川崎市幸区のお客様よりマダーレッドが素敵な新車LEXUS NX350をお預かり致しました。

ご納車前よりご相談・ご予約誠に有難う御座います。

マダーレッドにTRDエアロが装着された非常にスポーティーなNXで御座います。

以前のお車でもFEYNLABヒールプラスセラミックを施工されており、コーティングの艶感が非常に良かった事から今回もFEYNLABヒールプラスセラミックにてご依頼を頂きました。

 

今回の施工内容

・最上級セラミックコーティング「FEYNLABヒールプラス」

・ホイールコーティング

・フロントガラスコーティング

・窓ガラス全面コーティング

・ガラスルーフコーティング

・フロントグリルコーティング

 

それでは早速施工を行って参ります。

ディーラー様でお車をお受け取りになられ、そのままお持ち込み頂きました。

まずはボディチェックからスタートです。

お預かりした時は洗車傷も少なく状態は良好に思えましたが細部を確認していくと、、、

細かなシミがボディ全体に付着している事が確認出来ました。

ボディ全体も全体的にヌルヌルしており納車時にお車を良く見せるための仕上げ剤または艶出しシャンプーのようなものが悪さしているように感じました。

ピアノブラックのTRDパーツにも当然シミが固着しております。

ドアを開けた内側までシミが広がっております。

これはその仕上げ剤入りのシャンプーで洗車を行い、

細部や開けた箇所の水を拭き取らなかった事が要因と思われます。

このような仕上げであれば逆に何もしない方が綺麗な場合も、、、

ボディに付着していると言う事は当然窓ガラスにもシミが固着しております。

ボディ・窓ガラスとシミが付着していればホイールもやはり付着しておりました。

お車の状態を把握出来ましたらまずはこれらをコーティング前にリセットする事からスタートです。

洗車でボディ表面の塵埃を落とした後、スケール除去剤を使用しボディ全体に固着しているスケール（水シミ）を分解除去していきます。

ボディ１パネルづつ丁寧に確認をしながらシミを取り除いていきます。

エンブレムなどの細部をスケールで除去する際はスケール除去剤が細部に滞留しないような注意工夫も必要です。

また材質により腐食や色変化がないかもしっかり確認をしながら進めていきます。

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

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アフター

細部まで綺麗にシミを除去する事が出来ました。

続いてホイールクリーニングを行っていきます。

ホイールの内側からボルトナットの中まで綺麗に洗浄を行っていきます。

ホイールもボディ同様クリーナーを使用しシミを分解除去し、脱脂を行い仕上げていきます。

ビフォー

アフター

ブラックホイールの美しさを取り戻しました。

ブラックホイールやマットホイールはお手入れが難しいホイールです。

後ほどホイールもコーティングを行っていきます。

下地処理クリーニングが完了しましたら、続いて窓ガラスの下地処理を行っていきます。

窓ガラス周りのゴムパーツにコンパウンドが入り込まないよう周辺をマスキングテープで養生を行ってから専用研磨剤で磨いていきます。

新車でも先程のように窓ガラスにシミが固着している事は珍しくありません。

ボディに使用した酸性クリーナーで窓ガラスのシミも除去する事は可能ですが、

酸性溶剤が窓ガラス表面を溶かし酸焼けを起こすリスクも御座います。

（ガラスのタイプや酸の濃度によります）

またシミや付着物と同様に油膜が付いている事も珍しくありません。

窓ガラスコーティング前にこれらをしっかり取り除いてあげる事でコーティングの定着を高め、美しく透明感ある窓ガラスに仕上げる事が可能となります。

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窓ガラスも綺麗にリセット完了です。

窓ガラスの下地処理が完了しましたらマスキングテープを貼り替えボディ研磨を行っていきます。

新車の塗装に合わせ塗装表面の薄皮を剥ぐイメージで微細な薄傷と塗装曇りを除去し美しい塗装面へと仕上げていきます。

１パネルづつ特殊ライトで塗装面を確認しながら丁寧に磨き上げていきます。

ソリッドレッドは非常に傷やシミが目立つお色であり、塗装も繊細です。

研磨工数を増やしながら光沢感を引き出していきます。

最終仕上げはソフトウレタンバフでボディ全体を整えていきます。

全ての磨き作業が完了しましたら、コーティング前に一旦洗車を行いボディをリセットします。

洗車が完了しましたら水抜きを行い、ここからようやくコーティング施工となります。

今回お選び頂いたコーティング剤は「FEYNLABヒールプラス」です。

当店最上級のセラミックコーティングであり、

艶感も他の優秀なセラミックコーティングよりも更に美しい艶感を作り出します。

また6液４層の強靭なセラミック被膜は外的要因（雨・鳥フン・虫死骸・UV）などへの耐性も強く、塗装を強力に保護する他、熱による薄傷の自己修復機能も有しています。

FEYNLABヒールシリーズは塗装に浸透するタイプのセラミックコーティングであり溶剤がとても強いタイプとなります。そのため施工出来る車種に限りが出る他、材質によっては施工出来ない箇所も御座います。今回のお車も塗装が弱い樹脂部分などはコーティング前に予めマスキングテープで養生を行いコーティングを施工していきます。

液剤を調合しまずはベースコートを塗布していきます。

ベースコートはSTEP1、STEP2、STEP3を塗り重ねていき多層化していきます。

液剤はまるでクリアコートやニスのように粘質の高い状態となり表面に硬化・浸透していきます。

これを綺麗にレベリングさせながら仕上げていくのが非常に難しく技術にいるところです。

1パネル施工が終る事にコーティングチェック用ライトを使用し、ムラや拭き残しなどがないか徹底的にチェックを行っていきます。FEYNLABヒールプラスは一度硬化すると磨き以外では除去出来ない程強靭なコーティング被膜を形成するためチェックが重要です。

特にエンブレム付近など細かな箇所へのベースコート施工は難易度が非常に高いのです。

当店では圧倒的な施工経験を元にこれらの細部でも綺麗にコーティング施工を施す事が可能です。

1パネルづつコーティングを塗布→レベリング→チェック→修正を行っていくため、通常コーティングの３倍以上の時間が必要となります。

非常に大変な作業ではありますがお客様にお喜び頂く瞬間のためスタッフ一同、集中し丁寧に施工を行っていきます。お車が仕上がりお客様にお喜び頂く瞬間が我々職人の一番の報酬であるためです。

細部はコーティングの拭き残しが出やすい箇所です。

隅々までチェックライトで確認を行いながら仕上げていきます。

自己修復機能を持つヒールシリーズを塗布出来ないパーツは非自己修復機能（セラミックシリーズ）タイプでコーティングを行っていきます。無理に材質の弱いパーツに強い溶剤のコーティングを塗布すると綺麗に仕上がらなかったり、最悪の場合ケミカルクラックが発生してしまうからです。そのため当店ではFENLABヒールプラスをご用命頂いても塗装に合わないと判断する場合は別のコーティングタイプをオススメさせて頂いております。（FEYNLABヒールプラスを施工した方が売上は良いですが、それよりもお客様に最適なタイプを優先させて頂いております）

ベースコートの施工が完了し一晩乾燥を終えましたら４層目のトップコートを施工していきます。

トップコートはベースコートの保護に加え、更なるスリック性と艶感をもたらします。

ドアの内側やヘッドライト・テールライトなど細部に渡りコーティングを施していきます。

トップコートもベースコート同様、最後にコーティング確認用ライトと職人の目視で悪いところがないか徹底的にチェック・仕上げを行っていきます。当社はこの最終仕上げに非常に時間を費やします。この業界の職人によくある磨きに重点を置き過ぎて、仕上がりが疎かになっているところを良く見てきたからです。せっかく磨きや下地処理を丁寧に行っても仕上げが悪くてもは元も子もないからです。当店では最初から最後まで一貫したクオリティを保つ努力を日々行っております。

ボディコーティングが完了しましたら続いてオプションコーティングに入ります。

まずは窓ガラスコーティングです。

下地を整えた窓ガラスに窓ガラス用高耐久フッ素ハイブリットコートを施工していきます。

窓の隙間なども窓ガラスを開け隅々まで施工を行っていきます。

当店の窓ガラスコーティングは雨天時の視界確保は勿論ですが窓ガラスへのシミやウロコ固着低減に大変有効的です。ボディが綺麗でも窓ガラスが汚くても台無しになってしまいます。是非ボディと合わせて窓ガラス全面のコーティング施工もご検討下さい。

勿論内窓も綺麗に仕上げてご納車致します。

窓ガラスの施工が完了しましたら続いてホイールコーティングを行います。

クリーニングと脱脂を施したホイールに吹付工法でコーティングを施工していきます。

吹付工法（スプレー工法）を行う事で複雑な形状のホイールでも隅々までコーティングが可能となります。ホイールコーティングは施工してもホイールはダストで汚れますが、日々のお手入れや１年後のホイール状態は施工してあるのと無いとのでは大きな差が出て参ります。特にブラック塗装ホイールやマット塗装ホイールはホイールコーティングがマストです。

同じ要領でフロントグリルのコーティングを行っていきます。

レクサス車を始め近年のお車はフロントグリルが大型化・複雑化しております。

この箇所は汚いと台無しです。スプレー工法で隅々までコーティングを施工しておき、日々の洗車時にブロアーで水を飛ばしてあげれば複雑な形状のグリルでも長期に渡り美観維持が可能となります。

全てのコーティング施工が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。

仕上がったLEXUS NX350がこちらになります。

非常に綺麗に仕上がったのではないでしょうか。

ご納車前にご来店頂いたお客様方からも「綺麗ですね！」と非常に好評でした。

ご納車時に日頃の洗車方法やメンテナンスなどについてご案内させて頂きご納車完了です。

この度はご依頼誠に有難う御座いました。

 

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