御座いません。
全てのコーティング施工が完了しましたら、最後にもう一度チェックと最終仕上げを行い完成となります。仕上がったAMG GT43 Coupeがこちらになります。
こちらのお車はオーナー様の奥様がお乗りになられる車両であり、
奥様からも「大変満足です!」と嬉しいお言葉を頂戴する事が出来ました。
この度は3台目のご依頼誠に有難う御座いました。
今後も綺麗な状態が維持出来るようサポートさせて頂きますので引続き宜しくお願い致します。
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