横浜市青葉区のお客様より新車ポルシェ911カレラTをお預かり致しました。

こちらのオーナー様からは２台目のご依頼です。

いつも当店をご愛顧頂き誠に有難う御座います。

通常のカレラを軽量化し動力性能を更に高めたスポーツモデルです。以前コーティングを施工させて頂いたお車の仕上がりを気に入って頂き、「水洗いだけでも車が凄い綺麗になる」と今回増車したお車もコーティングをご依頼下さいました。

 

今回の施工内容

・セラミックコーティング「FEYNLABヒールライト」

・ホイールコーティング

・スリックフロントガラスコーティング

・窓ガラス全面コーティング

・レザーシートコーティング（フロントセット）

 

それでは早速施工を行っていきます。

まずは洗車を行いボディ表面に付着している汚れを洗い流していきます。

今回のお車はボディコンディションが非常に良く写真に写らないような多少の薄傷があったものの、シミ等はなどがない状態でした。（珍しい）

洗車後マスキングテープで塗装エッジ面やゴム・プラスチックパーツなどを養生し、塗装面を整え光沢を更に引き出していきます。

形状や薄傷の状態に合わせてポリッシャーやバフ・コンパウンドの組み合わせを変えながら磨いていきます。

側面も特殊ライトで塗装面を１パネルづつ確認しながら丁寧に磨き上げていきます。

傷が少し深い箇所はシングルエアポリッシャーで傷抜きをした後、塗装を更に整えていきます。

ボディの磨きが完了しましたら続いて窓ガラスの下地処理を行っていきます。

窓ガラスも新車であってもシミや油膜などが付着している事は珍しくありません。

特殊セリウムと専用バフで窓ガラスを磨いていきます。

今回は窓ガラス全面コーティングにてご依頼頂いておりますので、フロントガラス以外の窓ガラスも全て下地処理を行っていきます。

全ての下地処理が完了しましたら再度洗車を行いボディ状態を一度綺麗にリセットします。

洗車後がブロアーやエアーを使用し隙間などに溜まっている水分を完全に水抜きしていきます。

一晩乾燥を終えましたら、ここからようやくコーティング施工となります。

今回お選び頂いたコーティング剤は「FEYNLABヒールライト」セラミックコーティングです。

世界で初めて自動車塗装保護用のセラミックコーティングを開発したFEYNLAB社のハイスタンダードセラミックコーティングです。高耐久・高い艶感・スリック性・耐薬品性を兼ね備えた人気のコーティングです。また薄傷の自己修復機能も有しており塗装面が70度以上に温まりますと洗車傷などの薄傷が自己修復致します。こちらのコーティング剤はFEYNLAB社から認定を受けた施工店のみが施工を許されているものであり、当店は神奈川県初の認定施工店となります。

塗装に浸透結合するコーティング剤のため塗装面や材質が弱い箇所に使用出来ません。そのためベースコーティング時にもマスキングテープによる保護処理が必須であり、施工方法も非常にユニークです。

FEYNLABヒールライトは3つの液剤を使用し2層の強固なコーティング被膜を形成します。

ベースコーティングを１パネルづつ丁寧に塗装面に塗布していきます。

非常に粘性の高いコーティングのため拭き取りにもコツが必要です。

特にエンブレム周辺など細かな箇所を綺麗に仕上げるには技術と経験が必要です。当店では関東圏内でもトップクラスのセラミックコーティング施工経験があるため安心してお任せ下さい。

１パネルコーティングが塗布出来ましたらコーティング確認用ライトを使用しコーティングのムラや拭き残しなどがないか徹底的にチェックを行います。FEYNLABセラミックコーティングは一度硬化すると磨き以外では除去出来ないほど強固なコーティング被膜を形成するため慎重に仕上げていきます。

ベースコートの施工が完了し所定のインターバルを置きましたらトップコートを施工していきます。トップコートにはFEYNLABオリジナルセラミックを使用し更なる艶感・スリック性を高めていきます。

トップコートも１パネルづつ丁寧に塗布していきます。

ヘッドライトやドアの内側、エンジンルーム内まで隅々までコーティングを施していきます。

トップコートも最後にコーティング確認用ライトで最終確認を行いながら仕上げていきます。

ボディコーティングが全て完了しましたらオプションのコーティングに取り掛かります。まずはスリックフロントガラスコーティングです。フロントガラスのスリック性を高め雨天時でも快適な視界を確保すると同時に、特許ワイパーゴムに変更する事により輸入車の嫌なワイパービビりを低減する事が可能です。輸入車にお乗りのお客様にはマストなオプションメニューとなっております。

その他の窓ガラスも隅々まで丁寧にコーティングを塗布していきます。カレラTの場合、軽量化で窓ガラスの厚みも薄くなっていると聞いております。窓ガラスに傷が入らないよう慎重に進めていきます。

透明感ある美しい窓ガラスに仕上がりました。

窓ガラスが仕上がりましたら続いてホイールコーティングを行っていきます。

ホイールの奥まで綺麗にクリーニングと脱脂を行った後、耐熱用ホイールコーティング剤をスプレー工法で施工していきます。ホイールのような複雑な形状であっても隅々までコーティングが可能です。ホイールの場合膜厚よりもホイール全体へのコーティング塗布とムラなく均一に施工する事が重要なためこのような方法で施工を行っております。（手塗りのホイールコーティングは拭き残しが出るリスクが高いため）

ホイールも綺麗に仕上がりました。

輸入車の場合ブレーキダストが非常に多くでるためホイールが汚れやすい傾向にあります。ホイールコーティングを施工する事でダストの固着を低減しお手入れを楽にする事が可能です。

外装のコーティングが全て完了しましたら最後に内装コーテインングを行っていきます。まずは外装同様内装もコーティング前にクリーニングを行い下地を整えていきます。

こちらが今回の内装汚れです。黄色いマイクロファイバータオルが黒くなっています。新車でもこのように汚れている事は珍しくありません。

クリーニングが完了しましたらコーティング剤を付けたくない箇所にマスキングを貼った後、レザーコーティング剤を手塗りしていきます。

当店のレザーコーティングは見た目や質感をほとんど変える事無くコーティング施工が可能なため大変好評を頂いております。コーティングしてツルツル滑ってしまったり、安っぽいツヤが出てしまう事も御座いません。

レザーコーティングは見た目や質感がほとんど変わらないため施工したては効果がよく分かりませんが、１年後などにメンテナンスにてお車をお預かりした際にレザーを確認するとかなりの違いが御座いません。近年のお車は繊細なレザーを使用しているお車も多いため外装と合わせて内装レザーシートコーティングがオススメです。

全てのコーティング作業が完了しましたら最後にお車全体を整え完成となります。

仕上がったPorsche911CarerraTがこちらになります。

ご納車日は生憎の天気では御座いましたがお喜び頂く事が出来ました。

この度もご依頼誠に有難う御座いました。

愛車のカーケアコンシェルジュとして美観の相談・維持はお任せ下さい。

誠に有難う御座いました。

 

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